七つの海の真紅の覇者
当一次創作の『真の主人公』の設定語りを、ここでもしておきます。
中世イングランドの女王『エリザベス1世』が、''モデル''のヒロインです。

『エリザベス・オブ・イングランド」。
『ヴァンパイア』なので、年齢不詳ですが、見た目は、20代前半。
プラチナブロンドの長髪と、真紅の瞳が特徴。
人形のように端正で、東欧系の容姿をしている。
母親のアン・ブーリンは、元人間の吸血鬼につき、実は『半純血種』。
王族吸血鬼の特殊能力として、満月の夜のみあらゆる計略を見通す『千里眼』が使えるようになる。
使い魔は、''ラミア''という名の、雌の『大蛇』で、''時間の循環''と''再生''を象徴する、王女殿下。
後に『エリザベス1世』として即位。テューダー王朝期イングランドの、最後の女王。生涯独身であったことから、''The Virgin Queen(ヴァージン・クイーン)''と称され、後世に語り継がれている。
冷静沈着な性格で、事象を客観視する知性に長けており、物事の本質を見極める才は、並以上。
それは、側近として『バーリー男爵(当創作では、ウェアウルフ)』や『フランシス・ウォルシンガム(人間)』を、配置している点からも垣間見える。
一方で、人間に政権を譲渡し、永遠の眠りに就く。事実上、ヴァンパイアが支配していた時代の幕引きをした人物。
当創作内でのヴァンパイアは、純血至上主義という、どこか保守的な一面があります。
王位継承権は、異母弟のエドワードが第一位、異母姉のメアリーが第二位、当人のエリザベスは第三位と、''史実を下地''にした設定にしています。
(エドワードが第一位なのは、父王のヘンリー8世が、王子を切望していたからだが、エドワード6世は生まれつき病弱体質だった為、すぐに退位してしまう)
異母姉の『メアリー1世(ブラッディ・メアリー)』が即位してからは、ロンドン塔に『投獄』され続け、彼女は自身の王位継承権から、次期女王としての立場を強く感じざるを得なかった。
日常会話は、民衆の動きや、謀反の噂話。誰との間に世継ぎを産めば安泰だとか、誰を後見人にすれば有利だ等、堅い話ばかり。
16世紀なので、プライベートなども無し。
必然的に、周囲が信用出来なくなっていきます。
幼少期から、将来に備え『公務』を教わっていた為、社交辞令の中で生き、感情(本音)を押し殺す日々に、不老であることも相まって、次第に感情表現に疎くなっていく←本編開始段階では、この状態。
目付きが妙に鋭いのは、女王として、威圧かつ荘厳に振る舞わなければならなかった名残り。
故に、彼女の口調は『文語体』。
王族なので『空腹』に飢えている訳ではありませんが、いつどこで、いかなる手法で生命を奪われるか解らないので、潤いの無い城生活を送っていた。
公務外では、リュートやヴァージナルを演奏したり、紅茶を片手に、速読で何冊も『読書』をしながら過ごしている。特に『妖精の女王』を、現代でも愛読している設定。疲れたら、窓の外をぼんやりと眺めたり。
エリザベスは、仕事以外はなるべく束縛されずに、自由に過ごすのが好きそうな印象。
現代に蘇生させられてからは、ギルバート達に「ドレス姿は目立つから、普段着を着てくれ」と、本来の正装は封印←
史実のエリザベス1世は、王権を誇示すべく、豪華なドレスや装飾を好んだ記録があるのと、特に''真珠''が好きだったらしいので、現代服も、エリザベスカラー の代わりに、ホワイトライオンの立髪を模した白いファー付きの肩掛けのオーバーコート、テューダー王朝とイギリスの国花である、薔薇を組み合わせたブローチが装飾された特注品を着用。

使い魔(ラミア)は視察に向かわせることが多く、常に側に置いている。蛇の種類としては、グリーンパイソン。
加えて、ラミアは『ブルガリア民話』の性質がベース。
また、犬猿の仲であるメアリーからは、史実通り『妹としては、認めてもらっている』ので、もし王族として生まれなければ、仲良くしていたかも知れない。
運命とは、時に死者に対しても牙を剥く。
当創作でのヴァンパイアは、表面的な事柄で好悪を決める、人間への皮肉側面を、暗喩しています。
最後に、ちょろっとエリザベスが登場している箇所の小説を⬇︎
日本編と、''クロスオーバーするプロット''につき、一条家さんも、いつか陛下と顔合わせします。
是非、本編もご一読下さいませ!
