日本の給料が上がらない本当の理由、飲食店の現場で見えた話。
# これからのキャリアについて
「ありがとう」
そう言われて、あなたは相手の目を見ただろうか。
先日、私が働く店に来た外国人のお客様は、料理を運ぶたびに、必ず目を見て「サンキュー」と言ってくれた。
そして帰り際、気前よくチップを置いていった。
その額、日本人のお客様の、実に5倍以上。
支払いも、マナーも、文句のつけようがない。
もちろん、日本人のお客様のマナーが悪いわけではない。
ただ、違う種類の"良さ"がそこにはあった。
この光景を、私はここ数年、何度も見てきた。
そして、そのたびに、ある恐怖が背中を這い上がってくる。
「このままでは、いつか日本人が、美味しい料理を食べられなくなる日が来るかもしれない」
大げさだと思うだろうか。
だが、日本人の平均給料は、この数十年、ほとんど上がっていない。
一方で、海外との経済格差は、静かに、しかし確実に広がっている。
なぜ、こんなことになったのか。
私は、日本の教育に理由の一端があると思っている。
空気を読むこと。
協調性を大切にすること。
みんなと同じであること。
私たちは、幼い頃から、そうやって育てられてきた。
そのおかげで、この国は争いなく、平和を保ってきた。
それ自体は、素晴らしいことだ。
だが、その裏側で、私たちはもう一つのことを、無意識に刷り込まれてきた。
「ルールは、誰かが作るもの。自分は、それに従うもの」
リスクを取らない生き方。
減点されない生き方。
私のような凡人には、それが一番"ベター"な選択だったのかもしれない。
しかし、これから世界をリードしていくためには、ルールを作る側に回れる人材が、もっと必要になる。
日本人にとって有利な環境を、自分たちの手で作れる人間が。
そうでなければ、冒頭のあの光景は、この国の日常になっていく。
私が、まだ何の結果も出ていない副業のSNS発信を始めたのは、正直に言えば、この恐怖心からだった。
かっこいい動機ではない。
でも、動き出さなければ、何も変わらないことだけは分かっていた。
そして、動き出してみて、一つ気づいたことがある。
AIの登場で、知識そのものは、もう誰にでも平等に手に入るようになった、ということだ。
差がつくのは、その先。
行動できるかどうか。
自分の時間とお金を少しずつ懸けて、リスクを取り続けられるかどうか。
そこだけだ。
そしてもう一つ。
私も含めて、文章を書くことや、自分を表現することが苦手な人間にとって、AIはとてつもなく心強いパートナーになる。
なる、というより、もうなっている。
これから必要なスキルは、専門性だけでは足りない。
発信力。
分析力。
リサーチ力。
この3つが、今まで以上に問われる時代が来る。
私はまだ、noteを始めたばかりの初心者だ。
胸を張れるような実績は、何一つない。
それでも、これからもAIと上手く付き合いながら、いろいろなことを試していきたいと思っている。
まだ手をつけられていないが、本業である調理師・ソムリエとしての仕事にも、AIを活かしていきたい。
不安がなくなったわけではない。
それでも、その不安を抱えたまま、楽しく、ワクワクしながら、夢や希望を忘れずに進んでいきたい。
皆さんも含め、私が明日からできることは、
AIに向かって、たった一つ「今の自分に足りないものは何か」と問いかけてみることです。
あなたの場合は、どうですか。
専門性、発信力、分析力、リサーチ力。
この中で、あなたが今、一番磨きたいものはどれですか。
もしよければ、コメント欄で聞かせてください。
同じように、これからのキャリアに漠然とした不安を抱えている人と、一緒に考えていきたいと思っています。
そして、次回。
専門性もない、発信力もない、そんな人間でも生き残るために持つべき「たった一つの武器」について書こうと思います。
お楽しみに。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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