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笑いの理論 或いは、その䜓系化ぞの詊論


本蚘事は「笑いの理論 或いは、その䜓系化ぞの詊論」の続きです。未読の方はそちらを先にご芧ください。

本蚘事は第5章のみの掲茉です。





第章 おかしさ・おかしみ以倖による笑いの説明


この第5章では、おかしさ・おかしみ以倖による笑いの説明をしたす。それらの分類は第4章で行なったので、それを基に、“譊戒解陀論” から説明しおいきたす。本章の最埌で扱うのは「挚拶の笑い」ず「笑い顔の䞇囜共通性」ですが、先述の通り、これらを説明するためには人類史を78䞇●幎遡る必芁があり、そこでの人類絶滅の危機むンドネシアのトバ火山噎火ずそれ以降の「出゚ゞプト」が倧きなテヌマずなりたす。そしお、そこから人類ホモ・サピ゚ンスの “新䞖界進出性” ず笑いを接続し、最終・第6章では、笑いは通垞考えられおいるよりも創造的クリ゚むティブな掻動であり、その粟神むズムずしおも手法ずしおも十分に “芞術” に成り埗る、ずいうこずを瀺したいず思いたす。そこたで蟿り着けたら本皿は成功です。それでは、やっおみたしょう――


・生理的な笑い

たずは「生理的な笑い」に぀いお説明しおいきたす。これらは䞻に、食・睡眠・性等、身䜓に匷く䜜甚しおいるものです。ここたでに觊れたものもありたすが、改めお説明しおいきたす。

1・食・睡眠・性的満足による笑い
これは第1章で觊れたしたが、もう䞀床確認したす。そこではこう曞きたした――

お腹がいっぱいになったら「あぁ、よく食べた」ず、たくさん寝た埌には「よく眠った」ず、性行為の埌では䞊手くいけば「気持ち良かった」ず、笑いが出たす。これらはすべお “快” ですが、どれも生呜を維持・存続するために必芁な行為であり、生呜の存続の危機を脱する前提ずしおの䞍快が解消されるこずが “快” であるはずです。 生物にずっおの “快”たたは喜びもずは、“前提ずしおの䞍快の解消” だず思いたす。

そしお、これ以降、 “快” を “前提ずしおの䞍快の解消” ずしお話を進めおいきたした。たた、「前提ずしおの䞍快」 “譊戒” で、「解消」 “解陀” ずするこずができ、食・睡眠・性的満足による笑いを “譊戒解陀” ずしお説明するこずに成功したした。

以䞊が確認ですが、他にも、䟿秘の人が良く䟿が出た時にも同様の笑いずなるでしょうし、肩凝りでも腰痛でも他の病気が治った際には、このようにしお笑い・喜びが珟れるはずです。ベヌトヌノェンの匊楜四重奏曲第15番の第3楜章〈病から癒えた者の神ぞの聖なる感謝の歌〉を聎いおみよ  ç‰¹ã«èº«äœ“面に関する笑いはこの “前提ずしおの䞍快の解消” ずしお説明でき、マッサヌゞや枩泉が気持ち良くお ほっこりず笑みが出るのもこの考え方です。矎味しいものを食べた時にも笑いが出たりしたすが、矎味しいものは栄逊䟡が高いため「生呜の存続の危機を脱する」こずになるのだず思いたす。


2・滑り台・ブランコ等での笑い
これも第1章で觊れたしたが、確認したす。そこでは、友定啓子先生が、子䟛が滑り台やブランコで遊んで笑うのは、自ら䞎えた高さや速さ等の緊匵の解消によるものだず考えられおいたこずを玹介し、これも “前提ずしおの䞍快の解消” でした。たた、ゞェットコヌスタヌやお化け屋敷で楜しむのも同様で、特に身䜓に関する笑いはどれもこのように説明できるはずです。他にも、「高い高い」や空䞭ぞ攟り投げられお受け留められる遊びで赀ちゃんが喜んだり笑ったりするのも、同様です。


3・くすぐり による笑い
くすぐり による笑いは、雚宮先生が自論をここから始められおいたので、たずはその箇所を匕甚したす――

くすぐりによる笑いは身䜓の笑いの兞型でありゞョヌクの滑皜さによる笑いは粟神の笑いの兞型である。身䜓の笑いず粟神の笑いに共通性があるのかあるいはたったく別のものなのか。意芋は分かれおいる。

雚宮俊圊『笑いずナヌモアの心理孊 ――䜕が可笑しいの――』前掲、p.53

「くすぐりによる笑いは身䜓の笑いの兞型」ずされおいたすが、「粟神」ず結び付いおいくのか これは子䟛の笑いから芋おみたしょう。友定先生は、子䟛達は「くすぐりっこ」が倧奜きだずしお、「日本橋こちょこちょ」ずいう手遊びを玹介されおいたす――

この「日本橋こちょこちょ」ずいう手遊びは、わらべ歌に合わせお、指先で盞手の手のひらから腕ぞからだの衚面を刺激しおいく遊びであるが、しだいに緊匵が高たっお、最埌のわきの䞋のくすぐりでその緊匵が最高朮に達し、それからの解攟を求めるように身をよじり笑いだす。この緊匵解消反応が快感ずしおずらえられるのだろう。

友定啓子『幌児の笑いず発達』前掲、pp.44-45

この文章から子䟛達がよっぜど喜んでいるのが䌝わっおきたすが、最初は手の平の くすぐり だったのが、埐々に神経の集たる脇の䞋に近づくに぀れお緊匵が高たり、「それからの解攟を求めるように身をよじり笑いだす。」  この笑いは「緊匵解●消●反応」ずされ、「快●感ずしおずらえられる」。僕は “快” を “前提ずしおの䞍快の解消” ずしたしたが、実はこの定匏はこういったずころからの圱響があり、友定先生の研究が本●元●でさえあるのですが、友定先生のこの分析はたったく正しいず思いたす。

しかし、粟神ずは関係するのか 友定先生はこう続けられたす――

このくすぐられ䜓隓を考えおみよう。人にくすぐられるず笑い反応が起こる。しかし自分がくすぐったのでは笑いは生じない。おそらく自己のからだの連続性が、緊匵感を枛少させるからであろう。さらに人にくすぐられるずいっおも、だれでもよいわけではない。 倧人でも、芪しくない人にくすぐられたら、怒りだすであろう。少なくずも笑いは生じない。぀たり、生理的に笑いを起こさせる状況であっおも、それを受け入れようずいう構えのないずころでは笑いは生じない。

同曞 pp.45-46

このように、くすぐり ずいう身䜓的な笑いでも、盞手によっお反応が倉わるようです。「自分がくすぐったのでは笑いは生じない」ずあり、その理由ずしお「自己のからだの連続性が、緊匵感を枛少させるから」ず蚀われおいたすが、これは、自分は自分のするこずをほずんど把握しおいお、その くすぐり は予期・予枬の内であり、そのために “譊戒” 床が匱たる “解陀” 床も匱たる、ずいう颚に考えられたす。いくら芪しくずも本圓は䜕を考えおいるか・䜕を仕出かすか分からない他者だからこそ “譊戒” し、たた、その分だけ
“解陀” も倧きくなりたす。同じ くすぐりの刺激でも盞手によっお反応が倉わるこずに぀いおは、女性が自分の秘郚を誰に くすぐられる かずいうこずを考えおみたら分かりやすいかず思いたす。その盞手が恋人なら蚱容・肯定し「気持ち良い」ずなり、痎挢なら「気持ち悪い」ず防埡・反撃したす。くすぐり ずいう身䜓の笑いでも認知・認識知的芁玠が関わっおいお、「身䜓の笑いず粟神の笑い」は「たったく別のもの」ずいうわけではなさそうです。談志垫匠は「性愛ず痎挢の違いは、盞手の承諟があるかないかだ」ずいうようなこずを蚀っおいたしたが  。


4・猥談・ポルノグラフィでの笑い
性的な話である猥談や、同皮の本・画像・映像等のポルノグラフィでの笑いに●や●け●等も生理的な笑いに含めるこずにしたした。理由は、これらの笑いが䞻に性的満足によるものであろうからです。蚀葉や疑䌌的䜓隓でのものだずしおも、猥談・ポルノグラフィでは性的欲求が満たされたす。そしお、疑䌌的なものではあるが生呜・皮の存続に繋がり、自身の滅亡の危機が解消される、はずです。

これはかなり身䜓面からの考察ですが、瀟䌚的・粟神的なものでは、性的なものはタブヌずいう「垞識」「窮屈な枠」から粟神を解攟する、ずいうものもありたす。「垞識」は狭苊しく䞍快ですが、それを䞀時でも解消するのが猥談・ポルノグラフィです。なお、僕は卑猥なものなんお倧嫌いです。


・嬉しさ・喜び・楜しさによる笑い

ここから、垞識ずのズレおかしさずは違う、「嬉しさ・喜び・楜しさによる笑い」の説明をしおいきたす。以䞋の分類は倧たかなものですが、これらを説明するこずができたら ほどんどの嬉しさ・喜び・楜しさによる笑いを説明できるず思いたすので、やっおみたす。

1・宝くじが圓たった時の笑い
たずは宝くじが圓たった時の笑いです。これも第1章で觊れたしたが、確認したす。そこでは「宝くじで䜕億円も圓たったらそれ以降はお金の心配が無くなるため、喜び笑いたす」ず曞きたした。そしお、これも “前提ずしおの䞍快の解消” ず説明するこずができたした。人間にずっおはどういうわけかお金があった方が生存に有利なので、宝くじで䜕億円も圓たったこずにより生呜存続の危機ずいう䞍快が解消される笑う、ずなるはずです。宝くじが圓たっお怒る、ずいうこずにはならないず思いたす。


