🌌幻想エッセイ#62🌟銀河のお盆の万灯籠🕯️🕯️
こんにちは。スピカです。
お盆ですね。
万灯籠、昨年から行くようになりました。
家族で一緒にどこかに行く…普通に平和。
それが、しあわせのひとつだって思います。



私の中で変わったことのひとつ。
「絶対について」
この世の中に絶対なんて、ないと思ってました。
絶対って聞いても、んなもんはない。
と、荒ぶっていたものです。厨四!笑
絶対:自分の強い気持ちや、
条件なしに覆らないことを表す。
必ず:確率や予定通りに物事が実現する確実性を表す。
絶対……絶対あるやん。になりました。
🌌 🚂 ≡ ≡ 💭
👇ここからは「ふうと銀河鉄道の夜に」です。
ふうは、おじいちゃん猫です。
銀河鉄道のICカード「Fupica」💳を使って銀河鉄道🚂に乗って楽しく旅をしています。
前回は、夏詣の星でマルとコルが猫舞をして、星の子供達に福を運びました。帰ってきてみんなは疲れてお昼寝。ふうは寝ているねえねの頭をクンクンしました。ねえねは、クンクンされている幸せな夢を見ました。

🕯️ 🌌 🕯️✨
銀河のお盆の万灯籠🕯️
今日は、お盆。
お盆も、もうすぐ終わろうとしていた。
夕方、ねえねたちは万灯籠に
灯りをつけに出かけていった。
万灯籠には、いろんな人や動物の、
いろんな願いが込められている。
「家族が元気でありますように」
「大切な人が、ずっと笑っていますように」
ひとつひとつの灯りが、
夕暮れの中で静かに揺れていた。
ねえねは、ぼくの頭を撫でながら言った。

「ふうがおじいちゃん中のおじいちゃんになっても、
絶対ずっと一緒だよ」
ぼくは、ちょっとびっくりした。
ねえねは、今まで「絶対」なんて、
あまり言わなかったからだ。
その夜。
銀河にも、万灯籠がある。
家族の幸せを願って、
いろんな子たちが灯りをつける。
「ぼくたちも手伝いに行こう!」
マルとコルと一緒に、銀河鉄道に乗り込んだ。
銀河の万灯籠も、もう始まっていた。
そこには、たくさんの桔梗の木が並んでいる。
葉っぱの間には、まだ開かない桔梗の蕾が、
ひとつ、またひとつ。
けれど今夜の蕾は、みんな小さな灯りを抱えていた。

白や青紫色の光が、ぽつぽつ、ぽつぽつ。
桔梗の木いっぱいに灯っている。
そのとき、銀河の風が、ふわり。
桔梗の木が、さらさらと揺れた。
すると、蕾の灯りが、ひとつ、ふわっ。
またひとつ、ふわっ。
まるで木が、願いをそっと空へ放しているように、
少しずつ光が枝から離れていく。

ふわふわ、ふわふわ。
桔梗の蕾の灯りは、風船のように銀河の風に乗り、
星と星の間を飛んでいった。
「家族が、しあわせでありますように」
「大切な人が、ずっと笑っていますように」
ひとつひとつの光に願いを乗せて、
桔梗の灯りは夜空の向こうへ飛んでいく。
大切な人のいるおうちに飛んでいく。
ふうも、ひとつの桔梗に、そっと願いを込めた。
「家族が、絶対にしあわせでありますように」
マルも、コルも、静かに並んで祈った。

お手伝いが終わった。
銀河鉄道で家に戻ると、ねえねが起きていた。
「おかえり、ふう」
ねえねは、にっこり笑った。
「あ、ふうの祈り、届いたよ」
「えっ?」
「家族が絶対にしあわせでありますように、
って祈ったでしょ?」
ぼくは、少し考えてから聞いた。
「ねえね……絶対って、いいの?」
「……うん。絶対なんて、本当にあるのかなって
ずっと思ってたから、調べたんだよ」
ねえねは、ぼくの顔を見つめた。
「絶対ってね、強い願いを込めて、
そうなってほしいと信じることでもあるんだって」
「じゃあ……使っていいの?」
「そう、使っていいんだよ」
ねえねは、ぼくをそっとぎゅっとした。

「ふうと、いつまでも絶対に一緒にいるよ」
ぼくは、胸の奥がぽかぽかした。
そのとき、ねえねが笑った。
「あ、そういえば、パンケーキの頭の匂いがする
ハムスターちゃんがいるんだって。
ふうの頭は、いつもお日様の匂いがするね」

ぼくは、ふふっと笑った。
「絶対、お日様の匂い?」
「うん」
ねえねは、もう一度ぼくの頭を撫でてクンクンした。
「絶対」
窓の外では、桔梗の灯りが、ひとつ、またひとつ。
願いを抱えて、みんなのおうちの方へ飛んでいった。
ぼくは目を閉じた。
ぼくの頭は、絶対お日様の匂いがするんだ。
いつか、パンケーキの子にも会えるといいな。

⭐️本日のお話はここでおしまいです
皆さんのおうちにも桔梗の灯り、
届いてると思いますので、窓を見てみてくださいね🪔

ウォーターフォードハガキ
シャイアイエロー
水性・油性色鉛筆、メルツ

ハシビロコウ、水性色鉛筆
これは、夜更けのnote仲間のさかいみるさん
からお借りした桔梗の蕾の写真から
銀河の万灯籠を作らせてもらいました🕯️⭐️
めちゃくちゃ難しくて…😅
みるさんのとっても優しいお話とイラストで
大好きです✨✨
さかいみるさん、ありがとうございます💕

⭐️ちろさんとのコラボ
ほのぼのスローライフメルヘンファンタジー
「鹿の魔導士」
前回のお話の中に出てきた、
ヒキガエルの魔女のおうちの暖炉を囲んで
お話をしていた…怖くない怪談話😱ヒィィィ
番外編で書いたので読んでくださいね。怖くないよ🍄🟫
雨の降る夜、巨大なキノコ🍄🟫が現れる……
⤵︎どちらのマガジンでも過去作読めます!
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今日も明日もありがとうございます🍇✨
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読むのも書くのも、時間がかかるのに…
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