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名著だと感じた『俯瞰力』で実践できるビジネス視点をご紹介します!

こんにちは。
伴走するキャリアアップ転職エージェントの高橋です。

人生100年時代に仕事もプライベートも長く現役で楽しみ、
いずれは多くの人に火をつけるきっかけを与えていきながら、
多くの仲間と「村」を創るというビジョンを掲げ、
転職エージェントやインサイドセールス、
インターンシップ参画などを通じ起業を目指すために
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今回は、読書感想noteです。

知り合いの経営者の方からオススメしていただき知った、
『俯瞰力』という本。

こちらを朝5時台に起床し
毎朝、少しずつ読み進めてきました。

読みながら、

「あ、これは仕事で使える」
「インサイドセールスでも必要だ」
「転職支援でもかなり活きる」
「noteを書く上でも大事な視点だ」

と感じることが多く、
日々の実践にも落とし込むようにしています。

今回は、その中で得た気づきを
自分なりにまとめてみます。

※ネタバレを含む可能性がありますので、
 未読の方はご注意ください。


4つのバイアスの存在

『俯瞰力』を読んで、まず印象に残ったのが、
私たちは思っている以上にバイアスに影響されているということです。

本の中では、代表的なものとして、

現在バイアス。
特性バイアス。
自己中心性バイアス。
確証バイアス。

この4つが紹介されていました。

現在バイアスは、
「目の前のことを重視しすぎること」

特性バイアスは、
「相手の行動をその人の性格だけで判断してしまうこと」

自己中心性バイアスは、
「自分の視点を中心に物事を見てしまうこと」

確証バイアスは、
「自分が信じたい情報ばかりを集めてしまうこと」

これ、仕事でもかなり起きていると思いました。

たとえば、
転職支援でもそうです。

求職者さんの職務経歴だけを見て、
「転職回数が多いから不利」
「短期離職があるから継続力がない」
表面的に判断してしまうと、
その人の背景を見落としてしまいます。

インサイドセールスでも同じです。

お客様が少しそっけない反応をした時に、
「興味がないんだな」
と決めつけてしまう。

でも実際には、
忙しかっただけかもしれない。
社内でちょうど課題が出始めているタイミングかもしれない。
今は言葉にできていないだけで、潜在的なニーズがあるかもしれない。

人は、自分が見たいように見てしまいます。

だからこそ、
自分にはバイアスがあると自覚すること。

これが、俯瞰力の入口なのだと気づかされました。

「俯瞰力」とは、バイアスを補う仕組み

俯瞰力という言葉を聞くと、
「高いところから全体を見る力」
というイメージがあります。

もちろん、それもあります。

でも今回読んでいて感じたのは、
「俯瞰力」とは
単に広く見ることではなく、

自分のバイアスを補うための仕組み
なのだということです。

自分の見方は偏る。
自分の判断はズレる。
自分の経験だけでは、見えないものがある。

だからこそ、視点を変える。

問いを立てる。
構造を見る。
流れを見る。
前提を疑う。

この一連の姿勢が、
俯瞰力なのだと思います。

ビジネスにおいて、この力はかなり重要です。

目の前のタスクだけを見る人と
全体の構造まで見る人では、
仕事の質が変わります。

言われたことをこなす人と、
「これは誰に影響するのか」
「なぜ今これをやるのか」
「この業務の先に何があるのか」
を考えられる人では、成長速度も変わる
と思います。

「俯瞰力」は、
仕事を作業から意味ある行動に変えてくれる力です。

鳥の目・虫の目・魚の目といった「3つの目」を持つこと

『俯瞰力』の中で特に実践しやすいと感じたのが、

「鳥の目」
「虫の目」
「魚の目」


という3つの視点です。

これは、ビジネスパーソンにとって
かなり使いやすい考え方だと思いました。

鳥の目:物事を全体の地図として見ること

鳥の目とは、高い視点から全体を見ることです。

・今やっている作業は、誰に影響を与えているのか。
・どんな成果につながるのか。
・チーム全体の中で、どんな意味があるのか。

ここを見る視点です。

たとえば、資料作成を任されたとします。

ただ言われた通りに作るだけなら、作業です。

でも、

「この資料は誰向けなのか」
「相手は何を知りたいのか」
「この資料によって、どんな意思決定が進むのか」
「上司は何を伝えたいのか」
「チームにとってどんな貢献になるのか」

