「活動辞退」という隠された闇
乃木坂46は今年で結成から15年・デビューから14年の大所帯のアイドルグループだが、その中で研究生の立場のままで活動辞退に追い込まれたメンバーが3人いる。いずれも2期生だ。私は先週で卒業後の活動を含めての乃木坂2期生の応援をやめたが、改めて活動辞退という闇の原因について考えたい。
1.多様性を認めない風潮
乃木坂46では異物が混入すると、徹底的に排斥する動きが加速する。大所帯グループはいろいろなタイプが存在するからこそ面白いのに、乃木坂の界隈は異常に嫌う。さらに、2期生が加入した2013年当時は、1期生のみでできると思い込んでいたわけだから反発も相当強かったのだろう。そもそも、1期生だけで不甲斐ないのに2期生をカンフル剤として入れたという背景があったと思われる。なのに、1期生のメンバーもファンダムも2期生にはプロ意識が無いと執拗に攻撃していた。そんなことばかりされたら萎縮するだろう。
2.異常な綺麗事体質
今もだが、乃木坂46は何か問題が起きると「清純」だの「清楚」だの「上品」だのという綺麗事でまとめて、有耶無耶にする風潮がある。スキャンダルを起こしても以前と同じように選抜にそのままいたり、主力メンバーがトラブルを起こしてもお咎めなしということもあった。本来、もし大所帯でもオープンな組織ならば出場停止になってもおかしくないメンバーの所に入るチャンスがあるはずだ。しかし、綺麗事を維持することばかり重視してきたためか、まとまりは悪い方にばかり作用してきた。もし、組織の運用上、研究生という弱い立場でやむをえずいるのに、問題が起きてもチャンスが訪れないのであれば、暗黒時代の中で希望を見出すことは難しかったであろう。
3.同期によるいじめ疑惑
私は従来、2期生は運営・ファンダム・1期生により潰されたと考えていた。しかし、先週で既に全員が卒業生になっている乃木坂2期生への応援をやめたことを機に改めて考え直すと、2期生は絆が強いとかやたらと言う割には、同期の肝心なときにいなかったり寄り添わない状態だったように思う。2期生楽曲の「アナスターシャ」のMVには14人分全員の椅子が用意がされているが、あれだって制作陣が決めたことで本人達の意向ではなかったのかもしれない。2期生はあまりにも個性が強かったためにバラバラだったためか、番組に出演した際、自分に合わないような同期を煙たがっていたという文章を見かけた。さらに、2期生は14人が研究生として始まり、正規メンバーを目指していたが、もし14人全員は正規メンバーにできないから誰かを切らなければならないという運営の声などがあり誰かしらのメンバーが聞いたとすれば、自分が正規メンバーになるためには誰かをやめさせるしかないという思考が働き、裏でいじめることによって追い出そうという考えに陥ったのかもしれない。もちろん、私の勝手な推察である。ただし、研究生のままで活動辞退に追い込まれるというあるまじき事態になったのに、同期に対してもし思いやりの心がなかったのであれば、むしろやめてくれてよかったと肯定的に捉えた者がいてもおかしくない。だから、運営にもろくに反発せずに乃木坂にやたらと忠誠心を誓うことばかりしていたのだろう。そして、卒業後も乃木坂の悪事を暴露しないことは待遇からすれば逆に不自然である。
以上のような見方には私の憶測も含まれている。しかし、いずれにしても、正規メンバーになった11人はまだいいが、正式な存在として容認されなかった3人の活動辞退者は乃木坂46においては永遠に報われないということになる。個人的には芸能活動・できればアイドルに復帰してほしいと思うが、本人達次第なのでどうにもできない。だから、キリがないので、私は当事者の乃木坂46以外の現役でバリバリ頑張っているアイドルを応援していきたい。