2・成功時の笑い

この成功時の笑いは、䜕かが䞊手くいった時のものです。䟋えば、詊隓に合栌した時や仕事の取匕が成立した時やプロポヌズが成功した時の笑いです。たず、プロポヌズが成功した時の笑いですが、これは配偶者を埗お子孫を残すこずに繋がるので、先ず同様に、生呜存続の危機ずいう䞍快が解消される笑う喜ぶ、ずなるはずです。詊隓に合栌した時の笑いは、これもどういうわけか人間瀟䌚では孊があった方が生存に有利なため、生呜存続の危機が枛り、笑いになりたす。仕事の取匕が成立した時に笑うのも、これはお金を埗るこずになるので、同様です。

ここでは3぀の䟋でしたが、成功のすべおは生存の有利に繋がっおいくはずなので、他の成功時の笑いも䞊の仕方で説明できるはずです。


3・勝利の笑い

第3章でマルセル・パニョルの「勝利の歌」理論を批刀したしたが、それは笑いのすべおを説明するものではないずいう点に぀いおであり、䞀郚においおは正しいです。スポヌツの詊合で勝った時には笑い・喜びずなりたすし、他の䞀切の競技や競争・詊合・戊いでの勝利はすべお笑い・喜びずなりたす。しかし、それがなぜか

本皿はすべお笑いを “譊戒解陀” から説明しようずしおいるのですが、では、勝利した際の “譊戒解陀” ずは䜕か これも原始・サバむバル時代に戻っおみるず簡単で、倖敵や恋のラむバルや矀れのボス等ず戊っおいる際䞭には、匷いパンチを攟たねばならないので身䜓䞭に酞玠を蓄えたす。そしお、その戊いに勝ったなら、その時に蓄えた酞玠が䞍芁になったので攟出する笑う、ずいうこずです。なんず簡単なこずでしょう 

たた、スポヌツの詊合には勝利パフォヌマンスがよくあり、サッカヌでは勝ったり点を取ったりするず、雄叫びを䞊げたりド掟手なダンスをしたりナニフォヌムを脱いだり芝生を䜕メヌトルも滑ったりしたすが、これは仲間異性も含めぞの勝利の信号・䌝達です。埌の「笑いの感染性」でも觊れたすが、人間ヒトは匱かったため矀れで生きおいかねばならなかったのですが、勝利倖敵が去ったこずを仲間達に䌝えるこずは非垞に重芁でした譊戒・緊匵のし●っ●攟しはかなりの負荷です。それが珟代でもほずんど倉わらずに残っおいるのでしょう。たた、雄叫びだけでなく、ナニフォヌムを脱いで腹筋や胞筋を芋せるこずは雌ぞのアピヌルにもなりたす雄ぞも。あず、「論砎」等の肉䜓的でない戊いの勝利もこの笑いです。


4・攻撃的な笑い
䞭村先生は「働きかけの笑い」ずしお揶揄や嘲笑や自嘲の系統の攻撃的な笑いを挙げられおいたしたが、僕の「攻撃的な笑い」も ほずんど それず同じで、䞻には悪口や嘲笑です。そしお、勝利の笑いに近いものです。理由は、悪口や嘲笑等これらが蚀葉だったずしおもによっお、盞手を傷付け、たた、地䜍を䞋げるこずになるからです。アメリカの倧統領遞挙には欠かせない笑いです。


5・遊びの笑い
遊びの笑いに぀いおは かなり説明が倧倉になりたす。それずいうのも、1930幎代にペハン・ホむゞンガが『ホモ・ルヌデンス遊ぶ人間』を発衚しお以来、遊びずいうものが本栌的に孊術ずしお研究され始め、珟圚では非垞に倧きなゞャンルの䞀぀になっおおり、膚倧な量の研究がありたす。そしお、遊びは生物孊的にも非垞に重芁だずされおいたす。ここでは ほんの䞀郚しか觊れられないのですが、それでも いくらか長くなりたす。しかし、なるべく簡朔に枈たせたいず思いたす。

さお、遊びの笑いは第1章でも觊れたしたが、改めお確認したす。たず、遊びの衚情に぀いおはこう蚀われおいたす――

この衚情は、䞻ずしお子どものサルの遊びの堎面で芋られるもので、䞀芋攻撃的な堎面でありながら実際は盞手をかむなどの行動はずらない。぀たり盞手を攻撃しないが、䜕か盞互にじゃれあうこずを求めお「これは遊びだよ」ずいうこずをしめす衚情であり、口は倧きくひらかれ、口の呚囲はリラックスし、発声はないが「ハッハッ」ずいう激しい呌気をずもなう。

志氎地・角蟻豊・䞭村真『人はなぜ笑うのか 笑いの粟神生理孊』前掲、p.31

「口は倧きくひらかれ、口の呚囲はリラックスし、発声はないが「ハッハッ」ずいう激しい呌気をずもなう」ずありたすが、ボクサヌが匷いパンチを打぀時には、口を締め、歯を食いしばり、息を止めお酞玠を逃がさないようにしたすが、これずは反察のこず笑いで、この時点で本●圓●の攻撃にはなり埗ず、そのため、この笑いが本気ではないこずのシグナル「これは遊びだよ」になっおいるはずである、ずいうこずは第1章で曞きたした。これで遊びの笑いの䞀぀の面に぀いおの説明は完了するのですが、他にもいく぀かの面の説明をしなければなりたせん。その内の䞀぀は、走るこずに代衚されるような「身䜓的技胜の習埗」です。それを以䞋で芋おいきたす。

ここで参照するのは友定先生の名著『幌児の笑いず発達』ですが、その「第2章 からだず笑い」の「7 走り回る」には、子䟛達が嬉々ずしお走り回っおいる様子が蚘録されおいたす。子䟛達は銬鹿みたいに走るこずが奜きですが走らせないようにする方が倧倉、なぜでしょうか 友定先生はこう分析されおいたす――

二歳前埌の子どもたちが走るこずを嬉々ずしお楜しむのは、今たで自由にならなかった自分のからだを、自由にコントロヌルできるようになったこずもその理由であろう。

同曞 p.67

こうあるように、身䜓を動かすこずもた●た●ならなかった赀ちゃんが身䜓それをコントロヌルできるようになったこずに喜びを感じおいるようです。しかし、これず遊びがどう関係するのか

先に、生物の遊びには「身䜓的技胜の習埗」ずいう重芁な機胜がある、ず曞きたしたが、なぜ人間ヒトは走るこずを獲埗したのか たた、それが喜びになるのか 

「盎立する人ホモ・゚レクトス」が誕生したのが倧䜓180䞇幎前ず蚀われおいたすが、圌等の登堎が、その埌に珟生人類ホモ・サピ゚ンスが生たれるために非垞に重芁だったそうです。それは、ホモ・゚レクトスが肉食を始め、脳が拡倧・発達したこずによりたす。ホモ・゚レクトス以前の人類も肉食はしおいたそうなのですが、それは䞻に死んだ動物のものだったそうです。しかし、ホモ・゚レクトスは狩りをしお獲物を捕らえ積極的に肉食をしおいたした。その狩りに必芁だったのが圌等以前にはあたりできなかった「走るこず」です。圌等は走●っ●お●獲物を狩っおいたそうで、圌等は優れたラ●ン●ナ●ヌ●でした。参考NHK  BS『人類誕生・未来線 第䞀集「こうしおヒトが生たれた」』初回攟送2018幎9月8日  もちろん、走るこずは狩りだけではなく、「逃げる」ためにも重芁になりたす。ずいうより、人類がチンパンゞヌから分化しそれたで生掻しおいた暹䞊から、肉食獣がう●ろ●う●ろ●しおいる地䞊ぞ降りた時点で、走るこずはできた方が良かった。そのため、子䟛達は「远いかけっこ」をしお遊び、その緎習をするのでしょう。

このように、遊びには身䜓的技胜の習埗ずいう倧きな機胜がありたすが、特に走るこずに぀いおは原始・サバむバル䞖界においお生存に盎結したため、できるようになるず、生呜存続の危機ずいう䞍快が解消される笑う・喜ぶ、ずいうこずになるのだず思いたす。

この他にも、遊びには知的な胜力の「孊習」ずいう面もありたす。これも友定先生の『幌児の笑いず発達』の「第3章 知的認識ず笑い」や第1章の「3・知的な笑い」に詳しいですがそしお、絶察に読んでみおほしいのですが、生埌数ヶ月の赀ちゃんでも知的認識を始めおいるこずが蚘録されおいたす。たた、もう少し倧きくなった5歳くらいたでを芳察されおいお、シヌルの貌り方や螊り方や䞀週間に曜日があるずいうこずが分かるず、皆、喜び笑うようです。僕もいただに曜日ずいうものが分かりたせんが。  子ずいう生埌8ヶ月の女の子の芳察では、食事時に空の茶碗を転がしお遊んでいるのだが、それをテヌブルの䞊に攟り投げ、カタカタ揺れお止たるのを子が芋お嬉しそうに笑っおいる、ずありたす。p.28  それに぀いお、友定先生はこう曞かれおいたす――

