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どん兵衛 天ぷらそば クラシック《50年の刻をこえて》【我が干しそば道 精進の200杯目】

【我が干しそば道 精進の200杯目】

●メニュー名:
日清食品 どん兵衛 天ぷらそば クラシック


●ご挨拶:

やぁ諸君、ご機嫌いかがかな?
全日本干しそば党 党首の佐奈田堂さなだどうだ。
一束の干しそばから始まる壮大なマンネリズム劇場、
我らが全日本干しそば党の党本部 公式noteへようこそ。
本日も、諸君たちの潜在意識に熱く、深層心理にくどく語りかけるマンネリズムでサブリミナルな一杯をお届けしよう。
ご覧になったあと、きっと君はどんな麺類より干しそばを‥、
あー、いやいや本日は少々違うな、
干しそばの義弟ぎていまたは従弟いとこと云われるカップそばを、
それもカップそばの金字塔との声高い日清食品の傑作、
「どん兵衛天ぷらそば」の原点!
「どん兵衛 天ぷらそば クラシック」
唯々あの頃の自分を振り返り、
子供の頃のように無心で手繰ってみたくなるのではないかな?
もちろん私もそうだ、
思い起こせば房総半島南部の山間の田舎町、大多喜町で過ごした昭和の小学生の「あの頃のオレ」を思い出さずにはいられない。

(どん兵衛天ぷらそばが大好きだった当時小学4年生の私も、50年後のクラシック登場を知ったらビックリ感動するんじゃないでしょうか)

それよりなにより、まずは最初に日清食品の諸君たちに感謝したい。
こんなに素晴らしいカップそばを21世紀に送り出してくれて

本当にありがとう!
私は今猛烈に感動している!


諸君たちは誰よりもおとこだ!
令和のサムライだ!

その昔『吾妻鏡』で武士の誉れと広く謳われたバーサーカーでバーバリアンな平安・鎌倉武士の佐奈田さなだの血を引く本家筋の私が認めよう!
まぁ本家には私から話しておくから大丈夫だ!
佐奈田の本家・本家筋だけで共有する山の話を皆で近々集まってするので、その際にシレっと伝えよう(なんのこっちゃい‥というかココで言っていい事かオレ!?)


●解説:

今朝の一杯は、日清食品のカップそば
日清のどん兵衛天ぷらそばクラシックだ。
これは、どん兵衛の50周年にあわせ、当時のレシピを元に再現された逸品で、パッケージには自嘲気味に「当時はこれがうまかった(笑)」と記されている。

‥いやいや何の何の、
今の時代でも十分旨いじゃないか。


この味が、この存在こそが、昭和の天そば自販機(富士電機めん類自動調理販売機の天ぷらそば)を結果的に駆逐した、新たな勝利者のものだったのだ。
昭和のお花畑フィルター効果を差引いても、今でもしっかり受け入れられる味だと思う。

(発売当時、昭和51年の「どん兵衛天ぷらそば」パッケージはこんな感じでした)
(どん兵衛天ぷらそばクラシック 令和8年現在のパッケージ)

少々昔ばなしになって恐縮だが‥
当時小学生だった私は、実は天そば自販機の天ぷらそばが大好物だったのだ。しかし昭和51年11月に発売された「どん兵衛天ぷらそば」の味にすっかり魅了され、その結果ほとんど天そば自販機に行かなくなった思い出がある。そして天そば自販機に比べて(どん兵衛は)値段が安かったことも小学四年生のお小遣い事情的には嬉しかったのだ。
天そば自販機は当時確か一杯150円、片や発売当初のどん兵衛天ぷらそばは100円ほどじゃなかっただろうか‥。さらに当時からスーパーストアでは一つ80円~90円ぐらいで売っていたので、よく一人でスーパーに行っては大量に買い込んできた覚えがある。