ここまで考えると、仕事の質が変わります。

職場の仲間へのタスク依頼も同じです。

自分の都合だけで依頼するのか。
相手の状況を見ながら依頼するのか。
チーム全体の利益を考えて動けるのか。

鳥の目があると、
仕事の意味付けができるようになります。

そして、意味付けができると
やりがいも生まれやすくなると思います。

虫の目:考えながら見る力

虫の目とは、細かく見る力です。

現場の事実を丁寧に見る。
相手の発言の背景を考える。
原因を掘り下げる。
小さな違和感を見逃さない。

この視点です。

私はこの“虫の目”が、
インサイドセールスでも転職支援でも
かなり大事だと実感しています。

・なぜ、その人はそう言ったのか?
・どうして、その反応になったのか?
・表面的な言葉の裏に、どんな背景があるのか?

ここを深掘りする力です。

本を読みながら、
自分なりに5つの問いを意識したいと思いました。

1つ目は、事実を丁寧に確認する問い。

2つ目は、原因を掘り下げる問い。

3つ目は、前提条件を確認する問い。

特に、当たり前とされている暗黙の前提です。

4つ目は、影響を考える問い。

5つ目は、改善や次の行動につなげる問い。

具体的には、
5W1Hで質問していくことです。

いつ。
どこで。
誰が。
何を。
なぜ。
どのように。

この基本に戻るだけでも、
会話や業務の構造はかなり見えやすくなります。

虫の目とは、
細かいことにうるさくなることではありません。

観察の解像度を上げることです。

魚の目:流れをつかむ

魚の目とは、流れを見る力です。

ビジネスで言えば、
トレンドや傾向をつかむこと。

自分が属する業界だけでなく、
他業界の成功事例や、テクノロジーの活用にも目を向けること。

DX化。
AI活用。
オンライン化。
情報共有。
自律型キャリア。
働き方の多様化。

こうした変化の兆しを見つけることです。

これを見ないと、
経験や知識が陳腐化するリスクがあります。

先日投稿した「風の時代」に関する記事にも通じますが、
2020年代からは
オンライン、情報共有、自律という流れが
かなり強くなっていると感じています。

だからこそ、
魚の目の重要性は増しています。

本の中では、物事を見る一つの目安として、

「探索」「深化」
という考え方も紹介されていました。

探索とは、
新しい可能性に目を向け、
まだ確証のない小さな変化に気づくこと。

深化とは、
既存の知識や経験と照らし合わせ、
その兆しの意味を分析すること。

これはかなりビジネスに使える視点だと思いました。

・気づきと分析を合わせる。
・自分で仮説を立てる。
・実行して検証する。
・結果を見て、また気づきと分析を行う。

この繰り返しが、
PDCAサイクルの質を高めていくのだと思います。

3つの目に加え俯瞰力を鍛え続けるポイントは「システム視点」

鳥の目、虫の目、魚の目。

この3つだけでも、かなり実践的です。

ただ、さらに大事だと感じたのが、
システム視点
です。

物事を点で見るのではなく、つながりで見る。

それは出来事だけを見るのではなく、
その背景にあるパターンや構造を見るということです。

なぜ同じ問題が繰り返されるのか。
なぜ改善策を出しても、また元に戻るのか。
なぜその人や組織は、同じ判断をしてしまうのか。

ここを考える視点です。

これは、
組織開発やエンゲージメント領域の
インサイドセールスに取り組む自分にとって、
かなり重要な学びでした。

普段、お電話でお客様と会話していると、
お客様が発する言葉は、
表面的な出来事であることが多い
です。

でも、
その奥にはパターンが隠れており、
さらに奥には構造があります。
さらにその奥には、
お客様にとって当たり前となっている価値観や考え方があります。

ここまで見ていくことで、
初めて「本質的な問題」に近づけるのだと思います。

ここを追求していくことは、大きな価値があるなと
この本から学びとることができました。

物事を捉えるコツは「因果ループ」という考え方が有効

このシステム視点を理解する上で、
因果ループという考え方も有効だと感じました。

ざっくり言うと、

出来事。
パターン。
構造。
メンタルモデル。
そしてまた出来事。

この循環で物事を捉える考え方です。

ちなみに今挙げた言葉の中で、
メンタルモデルとは、
当たり前となっている価値観や考え方です。

たとえば、
職場で離職が起きているとします。

出来事としては、社員が辞めた。
パターンとしては、若手が続けて辞めている。

構造としては、
成長機会が少ない、
上司との1on1が機能していない、
評価制度が曖昧、
などがあるかもしれません。

メンタルモデルとしては、
「若手は自分から学ぶべき」
「忙しいから丁寧に育てる余裕はない」
「離職は本人の問題」
という暗黙の考え方があるかもしれません。

ここまで見ると、
単なる退職者対応ではなく
組織全体の課題
として見えてきます。

転職支援でも同じです。

「今の会社を辞めたい」
という出来事だけを見ない。

・なぜ辞めたいのか?
・同じ悩みを繰り返していないか?
・どんな環境で力を発揮しやすいのか?
・本人の中に、どんな当たり前や価値観があるのか?