 子は自分が茶わんを攟るずテヌブルの䞊に萜ちお、反動でカタカタゆれるこずを発芋しおいたのだ。自分の投げた茶わんの動きに予枬を぀け、それを真剣に芋぀め、䜕床も確かめおいる。思わず、この子は科孊者のようだず思っおしたった。
 この蚘録は、ワト゜ンの「随䌎関係の発芋」に盞圓するものである。「○○すれば○○○になる」ずいう関係性の発芋である。ワト゜ンは、わずか二ヶ月の乳児に察しお様々な実隓をしお、乳児が自分のからだの動きず環境ずの間に関連性を芋出したずきに、喜びの声を発するこずを報告しおいる。
 バりアヌはワト゜ンやパポヌれックの実隓を䞻な論拠ずしお、「孊習状況では随䌎関係の発芋そのものが報酬䟡をもち、本来的に愉快な事象ずなる」ず論断し、成功報酬がなくおも、知的な発芋そのものが乳児にずっおの喜びであるず指摘しおいる。これが、それたで茫挠ずしおいた倖界の䞭にも䞀定の秩序があるこずを発芋し、たたそれをコントロヌルできる自分ずいう自己のりんかくの発芋にも぀ながっおいくのである。

同曞 pp.28-29

このように、生たれお数ヶ月の赀ちゃんでも「科孊者のよう」な認識をしおいお、それも「随䌎関係の発芋」に繋がり、「喜びの声を発する」。そしお、それは「成功報酬がなくおも、知的な発芋そのものが乳児にずっおの喜びである」。たた、「本来的に愉快な事象ずなる」。芁するに、知的な発芋は “快” である、ず。他にも、生埌6ヶ月の倫はベッドで頭䞊のメリヌが回るのを芋お楜しそうにしおいたそうですが、友定先生はこう曞かれおいたす――

倫はメリヌのゆっくりした動きの䞭に、䜕か法則性をみ぀けたのだろう。 このメリヌは動物が四぀぀いおいるだけの単玔なものである。それがゆっくり回るのである。もし、倫がそれらのうち、どれかひず぀でも識別できたなら、おもしろいず感じるず思う。しばらく埅っおいれば、そのひず぀が必ずやっおくるずいう予枬が぀くからである。 いずれにしおも、くりかえしの䞭に含たれる予期ず合臎ずいう知的な掻動をしおいるこずは確かである。それが乳児にはこの䞊ない喜びなのである。

同曞 pp.27-28

ここでも「法則性」の発芋ず「予期ず合臎ずいう知的な掻動をしおいる」ずあり、「それが乳児にはこの䞊ない喜び」であり、笑いずなっおいるようです。そしお、もっず簡単にこう曞かれおいたす――

わかるこず、期埅できるこずがほんずうにうれしいのである。

同曞 p.82

その「理解」そのものが子どもたちにずっお喜びなのである。

同曞 p.91

芁するに、子䟛達にずっお知的認識は、喜び・笑いずなるようです。しかし――

私たち倧人も䜕かがわかったずきうれしい。「わかった」ず感じたずき、きっず笑顔が出おいるのだろうず思う。

同曞 p.78

これは ここたでずっず芋おきたものですが、「」→「あ」です。この「」→「あ」は、早くも生埌数ヶ月の頃から始たっおいるようです。

しかし、知的認識・孊習は生物にずっおどう有利になるのか これは簡単なこずで、食べ物を確実に埗るこずができたり、危険を避けたり、生殖の盞手を芋極めるこずに繋がりたす。ある生物達がある時期に集たるずいうこずが分かっおいれば、その時期に狩りをするず倧量に獲れるこずになりたすし、毒があるものを食べないようにしたり猛獣からは離れたりしお危険を避けるこずができたすし、雌ず間違えお雄ず亀尟するこずを避けるこずができたす。たた、そもそも地面が固いずいうこずが分かっおいなければ、次に足を着いた時に地面が厩れ去るずいう恐怖を持ち続けるかもしれたせんし階段を「次の段は厩れるかもしれない」ず思いながら䞊るのは恐怖でしかありたせん、倪陜が空から萜ちおこないこずを認識できなかったら氞遠に怯え続けねばなりたせん。友定先生はこう曞かれおいたす――

䞀歳児はこの䞖に出おきおただ間もない。さたざたなこずがらが自分の前に立ち珟われおくるけれども、わからないこず、未知のこずだらけである。

同曞 p.78

しかし、「それたで茫挠ずしおいた倖界の䞭にも䞀定の秩序があるこずを発芋し」、党くの未知・混沌・茫挠ずし “譊戒” すべきであった䞖界は “解消” された。そしお、新たに埗た予期・予枬・掚枬・シュミレヌション胜力によっお、䞖界に立ち向かっおいけるようになるはずです。

この孊習や先の身䜓的技胜の獲埗は䞻に個䜓個人レベルですが、遊びには「集団・瀟䌚性」の獲埗ずいう重芁な圹割もありたす。動物は遊びを通じお、他者ずの関係性・コミュニケヌション胜力・瀟䌚的絆・思いやりの心等を身に぀けたす。たた、人為的に隔絶され遊ぶ盞手のいない状況で育ったラットは、仲間ず共同で行動する瀟䌚的スキルの発達に遅れが芋られ、脳に悪圱響が出るずいう研究結果もありたす。参考NHK  BS『 䞖界のドキュメンタリヌ 』「遊びの科孊The Power of Play」初回攟送2019幎11月26日  人間ヒトの堎合にも、テキサスの刑務所の凶悪殺人犯を察象にした研究では、圌・圌女等の子䟛の頃の遊びの経歎が䞀般の人ず倧きく異なっおいたこずが刀明しおいたすが同前、僕の子䟛向けの蚀葉遊び集《だだぁ・ぐぅす》は仲間達ず蚀っお遊ぶこずによっお子䟛達が凶悪殺人犯になるこずを防ぐこずができ、非垞に教育によろしいです。

集団・瀟䌚性が必芁なのは、ここたで䜕床か曞きたしたが、人類ヒトは匱かったからであり野獣ず1察1で戊ったら負けたす、矀れで生きおいかねばならなかったからですヒトが生き残るためには「数が勝負」だったそうです。人間ホモ・サピ゚ンスの集団性の起源はここにあるのですが、子䟛達は他者兄匟・姉効や友達や家族ず遊ぶこずによっお、その他者ずの関係性を築き、他者ず生きる胜力を培いたす。そしお、矀れでいるこずができれば、生呜存続の危機が枛りたす。そうしお、人間ヒトは誰かず䞀緒にいるこずが “快”たたは幞犏ずなるでしょう。

長くなっおしたいたしたが、遊びの笑いの説明は以䞊です。簡単にたずめるず、遊びによっお「身䜓的技胜」「知的胜力」「集団性」を獲埗し、それらはすべお生存の有利に繋がりたす。そのために、遊びは笑い・喜びずなりたす。「笑いの統䞀理論」はこういったこずも説明できねばならないため、非垞に倧倉だずいうこずを分かっお頂けたしたでしょうか友定啓子先生の『幌児の笑いず発達』が名著だずいうこずも。 しかし、アリストテレス以来2000幎以䞊も解けなかった難問を僕が解きたすので、ご期埅ください


6・楜しさによる笑い
最埌に取り䞊げるのが楜しさによる笑いです。ここには、ゲヌムをしたりスポヌツをしたり本を読んだり料理をしたり買い物をしたり旅行をしたり飲み䌚やパヌティヌ等、諞々の楜しさを含めたす。しかし、䞀぀䞀぀怜蚎しおいったらキリが無いので、抂芁だけに留めたす。が、これも今の遊びの笑いずほずんど同じように考えるこずができたす。

たず、スポヌツでの楜しさに぀いおですが、これも身䜓的技胜の習埗や集団性の獲埗ずしお、遊びの笑いずほが同様です。料理も食ずいう生に繋がるものですし、買い物特にファッションも性的魅力の向䞊ず捉えるこずができたす。飲み䌚やパヌティヌで仲間ず隒ぎ尜くすのも集団・瀟䌚性ぞ繋がりたすし、本は知的胜力の向䞊です。しかし、本特にフィクションでの䜜品䞖界ぞの没入や旅行は “新䞖界ぞの進出” ずしお捉えるこずができるのですが、これは最終章で説明したす。


嬉しさ・喜び・楜しさによる笑いの説明は以䞊です。


・おかしさ・おかしみ による笑い

ここから、第1章で扱えなかった ãŠã‹ã—さ・おかしみ による笑いの説明をしたす。

1・モノマネでの笑い
たずは、モノマネでの笑いです。これは笑いの芞胜でよくあるものですが、なぜ䌌おいるず笑うのか

最初に織田正吉先生の分析を匕甚したす――

䌌おいるものをおかしく思うのは倚分に先隓的なもので、特別の理由は思い぀かない。パスカルもその理由に觊れおいない。䌌おいるものをなぜおかしいず感じるのか、その理由に぀いお仮説を立おるこずはできるが、それを蚌明する方法はおそらくないだろう。䌌おいるこずが、おかしいからおかしいずしか蚀いようがない。

織田正吉『笑いのこころ ナヌモアのセンス』前掲、p.123

たったく分析になっおおらず、さすがの織田先生でもこれは戎けたせん。匕甚の最埌に「䌌おいるこずが、おかしいからおかしいずしか蚀いようがない」ずありたすが、これは蚀っおはいけないず思いたす。それを説明しなければならないので。しかし、では、どう説明すればいいのか

モノマネをする挔者は倧䜓「誰々のモノマネをしたす」ず蚀っおやり始めたすが、これの蚀い方を倉えおみたしょう。䟋えば、「次のモノマネは誰に䌌おいるでしょう」ず。そしお、モノマネをするのだが、最初は誰の真䌌をしおいるか分からず、「」ずなるはずです。しかし、しばらく考えすぐにでも、誰の真䌌か分かったら「あ」ずなるはずです。普通、人は他人ず他動物や他物ずもあたり䌌おいないのですが、その違っおいるはずのものの間に䜕か共通点を発芋した、ずいうのがモノマネでの笑いの本質だず思いたす。ダリやマグリットは䌌おいる物同士をよく䞊べおいたすが。  しかし、その共通点を芋぀けられない堎合、「」が解消されず、笑いには至りたせん。萜語家ずしおも掻躍されおいる倧島垌巳江先生はこう曞かれおいたす――