(天そば自販機の前で天そばを手繰る小学4年生の私 大多喜無敵探検隊-since197Xより)
(天そば自販機の天ぷらそばは大体こんな感じでした 最初の頃は自販機メーカーが材料を支給していましたが、現在は自販機の持ち主のお店が個々に用意しているので、それぞれ味が違います)

なにより昭和50年代初頭の駄そば界のゲームチェンジャー「どん兵衛天ぷらそば」のチープシックでジャンキーな味は、小学生の頃から筋金入りの駄蕎麦好きな私にとって大いにハマるものであったのだ。

この辺りの思い出は以下の2つのnoteアカウントに、それぞれ幾つか詳しく書いてあるので、もしご興味があったらご覧いただきたい。

【 大多喜無敵探検隊-since197X 】


【 全日本干しそば党 党本部 】

あぁいかん!
我ながらこの一杯に対して思い出ばなしばかりになってしまった。
とはいえ本商品は既に市場に出回っており、口にされた人も多いだろう。さらに様々な媒体でレビューが書かれているので、今さら私ごときが偉そうに語るのもどうかとも思うが、、
でもまぁせっかくなので、全日本干しそば党の党首としてこの一杯の味について、あくまで個人的な感想をお話させていただこうか。
あーそれではまずはっきり言わせていただく。

これは50年前のものより確実に旨い。
だが間違いなく“あの味”だ。
m9っ`・ω・´)シャキーン

この一杯は“再現”などという控えめな次元のものではない。
50年前の味を現代の技術で“昇華”させた一杯じゃないか!
‥これは恐ろしいカップそばだ!

(あの月影先生もきっと「恐ろしい子!」と驚き、そして微笑んでくれることでしょう)

無論50年前のレシピに基づいて作られたものなので、発売当時の味に非常に近いのだろうが、そもそも使用される材料自体が、今ほど精度も衛生理念も行き届かなかった昭和51年当時のものではなく、21世紀の現代のものなのだ。製造工程も衛生管理も、様々な守られるべき基準も現代のレギュレーションに基づいて作られている筈だ。
ゆえに味が洗練されていて当然のことと思う。
ただし誤解してほしくないのは、それでもこれは間違いなく当時の味だということだ。
表現が非常に難しいのだが、六甲のおいしい水と自宅の水道水の差とでもいえば、何となくイメージが伝わるだろうか。
雑味が減ってまろやかになった感じ、‥と言うほうが分かりやすいか。
どちらも水には変わりない、
変わりないが違うのだよ!
その背景には、現在のカップそばを含む様々な規定もきっと絡んでいるのだろう。そもそも商品名で「蕎麦」と語るために、蕎麦粉自体も当時より多くしているのかもしれない、現在ではそんな厄介な規定もある。
でもそのせいなのか蕎麦がやけに旨い!見た目は50年前と同様に縮れて太い麺なのだが、私の思い出フィルターを差引いても味は明らかにどん兵衛クラシックのほうが上だと思う。
スープもいいぞ、これはイイ!あの当時のサラッとした味だ!
言い方を変えれば旨み成分が現在の「どん兵衛天ぷらそば」より少なく感じ、薄味に思うかもしれないが、そんなものはお湯を減らして濃くすればいい!現場対応だ当たり前だろう!
醤油っけマシマシで旨くなるぞぉ、
これぞ昭和の作法というものだ!

天ぷらも素晴らしい!小学生の頃に感動した宇宙食の天ぷらのようだ!NASAの宇宙飛行士が月の裏側で食べそうな感じが未来的でナイス!
お湯をかけるとフニャフニャになるが、それでも随所にカリッと歯ごたえがある。うん、これだよこれ!!
しかしここで気付いたことがある、このどん兵衛クラシックの天ぷらのほうが半世紀前のものより海老の香りが明らかに強いようなのだ!蓋をはがした瞬間の海老スメルが半端ない!これは発見だ!!

