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広島から、「失われたものを次へ渡す」物語と構想を書いています

広島から、失われたものを次へ渡す。

小説では記憶と喪失を。

構想では信用と共助を。

その両方から、支え合う未来を書いています。


はじめまして。
このnoteでは、広島から「失われたものを次へ渡す」物語と構想を書いています。

はじめて来てくださった方へ
まずは、気になる入口から読んでもらえたら嬉しいです。

物語から読みたい方

地域や未来の構想から読みたい方

広島と平和の視点から読みたい方

小説では、記憶と喪失を。
ビジネス構想では、信用と共助を。
エッセイでは、広島から始まる「奪わない文明」を。

一見すると、別々のことを書いているように見えるかもしれません。
でも、自分の中では、すべて同じところにつながっています。

人は、何を失っても、そこから何かを次へ渡すことができるのか。
街は、誰かの記憶や善意を、未来の仕組みに変えることができるのか。
奪い合う社会ではなく、支え合うことが自然に選ばれる社会を、私たちは本当に作れるのか。

その問いを、物語と構想の両方から書いています。


小説で書いていること

記憶と喪失、そして残り続けるもの

小説では、失われた時間や、もう会えない人の記憶を書いています。

たとえば、『写真の中の笑い声』では、一枚の古い写真から、若い頃に出会った大切な人との時間をたどっていきます。

写真は止まっています。
写っている人は、もう年を取りません。
けれど、その人の笑い声や、誰かを好きだった時間は、完全には消えない。

人の中に残り、家族の中に残り、次の世代の中に、形を変えて続いていく。

私は、そういう「消えなかったもの」を書きたいと思っています。

喪失を書くことは、悲しみを書くことだけではありません。
失ったあとも、人は生きていく。
忘れられないものを抱えたまま、それでも歩いていく。

その姿の中に、人間の強さや、やさしさがあると思っています。


ビジネス構想で書いていること

信用と共助を、地域の仕組みにする

もう一つの大きなテーマが、地域社会OS「Tokica」です。

Tokicaは、地域の中にある助け合いや信頼を、見える形にしていく構想です。

誰かの買い物を手伝う。
子どもを見守る。
困っている人に声をかける。
地域の行事を支える。
そうした行為は、今の社会ではお金になりにくく、評価もされにくいものです。

でも、本当は、そういう小さな助け合いこそが、地域を支えている。
そこに信用があり、関係があり、人が孤立しないための土台がある。

Tokicaでは、そうした信用や共助を、地域のインフラとして扱えないかと考えています。

信用を点数にするためではありません。
人を管理するためでもありません。
誰かが誰かを支えた事実が、静かに蓄積され、次に誰かが困ったときの支えになる。

そんな循環を、広島から作れないかと考えています。


エッセイで書いていること

広島から、奪わない文明へ

私は広島で育ちました。

八月六日、午前八時十五分。
平和の鐘とサイレン。
黙祷。
原爆ドーム。
川。
焼けた瓦や、溶けたガラス瓶。

広島にいると、戦争は教科書の中の出来事だけではありません。
街の風景の中にあり、家族の記憶の中にあり、身体のどこかに残っています。

私の祖母は、ふたりとも被爆者でした。
戦争の悲惨さを語る一方で、焼け野原の中で人々が助け合って生きたことも、話してくれました。

すべてを奪われた街で、人はなお、分け合い、支え合い、ともに立ち上がった。

その記憶は、私の中で、Tokica構想ともつながっています。

奪い合うより、支え合うほうが、圧倒的に得をする。
人を傷つけるより、支えるほうが合理的になる。
そんな社会構造を作ることができれば、平和は祈りだけではなく、仕組みにもなるのではないか。

私は、その可能性を、広島から考え続けています。


すべての根っこにある問い

小説、ビジネス構想、エッセイ。

書いている形は違います。
でも、根っこにある問いは同じです。

失われたものを、どう次へ渡すのか。
孤独を、どうつながりに変えるのか。
記憶を、どう未来の仕組みに変えるのか。
奪い合う社会ではなく、支え合う社会を、どう設計するのか。

私は、その問いを、広島から書いています。

物語として。
構想として。
祈りではなく、仕事として。

このnoteが、誰かにとって、少しでも考えるきっかけになれば嬉しいです。

そして、もしどこかの文章に、心に残る言葉があったなら。
その言葉を、次の誰かへ渡してもらえたら、これほど嬉しいことはありません。

続けて読む方へ

小説を読む
『写真の中の笑い声』

構想を読む
『信用が、武器になる』

エッセイを読む
『信用が、平和になる』




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