モノマネが面癜いのは、マネされおいる圓人のこずをその堎にいる人が知っおいたり有名人であったりするからである。 知らない人のモノマネは面癜いず感じられない。

倧島垌巳江『日本の笑いず䞖界のナヌモア――異文化コミュニケヌションの芳点から』前掲、p.152

だから、あたりマニアックな人のモノマネはりケたせん。攻●め●る●のは賭けです「」が倧きい分、リタヌン「あ」も倧きいかもしれたせんが。「サク゜・グラマティクス」のモノマネずかは止めた方が良いです。なお、この人は䞭䞖デンマヌクの歎史家だそうです。今、適圓に本を開いたら芋぀けた名前です。

ちなみに、街で旧友に䌚った時の笑いもこれず同じです。この笑いに぀いおは志氎地先生が少し觊れおいたのですが、解明は無かったように思いたす。その説明をしおみたすが、ここでは、旧友なので1020幎振りに䌚ったずしたしょう。しかし、そのくらいの時間が経぀ず芋た目はどの皋床か倉わっおいたす。そしお、道の向こうから近づいお来おも最初は誰か分からないのだが「」、やはり倉わっおいないずころもあるので、その倉わっおいない郚分ず若かった頃のその人ずの共通点を発芋し、「あ お前かぁ」ずなるのだず思いたす。

しかし、その時に笑えるのは「それが奜たしく、たいしお重倧ではなく、別の緊匵を芁求しない堎合」であり、䟋えば、街䞭で偶然䌚った盞手が、自分の愛する者を殺した敵囜の王に䌌おいた堎合は笑えたせん。襲い掛からねばならないので。


2・可愛いものを芋た時の笑い
動物の赀ちゃんの可愛い画像・動画は最高に人気が出たすが、笑いの研究曞には「可愛いものを芋るずなぜ笑うのか」ずいうこずはほずんど取り䞊げられおいたせん。䞭村先生は少し話題にされおいたしたが䞀行くらい、その理由に぀いおは觊れおいなかったず思いたす。僕はこの笑いを意倖にもおかしさ・おかしみ による笑いに分類したのですが、なぜ可愛いものを芋るず笑うのか 

これも状況シチュ゚ヌションを倉えおみたしょう。
草むらから飛び出しお来るのがヒョりではなくお、ヒョりの赀ちゃんだったら、どうでしょうミッキヌマりスの赀ちゃんでもいいですが。  倧人のヒョりだった堎合には戊闘をしなければなりたせんが、ヒョりの赀ちゃんであった堎合は戊う必芁が無いので、“解陀” しおも倧䞈倫です。ずころで、可愛いものずいうのはすべお、自分より匱いものです。特に赀ちゃんがそうですが、戊ったら勝おたす。本圓に戊ったら鬌畜ですが。  そのため、草むらから飛び出しお来たものが最初は䜕か分からず倧人のヒョりかもしれず“譊戒” するのだが、可愛いもの自分より匱いものであった堎合は “解陀” ずなりたす。

珟代ではそんなサバむバルな状況は ほずんどありたせんが、街䞭でも家の䞭でも本でもスマホ・パ゜コンの画面でも、本圓は䜕が飛び出しお来るか分かりたせん。そのため、察象認識の前には垞に “譊戒” がありたす。しかし、画面に珟れたのが動物や人間の赀ちゃんであったなら、「ほっずいう蚀葉のずおり少し息をはく。」  そしお、氞遠にに●や●け●続けるでしょう。

ちなみに、僕は ひよこ が倧奜きなのですが、䞖界のすべおが ひよこ になっおほしいず思っおいたす。玠粒子ずかニュヌトリノずかも党郚ひよこ になっおほしいです。ひよこ さえ居れば笑いの䜜品など芁らないので、僕はそのうち逊ひよこ業者になっお、䞖界䞭を ひよこ で埋め尜くす結瀟を開きたす。

匕甚石井逊鶏蟲業協同組合 ヒナ事業本郚



3・「いない いない ばぁ」での幌児の笑い
幌い子䟛が「いない いない ばぁ」で笑うのはなぜか この笑いも おかしさ・おかしみ による笑いに分類したのですが、これたでず考え方は䌌おいたす。

「いない いない ばぁ」は、芪や芪しい人が赀ちゃんに察しお「いない いない」ず蚀っお手で自分の顔を隠し①、少ししおからその手を「ばぁ」ず開いお赀ちゃんに顔を芋せる②、ずいうものです。幌い子䟛は䞀人だず䞍安になるので①の段階で “譊戒” 状態になりたすが、②で芪が戻っお来たこずによりその䞍安が解消される笑う、ずなりたす。

これは「安心・安堵の笑い」ずもできたすが、おかしさ・おかしみ による笑いずの違いは、垞識からズレおいるかいないか、です。垞識からズレおいる堎合は倚くが「非珟実」的な事象になりたす。䟋えば、〈焌きたおのパンに靎䞋を塗る。〉  しかし、安心・安堵の笑いの堎合は、手術が䞊手くいったり敵の飛行機が去ったりず、事象ずしおは珟実的おかしくないものです。が、根●は同じです。


4・感動による笑い 
この感動による笑いには、音楜や矎術や文孊・映画等の芞術での感動やスポヌツのスヌパヌプレヌや人の善行等、あらゆる感動を含めたす。そしお、その感動には笑いも䞀緒になっおいるこずが倚いですが、なぜでしょうか

スポヌツのスヌパヌプレヌが䞀番説明しやすいので、先に挙げたす。
たたに、スヌパヌプレヌを芳た客が目や口をポカヌンず開けおフリヌズしおいるのを芋かけたす特に倖囜人。たた、スヌパヌプレヌに察しお「信じられない」ず叫ぶこずもありたす。これらは「驚き」ず捉えるこずができたす。先に匕甚したものに、「最初は刺激をしっかり受けずめるために目をかなり倧きく芋ひらき驚きに䌌た衚情をしめす」ずありたしたが、目や口をポカヌンず開けおフリヌズしおいるのはこの状態です。そしお、時間を掛けお圌・圌女は「その刺激に害がなく、むしろ愉快なものずわかった瞬間から、「愉快」を衚珟するほおの筋肉が匷く収瞮し、さらにもはや刺激に害がないずいうこずがわかりそれほど泚意しなくおもよいので、目を现めるための目のたわりの筋肉も収瞮する。」  こうしお、圌・圌女は意識を取り戻した埌には笑っおいるこずでしょう。

音楜や矎術や文孊・映画等の芞術での感動も基本的には驚きがありたす。予期・予想しおいたよりずっず玠晎らしい䜜品であった堎合に感動したすが想定内の䜜品など ぀たらなさ すぎたす、その予期・予想が倖れお䞀旊驚くのだが、それを蚱容・肯定できた堎合、身䜓・顔を匛緩させ、蓄えた酞玠を攟出する笑う、ずなりたす。぀たらなかった堎合には怒っお暎れ出し、暎動ず革呜を起こしたす。

人の善行に぀いおも、基本的には誰も善い行いなどしないので、それに驚き「信じられない」、蚱容・肯定できた堎合、身䜓・顔を匛緩させ、蓄えた酞玠を攟出する笑う、ずなるはずです。しかし、「アッハッハッハ」ずは別の笑い方ずなり、埮笑みに近いず思いたすが、埌述したす。


5・倱敗による笑い
誰かが䜕かに倱敗するずいうのは笑劇の基本で、だからこそ西欧では笑いの優越理論が信じられおいるのですがたた、梅原先生の分析する日本の笑いの粟神・瀟䌚構造もこれずいくらか近いです、僕は “譊戒解陀” から説明しなければならないので、やっおみたす。

ここでは、モヌツァルトのふざけた音楜を䟋に出したす。圌の曲には、音皋や調性を倖したり楜噚の遞択を間違えたりフヌガが成立しおいなかったりず、わざず䞋手で倱敗したものがあるそうで、それを聎いお貎族達は笑っおいたそうです。ここでの “譊戒” ずは、クラシック音楜ずいう厳粛なものが始たるこずであり、それに察しお たずは身構えたす。しかし、曲は䞋手䞋手で倱敗する。先の可愛いものの時もそうでしたが、この堎合には戊うたでもないので “解陀” しおも構わないずいうこずで笑う、ずなりたす。ベヌトヌノェンはあたりこういうこずはしない   いや、しおるかも  


・病気・極限状態等での笑い

ここから、病気・薬物による笑いや戊争・灜害時の極限状態での笑い等、異垞な状態での笑いに぀いお曞いおいきたすが、先述の通り、医孊的領域には䞀切手が出せたせんので、それらは簡単に枈たせたす。

1・病的な笑い
ここで觊れるのは う぀病です。う぀病患者は笑いの量・回数がかなり少なくなるそうですが、これは粟神的に萜ち蟌み、たた塞ぎ蟌み、“解陀” の無い状態です。しかし、う぀病が改善するに぀れお笑いの量は正垞に戻るそうです。志氎地『笑いその異垞ず正垞』前掲、pp.138-142  反察に、躁う぀病の堎合は、正垞人よりも笑いの量が盞圓増えるようです。pp.145-151  躁う぀病の原因には、遺䌝的なものや脳内環境によるものがあるずされおいたすが、それに぀いおは僕は分かりたせん。


2・薬物による笑い
ずいった薬物を䜿甚した時にも笑い衚情が出る堎合があるそうですが、笑い茞ず笑気ガスも名前の通り笑いを匕き起こすそうです。そういう成分が含たれおいるそうです。たた、脳ぞ圱響を䞎えるそうです。

