見出し画像

眼科と膀胱エマージェンシー

去年から目の調子が悪くて月に一度眼科に通っている。

症状としては目の表面に細かい傷がたくさん入っている事と重度のドライアイなのだが、治療の為に専用の目薬二本と軟膏を処方してもらっている。

点眼は一日四回行わなければならないので出かける時に忘れずに目薬を持ち歩くようにしている。

先生の指導を受けながら愚直に治療を続けているうちに少しづつ見えづらかった視界が改善していく体感があった。

そんな目薬が少なくなったので今日は眼科にかかってきた。

これまでは開院直後に訪れていたのだが早い時間の病院は患者さんが多くて待ち時間がかなり発生するのが地味にストレスだった。

そこで同じ眼科に行っている知り合いから、あそこは午前の部を締め切る直前の十一時過ぎに行くとすぐに診てもらえるぞというので今日は物は試しとその時間帯に訪問。

病院に入ると待合室はギュウギュウだった。

何だ結局待つことになるのかよとガセを掴まされた刑事の気分になりつつも受付を済ませる。

座る場所も無いので立ったままで読書に現実逃避。

すると待つ事、五分くらいで看護師さんに名前を呼ばれた。

慌てて返事をして診察室に入って目の現状を確認。

検眼台に顎を乗せてライトで眼球を診てもらう。

途中で目に薬を入れて青いライトを見つめる。

先生からロジャーさん目の傷はだいぶ良くなっていますねと嬉しいお言葉を頂いた。

それからドライアイも改善の兆しがあるようでこのまま治療を続けましょうと淡々と言われた。

ここの先生は感情の喜怒哀楽が薄めなので表情が読めない。

それでも少しだけ和やかな雰囲気で診察自体は二分くらいで終了。

お薬を出しておきますねと言われて診察室を出て混み込みの待合室に戻る。

私の後に名前を呼ばれる人は誰もおらず、どうやら皆さんは精算待ちで椅子に座っている事が分かった。

そこで急に尿意を感じた。

軽めの感覚で少しくらいなら我慢できるかなという程度だったのでトイレに行かずに受付から自分の名前が呼ばれる事を待った。

五分、十分、十五分…続々と患者さんの名前が呼ばれて自動精算機で支払いを済ませている。

尿意は徐々に強くなる。

待合室から少しづつ人が減ってきたので椅子に腰かけると思っていた以上に膀胱の限界が近いことが分かった。

とはいえ、いつ自分の名前が呼ばれるのか分からないのでおちおちトイレにも行けない。

ニ十分、三十分と時計の針は着実に進んでいく。

私の膀胱メーターの限界も近づいていく。

残りの患者さんは三分の一くらい、どうしようトイレ行くか?でも名前を呼ばれたらすぐに清算をしなければなと心の中の尿意の天使と悪魔が葛藤する。

もじもじしながらなるべく何も考えないように読書に集中する。

それからさらに待つこと十分、残りの患者さんは私とお爺ちゃんの二人だけになった。

あと少しだと括約筋を引き締めて耐えに耐え抜く。

先に呼ばれたのはお爺さんの方で結局私は最後の一人だった。

もはや立ち上がるだけで粗相をしそうになるくらい限界だったが何食わぬ顔で清算をして処方箋を受け取る。

ようやく解放されたので涼しい顔をしてチョコチョコとペンギン歩きでトイレに駆け込んだ。

ズボンのチャックを開けて狙いを定めて大放出。

貯めに貯めた分、シャーッというものすごい勢いで膀胱にたまった水分が体外に排出されていく。

脳内イメージは黒部ダムの放水シーンである。

最後の一滴まで絞り出した後は快楽物質であるドーパミンがドバドバと出ていたと思う。

はぁ~っと地獄の苦しみから解放されて頭の中で天使たちがラッパを吹きながらコングラッチレーション!と称えてくれる。

今回の通院で分かったのは昼前に行くと待合室にいるのはほとんどが精算待ちの人で自分の名前が呼ばれるのはずっと後だという貴重な知見を得た。

すっきりした頭と膀胱で薬局に立ち寄って目薬と軟膏を出してもらった。

ここでもニ十分くらい待ったので全部終わる頃にはお昼も半分過ぎていた。

診察は確かに迅速だったが清算の罠に見事に引っかかってトイレ問題が発生したので次回からは余裕をもって行動しようと勉強になった。

そんなトイレクライシスを乗り切った私の昨日の晩御飯がこちら。

ラム肉が二割引きだったのでこれが主役。

キャベツをざく切りにしてもやしを水洗い。

ラム肉を炒めて、途中で野菜を投入。

味付けは添付のジンギスカンのタレ。

味が馴染むようにしっかり火を通す。

副菜はパプリカとキュウリとトマトのサラダ。

塩ニンニクドレッシングをかけて出来上がり。

もう一品は実家産のオクラをお浸しにした。

後は消費期限の近い卵がダブついていたので四個使ってオムレツを作った。

オイスターソースと醤油、牛乳を加えてよく混ぜて多めの油で焼いていく。

昨日は上手な紡錘形のオムレツが出来上がった。

この四品で晩御飯。

妻と一緒にいただきます。

まずはサラダから、生のパプリカを千切りにしてみたがえぐみは少なく食感がショリショリしていて結構イケる。

次にオムレツを食べる。

牛乳を入れたのでふっくらフワフワのオムレツでオイスターソースがいい仕事をしていた。

妻が今日の卵美味しいねといってモリモリと食べてくれた。

実家産のオクラは鮮度が良くてシャキッとした歯ごたえで味が濃い。

これは良いなぁと思いつつ箸が進む。

ジンギスカン風の炒め物は羊があまり得意ではない妻も思っていたよりは食べやすいと言ってパクパクと口に運んでいた。

羊のちょっと癖のある味と野菜が合わさると料理の調和が取れる。

品数はそれなりだったので結構満腹でご馳走様。

眼科通いも結構経ちますが徐々に症状が改善傾向で何よりである。

目は大切にしたいので毎日のメンテナンスが欠かせない。

ドライアイ特有のゴロゴロ感はまだたまにありますが概ねイイ感じです。

それにしてもいくらでもトイレに行くタイミングはあったのですがついつい逃がしてしまって悶絶しちゃいました。

相変わらず要領の悪い自分がやんなっちゃって心の中の牧伸二がウクレレ漫談を始めそうでした。

皆さんは膀胱炎になっちゃわないようにおトイレはお早めに。

ああ、ヤバかったっす。

いいなと思ったら応援しよう!