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新たなリフィルの可能性を開拓すべくPLOTTER TOKYOへ馳せ参ず

文具沼のほとりでキャッキャとはしゃいでいたら、推しの本拠地に自分の作品を展示させてもらうという事象が発生した5月。
文具沼住民の私にとって、これは完全にハイライト。今日はその軌跡を記録として残したいと思います。


きっかけは初対面、30分の会話

文具沼への入り口となったPLOTTERですが、昨年秋にPLOTTER TOKYOという旗艦店をOPENしました。今年2月に公式サポーターであるYou are a PLOTTERに任命、推し活的にPLOTTERを愛でながら時を過ごしていました。

5月に行われた地元の文具店「上野文具」本店にて、PLOTTER生みの親とも言われる斎藤プロデューサーとお会いする機会がありました。そのときに話した事をきっかけに、今回の展示が現実とまりました。詳しくは下記より「PLOTTERの生みの親、斎藤プロデューサーとエンカウント」という目次を読むと解像度が上がります。

レザー製品の旗艦店に写真を貼りにいく

入ってすぐ1階のレジ横スペースに鎮座

PLOTTER TOKYOにて、バイブルサイズドローイングペーパーを使用した「懐古展」のログを一部ディスプレイさせて頂きました。

始まりは文具ではなく、カメラ沼だった

そもそも私は文具沼の住人でもあり、それ以前にカメラ沼のオタクでもあります。カメラオタクって早口だし、一般人にとっては重要ではないニッチな情報を際限なく話す事で煙たがられがちです。(これは私の体験談です。)カメラオタクにも人権を!という事で、以前はカメラオタク座談会という座談会を主催してカメラオタクを存分なく発揮できるような場所を整えたりしていました。
その一環として開催したのが、グループ展「懐古展」です

"シャッターを切る瞬間、それはその人の心が動いた時。その瞬間を見せてください、感じた事を、教えて下さい。貴方の頭の中を見せてください。"そんなコンセプトの元、全員参加型企画と銘打って想いを込めた、記憶の記録。私にとって、とても意味のある展示となりました。

その写真展のログを、PLOTTERのドローイングペーパーを使って作成しています。これはもともと、自身の写真をドローイングペーパーで整理していらっしゃる中村様の作品を見た事がきっかけ。PLOTTER TOKYOでの配信で話を聞いて、感動し突き動かされるように自分の展示のログの作成を開始したのを鮮明に覚えています。

上野文具のイベントでお会いし、声をかけてくださった斎藤プロデューサーは、常に新しい方向へと足を進め続ける方でした。文具という垣根を超え、新たな可能性を見出す事が大事だと、目を輝かせてお話をしてくださいました。その部分において今回のログと歯車がかみ合い、このような展示させて頂けた事はご縁であるとしか思えません。

展示をざっくり見てほしい

ディスプレイされているのは
場所の関係で15名ほどの作品

懐古展メインメンバー

懐古展は、4人のグループ展として開催しました。メンバーを紹介させてください。

◎ 斎藤 理音
中判フィルムカメラを手に街に出る。被災した地域や土地の歴史を紐解きながら、その場所の記憶を大事に包み込むように、シャッターを切る。
それでいてカメラのシャッター音を浴びる会の提案や、カメラと一緒にベッドに入るなど、行動がまごうこと無きカメラオタクであることに親近感を覚え、もちろんお誘いし快諾してくださる。

斎藤 理音


◎ Masashi Usukubo
SIGMA fpを片手に現れ、写真について話をしていくうちにハーフカメラの話で意気投合。出会って1ヶ月程度で展示へお誘いさせてもらい、快諾してくださった紳士。シトロエンをこよなく愛する多重露光の申し子であり、カメラの話を始めると小一時間は話が止まらないというオタクっぷり。同族で安心しました。

Masashi Usukubo


◎ H.Arakawa

カメラオタク座談会1期生であり、懐古展の名付けの親。良い写真を撮るのに、もう個展をする元気がないなどと宣ったため、強行突破でグループ展を開催し展示してもらう手段を取る。猫と酒が好きのパイプタバコをふかしながら街を練り歩く一風かわった紳士なおじさん。意外とマメ。
自身では「ウチの本棚出張所」という読書会を主催、週末にはミュージックバーでDJをしたりしている鬼才。