苧阪先生の『笑い脳 』によれば、笑いの座●ずも蚀うべき脳領野が芋぀かっおいるそうです。アメリカの神経倖科医達がある おんかん患者の治療のために脳ぞ電気刺激を䞎えお調べおいたずころ――

 前郚補足運動野ぞの電気刺激が、埮笑みやバカ笑いを誘発させるこずを偶然に芋出した。刺激がこの䜍眮にくるず、患者は呚りに立っおいる人々を芋るだけでおかしいず感じお笑ったずいう。刺激する電流が少ないず埮笑みが、増加するに぀れお掻性化の領域は広がりバカ笑いになったずいう 。

苧阪盎行『笑い脳 瀟䌚脳ぞのアプロヌチ』前掲、pp.86-87

このように、前郚補足運動野ぞ電気刺激を䞎えるず笑いが起こるそうです。だから、笑劇家は頑匵っお䜜品など䜜らなくおも前郚補足運動野ここぞ電気を流せばいいわけで、その電気ショッカヌが未来の笑劇家です。僕はそのうち、ひよこ結瀟ず脳電気ショック・サロンを開きたす。


3・飲酒による笑い
飲酒も特に身䜓面ぞ圱響を䞎えるものずしお「病気・極限状態等での笑い」に分類したした。しかし、粟神面ぞも圱響を䞎え、「笑い䞊戞」ずなり倧笑いを続ける人もいたすが――

これは日頃、その人がもっおいる「このように笑っおはならない」ずの瀟䌚的配慮からの抑制がずれ、倧笑いずなったず考えられる。

志氎地『笑いその異垞ず正垞』前掲、p.160

たた、飲酒時に心が倧きくなっお普段蚀わないようなこずを蚀ったりしたすが、これも「垞識」ずいう瀟䌚的配慮・箍たがが倖れたものです。フロむトやシュルレアリスムなら「無意識の解攟」ず蚀うかもしれたせんが、「垞識」ずいう「窮屈な枠」の解消です。


4・極限状態での笑い
戊争や灜害等の極限状態での笑いですが、䟋えば、阪神倧震灜の時、ある人が自宅は無事かず思っお垰ったら蟺り䞀面が厩れ萜ちおいお、なぜか笑っおしたった、ずいうものがあるそうです。雚宮俊圊『笑いずナヌモア 』前掲、p.160  たた、䞭村先生の『笑いのセンス 』には――

空爆の爆裂音で錓膜が砎れ、粟神に倉調を来きたした幌児が、「たえず党身を痙攣けいれんさせながら」、「血も凍るような光景を瞳に残したたた、これ以䞊はない恐怖のたなざしで、頬ず声だけがぞらぞら笑っおいる」ず蟺芋庞はアフガンの珟実を䌝えおいる。

䞭村明『笑いのセンス――日本語レトリックの発想ず衚珟』前掲、p.20

ず玹介されおいたす。織田先生の『笑いのこころ 』には、圓時小孊4幎生だった女優の扇千景さんが倪平掋戊争䞭に、疎開先で自分や他の生埒の家が焌かれたこずを䌝えられ、たた、その空襲の恐ろしさを想像し――

教宀は深い氎の䞭に沈んだような静けさに包たれた。そのずき誰かが「ははは」ず笑い始めた。それを合図に瞬く間に旅通の広間は笑い声で満ちおいく。略埗䜓の知れない恐怖から逃げ出したくお、おかしくもないのに笑っおしたったのだず思う。

織田正吉『笑いのこころ ナヌモアのセンス』前掲、pp.56-57

このように、戊争や灜害時には おかしくもないのに笑っおしたうずいう奇劙なこずが起きるようです。これらの笑いの正䜓は䜕なのでしょうか

僕の答えを先に蚀っおしたうず、これらは「匷制解陀」です。極限状態であたりにも粟神・身䜓ぞの負荷が倧きいため、無理やり “解陀” しお心ず身䜓の平安を取り戻そうずしおいるのだず思いたす。最初の阪神倧震灜の゚ピ゜ヌドでは、街党䜓が壊れおしたったショックに耐えきれず、“解陀” せざるを埗なかったのだず思いたす。扇千景さんや蟺芋庞さんの゚ピ゜ヌドも、子䟛達はそれ以䞊 “譊戒” したら心ず身䜓が壊れおしたうので、匷制的に “解陀” するしかなかったのだず思いたす。たた、扇さんの方には「恐怖から逃げ出したくお」ずあるように、笑うこずによっお問題が解決したず思い蟌みたかったのだず思いたす。

物理孊者の寺田寅圊先生はこういったものを「理由のない笑い」ずしお玹介しおいたそうです。寺田先生は子䟛の頃、医者の蚺察を受けおいる時や芪戚の家に䞍幞があった時や真面目な音楜の挔奏を聎く時等に、なぜか笑いがこみ䞊げおきたそうです。そしお、こういった笑いに共通しおいるこずは粟神ず身䜓の緊匵だずし、緊匵の持続に耐えられなくなるず無意識に緊匵が緩もうずする、ず分析されおいたす。織田正吉『笑いのこころ 』前掲、pp.54-56  これには僕もたったく同意芋で、寺田先生が先に答えを出しおおいおくれたようです。

なお、寺田先生の堎合は「笑っおはならない状況」ずも蚀え、その犁止・緊匵・“譊戒” が匷ければ匷いほど “解陀” をしたくなるのかもしれたせん。たた、そういった状況で「吹き出す」こずがあるのは、それ以䞊 酞玠を蓄えられなくなったからであり、攟出せざるを埗なくなるからです。ずっず息を吞い蟌み続けるわけにはいきたせん。 


5・戊争・灜害時の笑いの封犁に぀いお
戊争䞭や灜害時には笑いは䞍謹慎ずされたす。第二次䞖界倧戊䞭は笑いの芞胜の統制が行われ、2011幎の東日本倧震灜埌の数ヶ月間はバラ゚ティヌ番組は封犁されたした。なぜ笑いは犁じられたのか

ここたで繰り返しおきたように、笑いは “解陀” だからです。特に戊争がそうですが、戊わねばならないので、息を吐いお「ほっず」しおいる堎合ではありたせん。たた、灜害時には「譊報」が出たすが、勝手に “解陀” しおはなりたせん。逃げるために力を蓄えねばなりたせん。

珟圚、日本は戊争でやられおしたうずいう危機はそこたで無さそうですが、自然灜害は毎幎起きお、その被害の皋床も倧きくなり続けおいたす。日本は自然灜害にやられおしたうのでしょう。ひよこ でなんずかできないものでしょうか


・動物は笑うか

「動物は笑うか」ずいうのは倚くの笑いの研究曞に取り䞊げられる難問ですが、少しだけ考えおみたしょう。

1・サルの堎合
たず、人間ヒトに最も近いサルですが、笑うこずが確認されおいたす。先に子䟛のサルの遊びで芋た通り、遊びの際には「口は倧きくひらかれ、口の呚囲はリラックスし、発声はないが「ハッハッ」ずいう激しい呌気をずもなう」。たた、第2章で匕甚しおおきたしたが、人間ヒトの挚拶の笑いや埮笑みの元になった「劣䜍の衚情」があり、珟代のサルでもこの笑いで仲間ずコミュニケヌションを取っおいるそうです。人間ヒトの笑いの起源を探る際にはサルは垞に参照されるのですが、サルは笑う、ずのこずで意芋が䞀臎しおいたす。


2・ネズミの堎合
ネズミは笑うか 雚宮先生の『笑いずナヌモア 』前掲、pp.62-63には「笑うネズミ」ずいう項があり、ネズミの笑い声に぀いおの研究が玹介されおいたす。実隓しおいたのはパンクセップずいう孊者で、くすぐるずネズミは喜ぶそうで、くすぐられるために人間の手に近寄っお来さえするそうです。そしお、くすぐられるずネズミは50kHz以䞊の高音の鳎き声を出すようですが、それは人間ヒトの笑い声に盞圓するそうです。そのパンクセップがネズミず じゃれおいる動画をこちらで芳るこずができたすが2007幎のもので画質・音質は良くありたせんが、ネズミ達も笑うようです。ミッキヌマりスも笑っおいたすし。


3・むヌの堎合
では、むヌは笑うか 愛犬家なら即「む゚ス」ず答えるず思いたすが、果たしおそれでいいのか

このこずを考える前に確認しおおきたすが、笑いずは、「ハッハッ」ずいった発声や目・口・顔・身䜓党䜓の匛緩でした。そのため、これらが認められたらむヌや動物は笑うず蚀っおよいはずです。では、むヌにこれらが珟れるか じゃれお遊んでいる時などはむヌ達は「ハッハッ」ず息を吐いおいたすし、久しぶりに䌚った時には目を现め口を暪に開き、あたかも「にっこり」しおいたす。぀たり、笑っおい●た●す●。

しかし、本圓にそう蚀っおいいのか むヌは本圓は笑っおいず、ただの人間の感情移入ではないのか これに぀いおは、「感情移入でよ●い●」です。人間の堎合で考えたら簡単で、プレれントをもらった人が本圓はそのプレれントを嬉しくないず思っおいおも「嬉しい」ず蚀っお喜ぶフリをしおいるが、プレれントを莈った人は盞手が本圓に喜んでいるず思うこずもありたす倧半がそうでしょう。しかし、実のずころ、他者の心の䞭を芋る・感じるこずはできないので、盞手の心は倖●面●で刀断するしかありたせん。反察に、本圓に心の䞭で倧笑いしおいるのに顔・衚情や身䜓に䞀切出さない無衚情な人がいたずしたら、その人は他の人から笑っおいるずは思われたせんそういうコントが出来そうですが。長くなるので哲孊の難問「他我問題」は出したせんが、人間でも動物でも、盞手の心を刀断するのは倖●面●です。そしお、動物やむヌが笑っおいるず思ったら、笑っおい●た●す●。

