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Android 16

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Android 16
Android ファミリー
Android 16のスクリーンショット
開発者
Google
ウェブサイト android.com/16
リリース情報
リリース日 2025年6月10日 (14か月前) (2025-06-10)[1]
ソースモデル オープンソースソフトウェア
カーネル モノリシックカーネルLinuxカーネル
先行品 Android 15
後続品 Android 17
サポート状態
サポート中

Android 16(アンドロイド 16 | コードネーム:Baklava)は、Google が主導する Open Handset Alliance により、作成されたモバイルオペレーティングシステムAndroid16番目のメジャーリリースである。2024年11月から、デベロッパープレビューがされていた。2025年6月10日にリリースされた[1][2]

履歴

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Android 16の開発者プレビューロゴ

Android 16の内部コードネームは「Baklava(バクラヴァ)」[3]。「Baklava」への移行は、Googleの最近の開発アプローチの変更、特にAndroid 14からビルドプロセスと頭文字をアルファベット順に命名する規則を合理化した「Trunk Stable Project」を反映している。この変更はAndroid 14 QPR2ビルドで有効になり[4]、それらのビルドIDと、2024年にリリースされたAndroid 15ビルドのビルドIDは文字Aで始まったが、後者の内部コードネームは依然として古いアルファベット順に従っていた[5]。その後、開始文字が2025年にBに変更されたため、その変更を反映するためにコードネームとして「Baklava」が選ばれた[6]

2024年11月19日にAndroid 16の最初の開発者プレビュー(DP1)がリリースされ、2024年12月18日に2回目の開発者プレビューがリリース。2025年1月23日に最初のベータ版がリリースされ、その直後の2025年2月13日に2回目のベータ版がリリースされた。2025年3月13日にリリースされた3回目のベータ版は、プラットフォームの安定性のマイルストーンとなった[7]。2025年4月17日にAndroid 16で最後のベータ版がリリースされた[8]

Android 16はLinuxカーネルバージョン6.12に基づいている。ただし、一部のデバイスでは、依然として以前のカーネルバージョン(ほとんどのGoogle Pixelデバイスのバージョン6.1および6.6を含む)が実行されている。

リリース

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Android 16より、リリース日が第2四半期に変更になり、毎四半期に Quarterly Platform Release (QPR) をリリースし、半年に一度APIレベルの更新を行い、APIレベルには小数点がつくように変わった。以下の4つがリリースされた[1][9]

  1. Android 16 - リリース日は2025年第2四半期(6月10日)。APIレベルは36.0。
  2. Android 16 QPR1 - リリース日は2025年第3四半期(9月3日)[10]
  3. Android 16 QPR2 - リリース日は2025年第4四半期(12月2日)。APIレベルは36.1[11]
  4. Android 16 QPR3 - リリース日は2026年第1四半期(3月3日)[12]

新機能と変更点

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カメラ

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正確な色温度色合いの調整

プロの動画撮影アプリをより適切にサポートするため、色温度色合いの微調整をカメラでサポートする機能が追加された。

ハイブリッド自動露出

Camera2 に新しいハイブリッド自動露出モードが追加された。これにより、露出の特定の部分を手動で制御しながら、残りの部分を自動露出(AE)アルゴリズムに処理させることができる。

モーションフォトのキャプチャインテントアクション

カメラアプリにモーションフォトをキャプチャして返すようリクエストする標準インテントアクションが追加された。

カメラの夜景モードのシーン検出

アプリが夜景モードのカメラ セッションとの切り替えを行うタイミングを把握できるようになった。

グラフィック

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AGSL によるカスタム グラフィック エフェクト

しきい値セピア色相飽和度などの複雑なエフェクトを作成して、描画呼び出しに適用できるようになった。

セキュリティ

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安全なインテント

Android 16以降をターゲットとするアプリの場合、Android のインテント解決メカニズムのセキュリティが強化されている。

検出タイムアウトコンパニオン アプリに通知されなくなった

デバイスが検出されなかった場合、CDM はアプリに通知しなくなる。

鍵共有 API

Android Keystore キーへのアクセスを他のアプリと共有する API が追加された。

Intent リダイレクト攻撃に対するセキュリティを強化

「Intent」リダイレクト エクスプロイトに対するデフォルトのセキュリティ強化ソリューションが導入された。

MediaStore バージョンロックダウン

Android 16以降をターゲットとするアプリの場合「MediaStore#getVersion()」はアプリごとに一意になる。

パフォーマンスとバッテリー

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ApplicationStartInfo の開始コンポーネント