H.Arakawa


aoyamaan

aoyaman

全員参加型企画

シャッターを切る瞬間の、みんなの頭の中をのぞいてみたくて発案した当企画。今回はディスプレイの関係で一部の展示ですが、計36枚の写真が集まりました。

その中でもわたしの好きな、一部の記憶を紹介します。

開催されたカフェの
OPEN前の様子
連絡先も知らない
そのカフェでしか会えない
人生の大先輩の言葉
人生について真剣に
模索していたことを切実に
記録してくれたNくん
人生を教えてくれた先輩

それぞれの直筆の文章も見て感じてもらいたくて、裏面には直筆文字も印刷してあります。PLOTTER TOKYOでは是非裏面もご覧ください。

ディスプレイの正面にある棚に
あと10名ほどの写真をバインダーに入れて綴じてあります
参加者全員の写真が入りきらなかったため
現在追加作成中です

写真には物語があります。人は、日々生きる中でたくさんの想いを巡らせながら生きている。
PLOTTER TOKYOでログを見て、懐古展に込めた想いに共鳴して下さる方がいたとしたらそれはとてもらしく、幸せなことです。是非、裏をめくって読んでみてほしいです。感じて下さい。

PLOTTERのバインダーを手に持つ事で、感触をも楽しみながら読んでほしかった

ドローイングペーパーリフィル、ログ保管計画の始まりは、上記でも述べたように中村様の作品をPLOTTER TOKYOで見て、衝撃を受けたからです。

好きで堪らないPLOTTERを合法的に持ち運び、それをポートフォリオ代わりする上に、自分の写真を自然と知ってもらえるプラスPLOTTERの布教ができて同志が見つかるかもしれない…?!一石二鳥どころではありません。これしかない。納得のいく方法がやっと見つかりました。懐古展をまとめるならこれしかない。

そう思って同時期に迎えたのがこちらのプレデター琥珀です。

中村さんの作品に出会う前から
プレデターにはバイブルを入れて
使いたいと思っていた
圧倒的にさな手触り
リフィルを綴じてふっくらした
プレデター琥珀

感触において唯一無二のキング、これほど手触りの良く吸いついてくるレザーは衝撃でした。これで自分たちの写真を、作品を見てもらえたらどんなに幸せだろう。

その一心で作りました。

根幹にある想い

フィルムで捉えたPLOTTER TOKYO

人の"想い”を知りたい、理解したい。私の根底にある言葉です。
創造の可能性は、文具にとどまりません。全ての人がアーティストであり、クリエイティブを秘めています。

文具と写真の界隈という垣根を超え、他のジャンルへの波及と更なる広がりを自身の作品がHUBとなれる事。リフィルの新たな可能性と、また枝分かれしていくであろう可能性を秘めた場所に立てたこと。大変嬉しく思います。

一つの小さな枝よ蕾よ
広がり太陽の光を受けて
天にも届くような大樹へと

PLOTTER TOKYOの壁に注目してほしい

皆さまもご存知の通り、この場所にはクリエイティブが数多く存在します。そして行くたびに何かが変わっています。とても流動的な店内を、是非注目して見てほしいので、この場を借りて紹介させてください。

一枚革に一発書きで
ペイントされたもの
それぞれがだいぶ大きい
電車の窓くらいあります
PLOTTERのイニシャルであるデカPスタンプ(上)
今回は斎藤さんが気に入って買ってきたという
米国では有名らしい某文具店のデカハンコを押しました(下)
PLOTTERに至る遍歴
紆余曲折を一枚のボードに
これが見れるのは3階にある天窓付近
これ、シレっと置いてありますが
USA限定のShiranamiだそうです
ここで触れるとは感涙モノ
斎藤さんが書いた新作の一枚革
の上に恐れ多くも自分のバインダーを並べる
自分のポートフォリオを含むリフィルを
懐古展ログと一緒に綴じています

今回は大変貴重な経験をさせていただきました。
当日、親切に声をかけてくれ、興味をもって話を聞いて下さったPLOTTER TOKYOスタッフの皆様。宇都宮での会合からインスピレーションを膨らませ、展示の話を下さった斎藤様。心より感謝申し上げます。

そして、ここまで見てくださった皆様有難うございました。原宿に行かれた際には、是非PLOTTER TOKYOへ立ち寄ってみてください。それでは、また沼のほとりでお会いしましょう。

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