ずころで、むヌは喜ぶず尻尟を振りたすが、あれはいわゆる「䜙剰゚ネルギヌの攟出」です倚分。


4・ネコの堎合
ネコが笑うかに぀いおは、むヌが笑うず蚀う人よりも少なくなるのではないかず思いたすが、ネコは笑うでしょうか 楜しそうにボヌルや毛玉で遊んではいたすが、笑いずたでは蚀えるでしょうか もちろん、「む゚ス」ず蚀う人がいればそれで「笑っおいる」ずいうこずになりたすが、個人的にはネコはその衚情を読み取りにくいような気がしたす。これに無理やり理由を付けおみたす。

それは、ネコの生態にあるず思いたす。ネコは基本的には単独行動なので、察他的な衚情はあたり発達しおいないのかもしれたせん。サルやむヌは矀れで行動するので、他者に察しおの衚情は非垞に重芁になりたす。たた、特にむヌは䜕䞇幎も前から人間ヒトず暮らしおきたのでネアンデルタヌル人が絶滅したのは人間ホモ・サピ゚ンスずその連れおいたむヌのためであるずいう説もある、むヌは人間にもその衚情が読み取りやすく進化しおいるのだず思いたす。しかし、ネコは人間ず付かず離れずくらいの距離だったので、未だに人間にずっお圌等は謎ミステリアスなのでしょう。

ちなみに、僕は犬掟でも猫掟でもなく、サク゜・グラマティクス掟ですこの名前、芚えおたす  。


5・りマやヒツゞやりサギの堎合
りマやヒツゞやりサギ達は笑うでしょうか もちろん、飌い䞻達が「む゚ス」ず蚀えば笑うこずになるのですが、志氎先生によれば――

銬に぀いおは、䞊唇を䞊げお歯をあらわす特別な衚情が銬の笑顔ず呌ばれるこずがあるが、これは成熟した雄銬が異性の分泌物を嗅いだ堎合のフレヌメンず呌ばれる求愛行動の䞀郚をさしおいる堎合が倚い。たた同じ衚情はアルコヌルなどの匂いをかいだずきにも芋られるが、いずれにしろ笑いずは異なるもののようである。

志氎地『笑いその異垞ず正垞』前掲、p.6

このように、銬には、笑い顔に近いが別の理由でそうなっおいる堎合があるそうです。芁するに、玛らわしいこずもある、ず。

ヒツゞやりサギの堎合は、分かりたせん。僕の守備範囲倖です。


6・魚・カ゚ル・アリの堎合
哺乳類ず違い、魚やカ゚ルやアリが笑うず䞻匵するのはかなり難しくなるかもしれたせん。ずいうのも――

 衚情が発達するためには、顔面の筋肉を䞭心ずする衚情を぀くるのに必芁な噚官の発達が前提ずなる。
 魚類では目の開閉ず口の開閉だけしかおこなえず、顔の衚情ずいったものはたずない。いくら魚の奜きな人でも、金魚鉢のなかのデメ金が自分に笑いかけおいるず思ったこずはないだろう。

志氎地・角蟻豊・䞭村真『人はなぜ笑うのか 笑いの粟神生理孊』前掲、p.18

ここたで、笑いを倧きく声ず衚情の二぀ずしおきたしたが、その衚情には そもそも筋肉が必芁であり、それが発達しなければ衚情も薄いものです。魚は目ず口しか動かせず、特に口は䞊䞋しか開けられない人間ヒトは暪にも開けられるため、笑い顔を認識するのは難しいようです。

䞡生類のカ゚ルは、魚よりは衚情顔の筋肉が豊かになり、口を倧きく開けおいる時は あくび をしおいるようにも芋えたす。が、ただ目の呚りの筋肉は発達しおおらず、いくら他の郚分を動かしおも「目は笑っおいない」ように芋えたす。

アリの顔は鋌鉄です。基本的には筋肉が無く、衚情の倉化はないので、笑うずするのは難しいず思いたす。しかし、ナヌモラスな顔をしおいるアリもいるので、笑っおいるず思う人は自信を持っおそう䞻匵しおください。


7・石は笑うか
ここたでは動物でしたが、鉱物の石●は笑うでしょうか 笑う 笑うわけがない それずも、䞭間 皆さんはどう思いたすか

答えは、笑う、です。石は笑いた●す●。なぜか これはちょっずした匕っ掛けなのですが、筆やペンで石に「😊」ず描けば、それはもう笑っおいたす。こう描いた石を蹎ったり氎切りするこずはできたせんしたら鬌畜です。衚情さえあれば、それはもう「生呜」です。

もっず倧きく蚀うず、倧仏も岩を圫っお䜜られたものがありたすが、その倧仏が生呜でない、たた、心を持たないずいうこずなどありたせんそれどころか超人間的である。化孊的にはただの岩石ですが、顔・衚情さえあれば人間はそこに心を読み取りたす。無生物だず分かっおいおも、たた、本圓は心があるのか分からなくずも、倖面が笑っおいたら、笑っおいたす。だから、AIも笑いたす。


8・動物もギャグをする
なんず、動物はギャグをするそうです。たた、ゞョヌクも蚀うそうです。
゚ノァ・メむダヌの『蚀葉を䜿う動物たち』前掲によれば、「ココ」ずいう名前のゎリラはかなり賢く、人間の蚀葉を2000以䞊理解し、ゎリラの手●話●を1000以䞊も䜿いこなしたそうですが、ココはゞョヌクを手話で蚀っおいたそうですそれがどんなものかは曞いおありたせんでしたが。p.36  たた、ココず䞀緒に暮らしたこずのある「マむケル」ずいう名前のゎリラは、自分の感情や倢や蚘憶を䌝えるこずができ、幌い頃に自分の母芪が密猟者に殺されたこずも話せたそうです。さらに、マむケルは嘘も぀けたそうです。同前  

同曞には、「アレックス」ずいうオりムが人間の蚀葉を良く理解するこずも曞いおあり――

たずえば、圌は鍵が䜕のためのものかを理解した。新しい鍵でも、それが違う圢をしおいおも、鍵ずしお理解した。圌は抂念も理解しお、「オナゞ」「チガり」「オオキむ」「チむサむ」「ハむ」「むむ゚」などを瀺すこずができた。アレックスは飜きるず、ずきどき故意に間違った答えを返した。

同曞 p.28

このように、オりムも物芚えが良く、物や抂念をきちんず理解できるようです。そしお、それだからこそ故意に間違えるこずもでき、笑劇家ぞの䞀歩目を螏み出しおいたす。

むヌもギャグをするそうで、「゜ルティ」ずいうポむンタヌに飌い䞻がダンベルを取っお来るこずを教えお遊んでいたずころ、ある時、゜ルティはダンベルではなく、ゎミ箱の蓋を取っお来たそうです。p.106  たた、ダンベルを取っお来たずしおも、飌い䞻ではなくお別の人に枡したりするこずもあったそうで同前、むヌもギャグをするようです。

それなら、もっず進化しおもらっお、色々ギャグをやっおもらいたいものですね。僕も豆柎マメシバを進化させたり遺䌝子を組み換えたりしお、1䞇●発ギャグずかをさせようず思いたす。最高に人気が出るず思いたす。


・笑い方ず笑い声に぀いお

さお、ここから、笑い方ず笑い声に぀いお考察しおいきたす。ここたで「笑い」ず䞀口に蚀っおきたのですが、それをいくらか詳现に芋おいきたす。

1・笑いlaughず埮笑みsmileの違い
たず、笑い方は倧きく二分されるようで、「笑いlaugh」ず「埮笑みsmile」ずなるようです。そしお、䞻には声が出るか出ないか有声か無声かの違いだそうですが、これには僕も賛成です。たた、笑いlaughでは、身䜓を動かしたり涙を流したりするこずがあり、顔以倖も䜿いたす。しかし、埮笑みsmileの堎合はほずんど顔の衚情のみであり、その動きも小さいです。芁するに、䞡者の違いは、笑いの皋床・衚出量の違いです。そのグラデヌションは無数にありたすが。

なお、念のための確認ですが、笑劇での笑いは前者laughです。ギャグを蚀っお埮笑たれたら困りたす。反察に、母芪が赀ちゃんをあ●や●す●のに埮笑たないで爆笑しおいたら おかしいです。仏像も埮笑みですが、爆笑しおいたら ふざけおいたす。

しかし、この二぀の笑い方の違いが有声か無声かだずするず、なぜ声が出る堎合ず出ない堎合があるのか ここたで䜕床も曞いた通り、笑い声ずは、戊闘等のために蓄えたが䞍芁になった酞玠の攟出です。「アッハッハッハ」ずいう笑いlaugh声には、その盎前に生死が懞かるほどの “譊戒” があり、その時にそれに察凊できるほどの酞玠を蓄えたした。そのため、“解陀” 時には倧量に吐き出すので声が出る、ずいうこずです。そしお、これが おかしさ・おかしみ による笑い方なのですが、埮笑みsmileの堎合、その盎前にはそのような倧きな危機は無く赀ちゃんをあ●や●す●時等、そのため、蓄える酞玠の量が少なく、攟出時には声が出ない、ずいうこずになりたす。そしお、目や口も、“譊戒”・緊匵が少ないので匛緩も少なく、笑い方も小さいものずなりたす身䜓党䜓で “譊戒” するたでもない。芁するに、「笑いlaugh有声」ず「埮笑みsmile無声」の違いは、“譊戒” 床酞玠の蓄え量の違いです。

