中小企業診断士だってフィードバックは嬉しい
今、AI採点付きの教材を作っています。
まずは親しい5人にテスト版を使ってもらい、率直な感想や改善点を教えてもらっています。
この時間が、思っていた以上に楽しい。
そして、思っていた以上に嬉しい。
そんなことを最近感じています。
独立して8年。
会社を辞めてからは、自分の仕事に対してフィードバックをもらう機会が本当に少なくなりました。
もちろん、お客様から「良かったです」と言っていただけることはあります。
契約を継続していただけることもあります。
紹介をいただけることもあります。
それはもちろん嬉しいことです。
でも、それらは「成果」に対する評価であって、「この部分はもっとこうした方がいい」「ここは少し分かりづらかった」といった、プロセスに対するフィードバックとは少し違います。
会社員時代は、良くも悪くも毎日のように誰かから何かを言われていました。
上司から指摘されたり、同僚と議論したり、後輩から質問されたり。
当時は「またか」と思うこともありましたが、今振り返ると、あれだけ頻繁にフィードバックをもらえる環境は、とても貴重だったんだなと思います。
今回、テスト版を触ってもらって改めて感じたのは、自分のプロダクトになると、驚くほど見えなくなることがあるということです。
普段の仕事では、企業の課題を整理したり、「ここがボトルネックですね」と客観的にお伝えしたりすることが多いので、自分では「客観視」は比較的得意な方だと思っていました。
でも、自分が作る側になると話は別でした。
「ここは伝わるだろう。」
そう思っていたところで手が止まる。
逆に、「ここは分かりづらいかもしれない」と心配していた部分が、意外とスムーズに伝わっている。
作っている本人には見えない景色が、本当にあるんですね。
そして、狙い通りの反応が返ってきたときは、やっぱり嬉しい。
「この問い、考えさせられました。」
「ここが一番印象に残りました。」
そんな一言をもらえるだけで、「ちゃんと伝わったんだ」と励まされます。
もちろん、改善点を教えてもらうこともたくさんあります。
でも、不思議と落ち込むことはありません。
むしろ、「そこを直せばもっと良くなる」というヒントをもらえたような気持ちになります。
最近は企業のご支援をする中で、「フィードバック文化」の大切さをお伝えすることもあります。
でも今回、自分が受ける側になってみて、その価値を改めて実感しました。
フィードバックは、評価されるためのものではなく、成長するためのもの。
そして、真剣に作ったものだからこそ、真剣に見てもらえること自体が嬉しい。
そんな当たり前のことを、久しぶりに思い出しました。
まだまだ改善点はたくさんあります。
だからこそ、この試行錯誤の時間も楽しみながら、一つずつ磨いていこうと思います。