ここまで見ることで、
より本質的な支援ができるはずです。

因果ループは、
表面的な捉え方から、構造で捉える訓練になると思いました。

「仮説・分析→実行」で検証・結果を受けまた仮説・分析の繰り返しが、ビジネスの前進に

今、私は
インサイドセールス、転職エージェント、
noteクリエイター活動、業務委託など
複数の領域で『俯瞰力』を試している真っ最中です。

特にインサイドセールスでは
顧客の言葉の背景を構造的に捉えることを意識しています。

相手が言った言葉を、
そのまま受け取るだけではなく、

「もしかすると、〇〇だったりしませんか?」

と仮説を当てにいく。

仮説を当てにいく背景としては

・相手の問題を発見する。
・背景を深掘りする。
・解決策を提示する。
・あるいは、相手自身に気づいてもらう。

この展開に持っていく助けになり始めています。

転職支援でも同じです。

求職者さんが話す悩みの裏に、
どんな価値観があるのか。

さらに、ヒアリングを深め

どんな環境でつまずきやすいのか。
今の違和感は、どの構造から生まれているのか。

ここを考えながら話を聞くと、
支援の質が変わってきます。

noteでも同じです。

ただ思ったことを書くのではなく、

「なぜこのテーマに反応したのか」
「読者はどこに共感するのか」
「この経験は、どんなキャリア論につながるのか」

と考える。

こうやって自分に問いながら綴ると、
単なる日記ではなく
読者に届く記事に少し近づける
気がします。

いつも思うのですが、
ビジネスは、仮説と検証の連続です。
いい意味で終わりがない。
改善や挑戦、失敗も成功も同じ「結果」。

ビジネスや物事の成功というのは

仮説を立てる。
分析する。
実行する。
結果を見る。
また仮説を立てる。

この繰り返しの質を上げるために、
俯瞰力はかなり役立つと感じています。

そして最近、取り組む中で
新たに気づいたことがあります。

それは、ビジネスにおいて
「示唆」の要素がかなりカギを握るということです。

この「示唆」ついては、
また別の投稿で取り上げたいと思います。

noteを毎日投稿続けてきて最も磨かれている能力は
もしかしたら
読書から自身のビジネスの課題や現状打破のヒントを拾い
置き換えて考え、言語化し、実践して
また新たな気づきを得る
という
無意識の「因果ループ」から
新たな投稿テーマに繋げる力なのかもしれないと気づくこともできました。

『俯瞰力』は、すべてのビジネスパーソンに読んでほしい

『俯瞰力』を読み進めて、改めて思いました。

これは、
すべてのビジネスパーソンに読んでもらいたい本です。

なぜなら、「俯瞰力」は
仕事のシーンだけでなく
世の中の構造や流れを読み解く助けとなり、
人生全体に関わる力だと思うからです。

自分の感情に飲まれすぎない。
目の前の出来事だけで判断しない。
相手の背景を考える。
構造を見る。
流れを見る。
自分のバイアスを疑う。
仮説を立てて、検証する。

この視点を持つだけで、
自己成長も人生の質も変わると思います。

・仕事で成果を出したい人。
・マネジメントに悩む人。
・職場の人間関係に悩む人。
・営業力を高めたい人。
・転職活動で自分を整理したい人。
・キャリア形成に迷う人。
・起業を目指す人。

どの立場でも、かなり学びがあるはずです。

私自身も、まだ実践の途中です。

でも、
インサイドセールスでも、転職支援でも、
noteでも、確実に役立ち始めています。

俯瞰力とは、
遠くから冷静に眺めるだけの力ではありません。

むしろ実戦的な視点で、
現場に立ちながら、全体を見て、
細部を見て、流れを読み、
構造を捉え、自分の行動を変えていく力
です。

この力を、
これからも毎日の仕事の中で鍛えていきたいです。

そして、より質の高い問いを立てられる
ビジネスパーソンになれるよう
引き続き私自身が『俯瞰力』を磨いていきたいと思います。


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