【自分のカラーを変えない】
もし今、あなたが暗闇の中で「自分には何もない」と立ち尽くしているのなら、どうしても伝えたいことがあります。
日々は忙しく立ち去り、周りの目や評価に合わせるうちに、
本当の自分がどこへ行ったのか分からなくなることがありますよね。
私も以前、30代の頃はそうでした。
誰かに良く思われたかった。
それが私でした。
あなたは、誰かに良く思われたくて作った小さな「虚飾の自分」が、いつの間にか重い鎧(よろい)になって、心を締め付けてはいないでしょうか。
都合の悪いことから目を背け、嘘で自分を取り繕ってしまう夜、
一番傷ついているのは、他の誰でもなく、あなた自身の心です。
でもね、どうか自分を責めないでください。
八方美人になろうとしてしまったのは、あなたが優しく、誰かを傷つけたくなかった証拠でもあるのですから。
だけど、今日だけは思い出してほしいのです。
「自分のカラーを変えない」という生き方を。
裸の自分で生きるということは、決して器用な生き方ではありません。
不器用で、損をして、時には涙を流すこともあるでしょう。
でも、嘘のない「ひとつの心」で生きていく姿は、どんな美しい嘘よりも尊く、誰かの心を揺さぶる強さを持っています。
あなたが今、私のこの言葉を読んでいるように、
私もまた、一文字一文字に心を込め、紙のノートに自分の歴史を刻んでいます。
消せるデジタル文字ではなく、筆跡という「心の足跡」を残す理由。
それは、どんなに情けなく落ち込んでいる日も、不器用にあがいている日も、
そこに刻まれた文字だけは「嘘をつかない私の生きた証」だからです。
震える手で書かれた文字、滲んだインクの向こうには、
私が今日まで必死に生きてきた、かけがえのない命の時間が宿っています。
『往く道は精進にして、忍びて終わり悔いなし』
高倉健さんが噛み締めたこの言葉は、完璧な人間に与えられたものではありません。
傷つきながらも、逃げ出さずに自分と向き合い続けた人が、人生の最後に辿り着く光の言葉です。
たとえ今、誰にも理解されない孤独の中にいたとしても、
あなたが自分の心を誤魔化さず、ひたむきに歩んできた道は、絶対に無駄にはなりません。
自分が自分を一番の理解者として抱きしめ、真正面から向き合ったとき、あなたの瞳からは温かい涙が溢れるはずです。
それは悲しみの涙ではなく、自分という存在を愛おしく思えた「感動の涙」です。
言葉はブーメランのように自分に返ってきます。
だからこそ、私はあなたに最高の言葉を贈りたい。
あなたは、そのままでいい。
あなたの描くその色(カラー)のままで、堂々と生きていってください。
不器用でもいい。遠回りでもいい。
ひとつの心で、本当のあなたで生き抜いた先には、悔いのない、温かな人生の夕暮れが必ず待っています。
今日のどんちゃんの『活きる哲学』を、今夜、涙を拭って前を向く「あなた」へ捧げます。
【追記:心に届いた言葉のバトン】
自分の心に嘘をつかず、自分の言葉で発信されている素敵なクリエイターさんがいます。
この方の記事からも、飾らない想いと温かい温もりが伝わってきます。
ぜひ、こちらの記事も読んでみてください。

Photo & Philosophy by donchan
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