開始をトリガーしたコンポーネントのタイプを区別するために「getStartComponent()」が追加された。アプリの起動フロー最適化する際に役立つ。

自動調節型のリフレッシュレート

「hasArrSupport()」、「getSuggestedFrameRate(int)」が導入され、「getSupportedRefreshRates()」が復元されるため、アプリで ARR を簡単に利用できるようになった。

システム トリガー プロファイリング

「ProfilingManager」 にシステム トリガー プロファイリングが導入されました。アプリは、コールド スタート「reportFullyDrawn」や ANR などの特定のトリガーのトレースの受信を希望することを登録できる。これにより、システムがアプリに代わってトレースを開始 / 停止。トレース完了後、結果はアプリのデータ ディレクトリに配信される。

ADPF のヘッドルーム API

「SystemHealthManager」に「getCpuHeadroom」 API と「getGpuHeadroom」API が導入されました。これらの API は、ゲームやリソースを大量に消費するアプリに、利用可能な CPU リソースと GPU リソースの推定値を提供するように設計されている。

ほか多数。

QPR1の変更点

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  • Material Youを刷新し、UIデザイン基盤「Material 3 Expressive」を導入[13][14]

など。

QPR2の変更点

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  • APIレベルが36.1になった。
  • ユーザー体験とカスタマイズの強化
    • 拡張ダークテーマ
    • カスタムアイコンシェイプと自動テーマ設定
    • インタラクティブなChooserセッション
  • 生産性とアプリパフォーマンスの向上
    • Linux開発環境内にて、GUIアプリケーションが実行可能になった
    • 世代別ガベージコレクション
    • ウィジェットエンゲージメントメトリクス
  • メディア、接続性、健康
    • IAMF (Immersive Audio Model and Formats) 対応。Bluetooth LEオーディオ用のオーディオ共有。
    • Health Connectの更新
    • AndroidとiOSデバイス間でのスムーズなデータ移行
  • プライバシーとセキュリティの強化
    • アプリのインストール時の開発者検証
    • SMS OTP保護
    • セキュアロックデバイス

など[11]

QPR3の変更点

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  • デスクトップモード追加

など[12]

脚注

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出典

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  1. 1 2 3 Android Developers Blog: Android 16 is here (2025年6月10日). 2025年10月25日閲覧。
  2. Android 16 is out, complete with new features for Pixel phones including live notification updates (英語). Engadget (2025年6月12日). 2025年6月14日閲覧。
  3. Android 16: Confirmed features, codename, leaks, release date, and everything else we know so far (英語). Android Authority (2024年11月19日). 2024年11月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月20日閲覧。
  4. How Android feature development is changing with Trunk Stable (英語). Android Faithful (2024年11月15日). 2024年11月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月2日閲覧。
  5. This is Android 16's codename — and it's not what you're expecting (英語). Android Authority (2024年9月30日). 2025年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月2日閲覧。
  6. This is the Android 17 codename, and it's not what you guessed (英語). Android Authority (2025年8月9日). 2026年5月2日閲覧。
  7. The Third Beta of Android 16 (英語). Android Developers Blog. 2025年3月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年2月14日閲覧。
  8. The Fourth Beta of Android 16 (英語). Android Developers Blog. 2025年4月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月19日閲覧。
  9. Android Developers Blog: Android 16 QPR2 Beta 1 is here (2025年8月20日). 2025年10月25日閲覧。
  10. Li, Abner. Google rolling out Android 16 QPR1 with Material 3 Expressive redesign for Pixel”. 9to5Google. 2025年10月25日閲覧。
  11. 1 2 Android Developers Blog: Android 16 QPR2 is Released (2025年12月2日). 2025年12月4日閲覧。
  12. 1 2 スマホをモニター接続→PCみたいに操作できる「デスクトップモード」 一部のPixel・Galaxyに提供開始”. ITmedia NEWS. 2026年6月15日閲覧。
  13. Material Design (英語). Material Design. 2025年7月25日閲覧。
  14. Expressive Design: Google's UX Research (英語). Google Design. 2025年7月25日閲覧。

参考文献

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外部リンク

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