その他、今度は現在のどん兵衛天ぷらそばとの仕様上の差異についてだが…、
1.カマボコが入っている
2.七味唐辛子がない
3.天ぷらは先載せ
4.熱湯を注いで5分

といったところだろうか(現在のものは3分)。

まぁ、ここまで私が気付いた点を軽く挙げてみた。
半世紀の刻をこえて蘇ったどん兵衛 天ぷらそばクラシック、50年前のレシピに基づき開発されたとはいえ、現代人にも喜ばれるよう何気にアップデートされているように感じる。なんとも素晴らしい。
これは間違いなくいいものだ(*´ω`*)

ちなみにこの商品は期間限定販売なのだろうか?
少なくとも誕生日の11月までは販売してくれるとは思うが、正直このまま通年販売してほしい味だ。

さぁそして今回も啓蒙のためアナウンスをしておこう。これは私の使命でもあるのだ。
なにせ蕎麦好きな、もっというと立ち食いそばや駅そばが好きな面々からも、カップそばは下位互換品のように軽く思われがちだからだ。
実際そんなことはないのだよ。カップそばはナメたもんじゃない。
私は、全日本干しそば党の党首でありながらも、なぜこのようにカップそばにも注視しているのか。
それはカップそばが、干しそばと並ぶ素晴らしい乾そばだからである。


まずは以下をご確認いただきたい。
今回、札幌市の手打ちそば喜心庵サイトを参考にさせていただいた。
非常に簡潔にまとめられていたので普段私がアナウンスする各規定の解説よりわかりやすいと思う。


カップそばに関連する
規定・規約・基準など

カップ麺など即席めんの「そば」について、即席めんのJAS規格にはそばの配合割合の定めは無く、「即席めん品質表示基準 」平成23年9月30日消費者庁告示第 10号の第5条の(3)により「そば粉を使用しているものであって、そば粉の配合割合が30%未満のものにあっては、そばの用語」を使用してはならないと定められている。

「即席めんの表示に関する公正競争規約」の施行規則の第3条(特定事項の表示基準)によれば、使用原料粉の重量に 対する配合割合で、そば粉を30%以上使用しなければ「そば」として販売できないと規定されている。

カップそばなどの即席めんは、生めんの基準より数字の上では厳しい基準を明確に採っている。 平成23年10月現在において厳格に「3割ルール」を掲げているのは即席めんのみなのだ!
‥とは言え、即席めん各メーカーが各社独自に、3割からさらに上積みをする事は、まずないと思われるが‥。

参考:そばの迷宮より「そばの境界線」


これらから解ることは、逆二八が当たり前の町場の立ち食いそばよりは、カップそばは実はずっと誠実に「蕎麦」だという事実なのであった。


そうそう、上記規定は我らが推奨する干しそばにもかなり当てはまる。
そもそもカップそばやインスタント麺のそばなどは、食品関連の分類上では「干しそば(乾そば)」になるためだ。
以下、参考までに‥

※乾めん類品質表示基準(消費者庁告示) 第5条第1項第3号 第3条の規定により表示すべき事項の内容と矛盾する用語
同第3条第2項  干しそばにあっては、製造業者等がその容器又は包装に表示すべき事項は、加工食品品質表示基準第3条第1項及び第6項並びに前項に規定するもののほか、そば粉の配合割合とする。ただし、そば粉の配合が30パーセント以上である場合は、この限りでない。


カップそばは、このとおり干しそばの義弟 or 従弟なのである
誰が何と言おうとそれは揺るぎない
蕎麦祖神の弟神と云われる我らが守護神の蕎麦神様(天干細蕎麦命アメノホシホソギョウバクノミコトもきっと祝福してくれようぞ!

カップそばよ永遠に!!

諸君、干しそばの光に( ゚д゚ )クワッ!!

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●追伸:
全日本干しそば党の歴史は、Instagramから始まった。
https://www.instagram.com/sanada_do/

カップそばの大御所「どん兵衛天ぷらそば」
誕生から半世紀おめでとう!

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