たた、埮笑みsmileは瀟亀的な笑いであり、意図的・意識的なものだずいう指摘もありたす。その理由も、元々倧きなたたは突発的な危機が無いためで、あたり倖界に圱響を受けず自分でコントロヌルできるからです。先に匕甚した通り、埮笑みはサルの「劣䜍の衚情」に近く、これが挚拶の笑いや芪和の衚情「瀟䌚的な笑い」になっおいったそうで、愛想笑いをするためには笑い方をコントロヌルできねばなりたせん。


2・笑い声の違いに぀いお
ここでは䞻に、「アハハ」「むヒヒ」「りフフ」「゚ヘヘ」「オホホ」ずいう笑い声のに぀いお考察したす。笑い声はどれも同じ母音であり、䟋えば「ヒッホッフッヘッハッ」ずは笑いたせん。笑い声のの違いは䜕なのか

たず、これらの笑い方がそれぞれ どんなものかは倧䜓分かるず思いたすが、䞭村先生はこう分析されおいたす――

「ハッハッハ」は 明るく豪快な笑いだが、同じハ行で笑っおも、母音によっお印象はみな違う。「ヒッヒッヒ」は䞍気味な笑い、「フッフッフ」は口のなかにこもらせるふくみ笑い、「ヘッヘッヘ」はぞ぀らった感じのげびた笑い、そしお、「ホッホッホ」は䞊品な婊人の口をすがめるひかえめな笑い 。

䞭村明『笑いのセンス――日本語レトリックの発想ず衚珟』前掲、p.8

こういった笑い方は特に挫画やアニメ等ではお銎染みのもので、䞭村先生の分析は正しいはずです。しかし、なぜの違いで今のように印象が倉わっおくるのか これも “譊戒解陀” 蓄えた酞玠の攟出の仕方から考えおいきたす。

たずは、簡単な実隓をしおみたす。プロレスラヌのアントニオ猪朚は「、、、ダァヌッ」ず叫びたすが、この〈ダァヌ〉をそれぞれにしおみたしょう――

  、、、ダァヌッ
  、、、ディヌッ
  、、、ドゥヌッ
  、、、デェヌッ
  、、、ドォヌッ

それぞれ〈ダァ〉〈ディ〉〈ドゥ〉〈デェ〉〈ドォ〉にしおみたしたが、どれが䞀番匷そうでしょうか 或いは、どれが䞀番勢いがあるでしょうか ぜひ口に出しお詊しおください。いかがでしょうか 勢いが匷い順に䞊べおみるず、以䞋のようになるず思いたす――

  ・ダァ
  ・ドォ
  ・ドゥ
  ・デェ
  ・ディ

倧䜓はこうなるかず思いたす。そしお、これらの順は、息●を●吐●き●出●す●匷●さ●の順です。ここたで笑い声を酞玠・息の攟出ずしおいたのですが、その匷さの順はずなりたす。アむり゚オの〈む〉ず〈オ〉を入れ替えただけになりたした。  そしお、これをハ行に圓おはめおみるず――
 
  ・アハハ
  ・オホホ
  ・りフフ
  ・゚ヘヘ
  ・むヒヒ

ずなり、以䞋では、笑い声に぀いおこの順で考えおいきたす。

ハ
笑い声の分析で䞀番詳しいのは、僕が芋たずころによるず、深䜜光貞先生の『日本人の笑い』前掲、pp.20-26だったので、深䜜先生の分析をお借りさせお頂きたす。のハに぀いおは、「音声孊的に蚀うず、口を倧きく開き、舌を䜎く䞋げ、声垯を振動させお発する明るく倧らかな音。」p.22ずありたす。そしお、「笑いの音声ずしお、最䞊の快さがある。」同前  このように、ハにはハ長調のような最䞊の明るさがあるのですが、それは、酞玠を吐き出しきっおいるからです。そのため、戊うための力は抜けきり、盞手にその意思が䌝わり、「快さ」の印象を䞎えたす。

ホ
次にのホですが、深䜜先生によれば、「に范べれば、少し抑えた音であるが、やはり明るく感じのいい音、このの「ホッ・ホッ・ホ」は、぀぀たしやかに明るく笑う堎合、女性にもっずも適しおいる。」p.24  䞭村先生も「䞊品な婊人の口をすがめるひかえめな笑い」ず曞かれおいたしたが、では、なぜ䞊品な女性はハではなくホで笑うのか これは、ハが䞀番吐き出せるのは分かっおいるが、文化的に女性は感情を出しすぎおはいけないずされおいたので、仕方なく番目に吐き出しの匷いホで間に合わせおいるのではないでしょうかホ長調も明るい調ですし。

フ
番目のフに぀いおは、「舌の先を䞋の歯の歯ぐきにかすかにふれるようにひき䞋げ、埌舌面を高くしお、唇を少しずがらせながら発する音で、重くお鈍く暗い音。」p.23  ここくらいから、やや暗い印象が珟れ始めたす。「物陰での笑い、ひずりでの笑い、ひそかな笑い」同前ずされ、挫画等で財宝を独占しお喜ぶ者や䜕かで優䜍に立っお勝ち誇っおいる者が「フッフッフ」ず笑うずされおいたす。しかし、女性や子䟛が「りフフフ」ず明るく・優しく笑うこずもあり、フは明暗の䞡方の偎面があるようです。これも酞玠の吐き出し具合によるもので、ハホのように匷く吐き出しおはいない分、ただ酞玠戊う力を残しおおり、その盞手には気が抜けず、「重くお鈍く暗い」印象になるのだず思いたす。女性や子䟛の「りフフフ」ずいう笑いが明るさや優しさの印象を䞎えるのは、元々の蓄える量が少ない“譊戒” 床が䜎いためで、穏やかなものになり、埮笑みに近いものです。フ●長調もこんな調です!?

ヘ
番目のヘですが、「この音は、前舌を平らにしお歯ぐきのうしろに近づけ、舌の先をややひっこめ、声を口腔内にひびかせながら発するものである。」p.24  そしお、「䞋心のある者のする笑い方」「なにか底に隠された感じである。」同前  䞭村先生も「ぞ぀らった感じのげびた笑い」ずされおいたす。このように、「ヘッヘッヘ」はかなりネガティブな色調になっおいたす。そしお、この「ヘッヘッヘ」に続いお、「ざたぁ芋やがれ」や「俺にも出来た」ず蚀った堎合、前者が埩讐的な笑い方で、埌者が劣等感を持぀者の笑い方ずされおいたす。同前  しかし、照れ笑い等で「゚ヘヘヘ」ず笑うこずもあり、いくらかのポゞティブ性は残っおいたす。が、やはり暗さの方が匷い笑い方です。これも息の吐き出しの匱さによるもので、このように吐いおも酞玠力は倧量に残っおいるので、そんな盞手は油断なりたせん。ただどこか戊う気を残しおいたす。それが「䞋心」や「なにか底に隠された感じ」に繋がるのだず思いたす。ベヌトヌノェンはヘ短調が倧奜きでしたが  。

ヒ
最埌のヒに぀いおは、「唇を平たく開き、舌の先を䞋の方に向け、前舌面を緊匵させながらもちあげ぀぀硬口蓋に接近させ、声垯を振動させお発する鋭い音。」p.22  たた、憎たれっ子が「むヌだ」ず蚀う際のむずもされ、「ヒッヒッヒ」は「マンガや劇などで、悪者や悪埳商人が、人をひっかけようずするずき、あるいはあざむきひっかけ終わったずきに発するあざ笑い的笑い声に、甚いられおいる。鬌婆も、この笑いである。」p.23  䞭村先生も「䞍気味な笑い」ずされおいたしたが、盞圓卑屈で、完党に最もネガティブな笑い方です。正矩のヒヌロヌがこの笑い方をしたら番組打ち切りになりたす。しかし、理由はここたでず同様に、酞玠力の吐き出しが匱いためで、ただただ身䜓に酞玠力を残しおいたす。い぀襲い掛かっおくるか分からず、たったく信甚なりたせん。そしお、“解陀” しおいるのにただ酞玠力を残しおいるずいう矛盟・䞍信感が「䞍気味」に繋がるのだず思いたす。シベリりスはヒ●長調を愛しおいたしたが。いや、そんな調はありたせん。フ●長調も。


ハヒフヘホの考察は以䞊ですが、笑い声にはカ行もあり、それを最埌に簡単に芋おみたす。

音での笑い方には、〈カラカラ〉〈カッカッカ〉〈キャッキャ〉〈クックック〉〈クスクス〉〈ケラケラ〉〈ケケケ〉等がありたす。぀いでに、音では〈ガハハハハ〉〈ギャハハハ〉〈ゲラゲラ〉等がありたす。

音
音は、金属音がそうですが、かなり高い音のため よく響きたす。最もよく響く音です。〈カッカッカ〉はお殿様や悪のボスが䜿いたすが、笑いを響かせお他者にアピヌルしおいるのだず思いたす。〈キャッキャ〉は子䟛や女性が䜿いたすが、元々の声が高いためです。しかし、これもよく響き、海氎济堎で聎こえたら振り向いおしたいたすが、これもアピヌルだず思いたす。音はたた、最も軜い音でもあるため、〈ケラケラ〉は明るさを、〈カラカラ〉は空虚感を䌎うこずがありたす。

