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スラックラインを通して、本当は何を残したかったのか。

プラダを着た悪魔 2を見たあと、
頭の中にずっと残っていたことがある。

プラダを着た悪魔2を観ての感想はこちら👇


それは、
ミランダが長い間、
ファッション業界に影響を与え続けたこと。
さらに、
アンディがまた“あの世界”に戻ってきたこと。

若い頃みたいに、
認められるために必死に戻ったわけじゃない。

色んな経験をして、
離れた時間もあって、
それでも結局、
“自分の核だった世界”
に戻ってきていた。

それを見た時に、
一瞬、
「やっぱり私はスラックライン業界で名を残したいのかな」
と思った。

でも、
違った。

私はもう、
競技復帰したいわけじゃない。

もちろん、
今でもスラックラインは好き。

本番の空気感も、
歓声も、
集中している感覚も、
限界に挑む感じも、
やっぱり特別。

でも、
私が戻りたいのは、
“競技生活そのもの”ではなかった。

じゃあ何なんだろうって、
映画を見たあと、
ずっと考えていた。

そこで出てきた言葉が、
“象徴”
だった。

私は、
スラックラインそのものになりたいわけじゃない。

でも、
スラックラインを通して感じてきた、

・本気で挑むこと
・限界を超えること
・失敗しながら進むこと
・自分を表現すること
・怖くても前に出ること
・人生を使い切る感覚

それを、
人生を通して体現する人でいたい。

たぶん、
私が本当に惹かれていたのは、
競技結果じゃない。

“本気で生きている感覚”だった。

だから今、
星読みをしていても、
講演をしていても、
子どもたちと関わっていても、
ずっと根っこは同じ。

私は、
「挑戦できる人を増やしたい」
と思っている。

でもそれは、
綺麗な教育論だけじゃない。

本当は、
私自身が、
「本気で生きたい」
んだと思う。

だから、
挑戦している人を見ると、
心が動く。

自分の人生を生きようとしてる人を見ると、
応援したくなる。

逆に、
周りに合わせるためだけに生きたり、
“ちゃんとしなきゃ”で固まっている状態を見ると、
苦しくなる。

それってたぶん、
昔の自分もそうだったから。

世界一になったあとも、
私はずっと、
「このままでいいのかな」
を繰り返してきた。

結婚して、
出産して、
競技だけでは生きていけなくなって、
働き方も変わって。

その中で、
“スラックライン選手”以外の自分を作ろうとしてきた。

でも最近、
発信や仕事で迷っていた理由も、
少しわかった気がする。

私は、
ただ商品を売りたかったわけじゃない。

ただ、
有名になりたかったわけでもない。

“挑戦して生きる”
その姿を通して、
誰かが一歩踏み出せるような存在になりたかった。

それって、
言葉で教えるだけじゃなく、
生き方そのものが伝わることなんだと思う。

だから最近、
「広告塔」
とか
「象徴」
という言葉に、
すごく惹かれる。

自分が前に立つことで、
誰かが、
「私もやってみたい」
と思える。

そんな存在。

もちろん、
まだ全然完成していない。

今も迷うし、
怖いし、
結果が出ないと苦しくなる。

でも、
完成してから発信するんじゃなくて、
挑戦している途中を見せることにも、
意味がある時代なんだと思う。

昔みたいに、
“完璧な成功者”
だけが人を動かす時代じゃない。

むしろ、
悩みながらでも、
葛藤しながらでも、
それでも進もうとしている人の方が、
誰かの勇気になる。

だから私は、
競技に戻りたいんじゃなかった。

たぶん、
“本気で生きる人の象徴”
でいたかったんだと思う。

そして、
スラックラインは、
その人生を教えてくれた、
私にとって大切な“原点”なんだと思う。


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スラックライン世界一位の経験から、
不安定な中で力を発揮するプロセスを体系化。
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ゆきみ

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