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今日出会った刺さる言葉。

与えるというものではないが、人に是非渡しておかねばならぬ大切な預かりものが自分の内にある

シモーヌ・ヴェイユ

シモーヌ・ヴェイユは、34歳で早世した仏の女性哲学者。ヒンドゥーの聖典『バガヴァット・ギーター』を評価し、美と自己否定を結びつけた。

人が美を鑑賞するとき、自分はいない。自分が所有しようとは思わない。

こんな考え。

なお、私は「シモーヌ」という表記は嫌い。フランス語のSimoneはもっと典雅に、スィモゥンという感じで美しく消え入る発音だ。

読者諸賢も、Simoneの美しさを思い浮かべてSimoneを発音していただきたい。


与えるというものではないが、
人に是非渡しておかねばならぬ大切な預かりものが自分の内にある。

謙虚だ。与えるという傲慢さがない。

「預かりもの」… 人類共通の財産だ、私が専有すべきものではない、という一元論的考え。

The greatest genius is the most indebted man 

R.W.Emerson

というエマソンの言葉を想起する。歴史と先達に恩義を感じている。

冒頭のSimoneの言葉は、田里亦無(やくむ)という禅僧で、田舞徳太郎さんの師匠が、本の扉に必ず使っていたらしい。以下の本で知りました。


後記:ちょっとシモーヌ・ヴェイユをかじりました。

さらに後記:ぱっと調べて、「与えるというものではないが、人に是非渡しておかねばならぬ大切な預かりものが自分の内にある。」の原語は確認できません。どなたか確認できたら教えてください!


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