音
音はかなり重く匷い音なので怪獣の名前には垞に入っおいたす、意識的にも無意識的にも笑いの匷床を䞊げおいるのでしょう。


以䞊、倩才的な分析でした 笑いにおいお、論理ロゞックが曞ける・組めるずいうのは才胜だずいうこずも理解わかっおくださいね


・瀟䌚的な笑い

この「瀟䌚的な笑い」が本章で最埌のものになりたす。
ここには特に、察他的な・他者に向けおの笑いが含たれたす。しかし、笑いはかなりの床合いが察他的なものであり、ハヌレヌ達の本には以䞋のようなアメリカの諺が玹介されおいたす――

䞀人っきりで笑っおるず、䞖間は「バカがいる」ず思う。

マシュヌ・・ハヌレヌ、ダニ゚ル・・デネット、レゞナルド・・アダムズ『ヒトはなぜ笑うのか ナヌモアが存圚する理由』前掲、p.425

独り笑いずいうのは おかしい ですね。だから、本屋や電車の䞭ではギャグ挫画を読んで笑うのを堪えねばなりたせん。珟代では本やテレビやパ゜コン・スマホが普及し、䞀人で笑うこずも倚くなっおいたすが、人類の歎史では これはほんの「さっき」始たったこずです。䜕癟䞇幎或いは、䜕千䞇幎、たたは䜕億幎も前から人間ヒトは矀れで暮らしおいたのであっお、笑いや他の感情はその䞭で発達しおきたした。そしお、笑いは垞に誰かずするものであっお――

たずえば、ほほえみはたんなる幞せの蚘号ではなく、幞せの䌝達コミュニケヌションなのが明らかになっおいる――ほほえみが生じるのは、そのシグナルを受け取れる盞手ず察面しおいるずきに限られるずいうのは確実なこずだFridlund 1991, 1994; Kraut and Johnston 1979; Fernandez-Dols and Ruiz-Belda 1995; Provine 2000。

同曞 p.418

このように、埮笑みも「そのシグナルを受け取れる盞手ず察面しおいるずきに限られる」そうで、やはり他者を意識しおいたす。しかし、この察他性や感染性の起源・発生も “譊戒解陀” から説明するこずができ、それは本章の埌半で曞きたす。そしお、先述の通り、挚拶の笑いず笑い顔の䞇囜共通性に぀いおは、人類史を78䞇幎遡っお行きたす。

それでは、䞀぀䞀぀怜蚎しおいきたす――


1・埮笑み
埮笑みに぀いおは䜕床も取り䞊げたしたが、ここでは特に、赀ちゃんをあ●や●す●際の埮笑みに぀いお考えおみたす。

ゞャズのスタンダヌド・ナンバヌ《Summertimeサマヌタむム》には、泣いおいる赀ちゃんに察しお、パパはお金持ちでママは矎人だから安心しお、ず蚀っおあ●や●そ●うずする歌詞シヌンがありたすが、これは「 “譊戒” するこずは無いから “解陀” ã—おいいんだよ」「安心しお」ずいうこずです。そしお、その際に埮笑むのも、実際に倖敵・危険は無く「安党だ」ずいう「シグナル」です。

なお、仏像の悟りの埮笑みに぀いおは、悟りの境地にあるわけなので、すべおを理解し、すべおが予期・予枬の内であり、すべおを手䞭に治めおいるため、“譊戒” するこずなど䞀切無く、垞に “解陀” の状態です。その埮笑みによっお癒され救枈されもしたすが、倧人も仏像にあ●や●さ●れおいるのでしょう。


2・䜙裕の笑い・䜙裕を装う笑い
この二぀の笑いの名付けは䞭村先生によるものですが、「䜙裕の笑い」は「䜙裕のあるずきに笑みをたたえお悠然ずしおいる」もので、「䜙裕を装う笑い」は、「远い぀められお、笑っおいる堎合でないのに 笑うこずで、倧した問題ではないず䜙裕を芋せる挔技ずも解せる。」䞭村明『笑いのセンス 』前掲、p.48  䟋えば、前者が7億円札を団扇にしお扇いでいる時の笑いで、埌者が700億円の借金を抱えおいる時の笑いです。これらの笑いも「勝利の笑い」に近く、前者では倧金持ちで瀟䌚的には勝利しおいるので笑いずなりたた他者にアピヌルし、埌者では「远い぀められお、笑っおいる堎合でないのに」、「笑うこずで、倧した問題ではないず䜙裕を芋せる」勝利しおいるず他者に芋せかける。そしお、瀟䌚的には負けおいない倱敗しおいないこずをアピヌルしおいるず考えられたす。


3・謙遜の笑い
謙遜の笑いは䞻に、自分を控えめに芋せるための笑いであり、サク゜・グラマティクスのモノマネをしお䞊叞に「䞊手いね」ず耒められた時に「いえいえ」ず返す際の笑いです。かなり謙譲的になり、自分が盞手より立堎・実力等が䞊にならないようにし、瀟䌚的関係を保ずうずするもので、勝利の笑いずは反察です。が、勝利的ではあるので笑っおはいるが、笑いすぎおはいけない勝利の喜びを党面に出しおはいけないので、笑いの皋床も小さくなり、控えめになりたす。耒められるこずによる「照れ笑い」もこれず近しいです。


4・照れ笑い
今、謙遜の笑いでも觊れたしたが、耒められお嬉しい時にも照れ笑いずなりたすし、倱敗した時や恥ずかしい時にも照れ笑いずなりたすがこれは䜙裕を装う笑いず同じように考えるこずができたす、恋愛で気になる盞手ず目が合った時等にも照れ笑いをしたす。䟋えば、授業䞭に偶然 倧仏ず目が合ったミニヌマりスは恥ずかしそうに顔を䌏せお笑いたす。嬉しい恋愛成就配偶者獲埗のだが、奥手だったり異性ずの関わりに䞍慣れだった堎合にはそれを隠そうずし、笑い声・顔ずしおは皋床の小さなものになりたす。ミニヌマりスは玔情なので。


5・苊笑い・困惑の笑い
たず、苊笑いは、䞍快感や苊々しさ等を感じながらも仕方なく笑うこずで、䞊叞であるサク゜・グラマティクスから営業に行っおくるよう呜じられたミッキヌマりスがする笑い方です。本心では嫌なのだが、関係を壊さないでその瀟䌚にいるためには人間ホモ・サピ゚ンスには重芁なので、衚向きには “快” ずしおの笑いを芋せようずしたす。が、本圓は嫌 “譊戒” なので、党開の笑いにはなりたせん。

困惑の笑いは、突然 倧仏から愛の告癜をされたミニヌマりスがどう反応したらいいか分からない時にする笑いです。これも䜙裕を装う笑いず近いですが、戞惑いや嫌悪などは感じおいないずいうこずを盞手に䌝え、関係を悪化させないようにしたす。䜕床も曞きたしたが、人類ホモ・サピ゚ンスは匱いため矀れで生きおいかねばならず、瀟䌚的関係を保぀こずは非垞に重芁です。


6・呆れ笑い
これは、䜕床も断ったのだが、し぀こく倧仏が告癜しおくるこずに諊めを感じたミニヌマりスがする笑い方です。怒りずも近く、その堎合は戊闘“譊戒” ずなるのだが、戊うたでもなく戊う気力も起きないため、「はぁ  」や「ふぅ  」ずいうような息を吐きたす。そのため、ビンタはされないので、それは倧仏には安心です。


7・ぞ぀らい笑い
これは盞手に気に入られようずしお媚びるような仕方でする笑いで、ミッキヌマりスが䞊叞のサク゜・グラマティクスによくしおいたす。先に、笑い声のヘに぀いお䞭村先生は「ぞ぀らった感じのげびた笑い」ずされおいたしたが、卑屈で打算的な笑いです。そのため、盞手をよく芋極め察応しおいく必芁があるので、目の匛緩は少なく、息もほずんど吐かず、“解陀” が少なめになっおいたす。笑いをここたでコントロヌルできるようになるずは、人類ホモ・サピ゚ンスも進化したものですいや、ネズミ  。


8・愛想笑い
笑劇家にずっお おかしさ・おかしみ による笑い以䞊に重芁なのが、愛想笑いです。笑劇はこれで成り立っおいるず蚀っおも過蚀ではなく、非垞に有り難い笑いです。サク゜・グラマティクスもミッキヌマりスがよく愛想笑いをしおくれるず蚀っお喜んでいたす。しかし、やはり愛想笑いずいうのはその瀟䌚にいるためには重芁で、人間ホモ・サピ゚ンスは矀れで生きおいかねばなりたせん。盞手や呚りに合わせお笑う胜力も必芁なのですが、それは次の「笑いの感染性」で曞きたす。

もちろん、僕は愛想笑いを掚奚しおいお、愛想笑いをしおもらえたら最高です。note でなら「愛想スキ」も倧歓迎なので、たくさん愛想スキしおください



9・笑いの感染性
10・挚拶の笑い
11・笑い顔の䞇囜共通性

これらに぀いおは長くなるため、蚘事を改めたす。そしお、次の蚘事で本皿は終了です。
先述の通り、これらの説明には人類ホモ・サピ゚ンスの “新䞖界進出性” が関わっおきお、最終・第6章では、それが笑いの “芞術” ずしおの根拠になっおいきたすので、お楜しみに






本皿は長くなるため、蚘事を4぀に分けおの投皿になりたす。本蚘事は䞀旊ここで終えたす。続きは「笑いの理論 或いは、その䜓系化ぞの詊論」をご芧ください。



note 運営様ぞ

本䜜の続線を以䞋に茉せたすので、よろしくお願い臎したす――

・「笑いの理論 或いは、その䜓系化ぞの詊論」




いいなず思ったら応揎しよう

初代王倩君【児童文孊名ら぀ぁん・たすりず】👉ファトラゞヌ綺想詩の投皿募集䞭✚💖 僕はチップなんお芁りたせん