わたモテ感想 喪232前編 ネタバレ有り| すれ違う者共
4月は時間があったので、26巻おまけ考察のnoteで考えた過去考察をもとにマンガを描いてみるなどしていました。よかったら見てみていただけると喜びます。
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— でるん (@delphinus_4) May 1, 2025
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※以降ハチャメチャにネタバレしているので未読の方は読むの禁止です。
そうこうしているうちに、アプリで喪232 モテないし二度目の……(前編) が更新されました!
1週延期はありましたが、この内容をGW中に出されたら悶死してGWの残りが飛んだ可能性が高いので逆にありがたかったかも。
ここのところの更新、どれも胃もたれ必至の激カロリー話が続いていましたが、今回もカロリーを更新してきた感があります。
最近勢いを増し続ける弟推しクラスタの皆様に置かれましては命に関わる内容となっておりますので、水分、できれば烏龍茶などさっぱりする飲み物を手に届くところに置いて読まれるのがよろしいかと思います。(いや未読の人はここ読んでないはずですけどね)
というわけで今回も気づきを残していきます。
大方の予想を覆してネモの処刑回は留保され、おそらく同時進行の男の娘コンテスト回。しかもコンテストにでる和田くん回かとおもいきやまさかの智貴回!
ですがいろいろな視点が錯綜する話となっているので、整理を兼ねて時系列ごとではなく要素ごとに追っていく形にしてみます。
智貴周り
喪230の”気になる”を引き継いでマクゾーを見守る智貴からスタート。
喪230で智貴視点でマクゾーが描かれたあとで室内をウロウロしている智貴が雫視点で描かれていたので、わりとすぐ満足して帰ったのか?と考えていましたが、どうやら同時並行を描く関係で時系列が若干錯綜していて雫遭遇の方が先だったようですね。でも映画アテレコはntrのあとのはずなので…
表にするとだいたいこんな感じでしょうか?

相変わらず従兄弟で遊び続けるきーちゃん。この2日のストレスのせいか本当に悪魔的所業です。
そこに現れた朱里ちゃん。劇から続いて超積極的ですが……表情は凍りっぱなしで怖い。劇のときからなにかに気づいたような様子もありましたし、単に積極的というよりは何かを確かめようとしているようでもあります。目的が変わったから遠慮が要らなくなったというかそんな雰囲気……。
そして紗弥加を反対側にポジショニングするきーちゃん。ほんと姉の周りのガードが硬い&期待と違って面白くないからって弟で遊ぶのやめてあげて? っていうか同じウソでも智子のホラよりだいぶ悪質なウソつきまくってるの、その内天罰が落ちそうですが。あんま調子乗らないほうがいいよ……。
そんでもって……
おい!沙弥加!!バカ!!!!ダメじゃん!それはもう、アレじゃん!!ダメじゃん!!!?
目線に気づくのはすごいけど!
しかもこれ想像してる本人的にはマクゾーの中身に意識が行ってないからあくまで智貴xマクゾーなんでしょうけど、我々読者は当の智貴がマクゾー=智子だと思ってるのを知っているわけで、実際少し前には入ってたわけで、その2つが超融合するとヤバいんだよ!!!しかも別のシーン挟んで二回もやってるんじゃないよ!!!
そして最後に登場吉田さん。
全方位嫉妬状態なのでわかりにくいですが、”あいつらみてーな格好”ってのは舞台上の男の娘のことではなくてシンデレットの衣装のことですかね。
しかし妄想、服はかわいいのに表情が凍ってるあたり、セリフのとおり自分には似合わないと思ってるようで。大丈夫かわいいよ。ていうか左のシンデレラ風似合いますね。魔法少女風?も強火のニーズがありそう。
マクゾーの中身問題
さて次のトピック。マクゾーを涌井さんがコンテストに連れて行ったことで智貴のラインが和田くんたちのラインにつながっていきます。これぞ群像劇といったおもむき。
しかしマクゾーはなんで智貴を思わせぶりにチラッと見てから行っちゃうの……?勘違いが強化されちゃうでしょ、ダメだよ……。(どうでもいいですが智子が入ってた時もそうでしたが黒目まで見てるしどうなってんですかねこのキグルミ)
智貴も智貴だよ、振る舞いで違うって気づいてほしかったよ。まあ誤った前提情報の壁ときー助コントロールがあるから仕方ないか……。
で元気そうなマクゾーを眺め回して姉の無事を確信したらしい弟でしたが、きーちゃんがウソをさらに塗りかため、口実を用意したことであっさりと女装コンテストまでついていってしまいました。いったいなんの恨みが……。
おそらく弟の意識上では「姉がバカやらかさないように監視する」ためということになっているのでしょう。でも奥の方では「それでまた殴られないか見守る」が燻っている。
230もでしたがこの構図、スパ銭にいったときと同じですね。
スパ銭と230では、心配だから見に行く>大丈夫じゃねーか が繰り返されましたが、今回は3回目。反復型作劇のメタ的なことを考えると、今度は何かが起きる可能性が高そう…。
そうなると現状で一番鍵になりそうなのは、智貴と今江さん(吉田さんもか?)が共通してもつ「マクゾー=智子」の誤解。たとえばまた涌井さんがフラッシュバックを起こしてマクゾーを殴ってしまい、そこへ3人が乱入して…とか。個人的に「誤解に基づく問題発生」展開がどうも生理的に受け付けないところがあるのであんまりその線でひどい展開になってはほしくないんですが……。特に智貴が主体になってしまうと、これも反復+応報の作劇として「涌井さんを公衆の面前で殴る」展開があり得るのが本当に怖い。タイトルも“二度目の”で反復構造を示唆してるし……。どうかくだらないオチであってくれ……。
無事に終わることを祈りますが、智貴に思いを寄せる人々が一堂に会してるのもあって、何か重大な「開示」もありそうなんですよね。朱里ちゃんの件もあるしシスコンバレすんじゃないか?怖い!!
しかし今江さんもナチュラルにマクゾー=智子だと思い込んでますが、一般生徒がそんな大役引き受けることってあるんですかね?
一応クラスのだけど実行委員ではあるし映画頑張ったことを知ってるからそのへんを総合して無くはないかという想定?
涌井さん
マクゾーを中の人名で呼ばない涌井さん。こういうところは気が使えるんですね。少し好感触ですが、それだけに惜しさが強調されてしまう印象。
そして今江さんを見つけた涌井さんは在りし日の会話を思い返します。
この回想は喪50冒頭の今江さんシーンからシームレスに続いていそうですね。夕日に照らされる今江さんに憧れる、二人は同じような経験をしていますが、その足跡は対照的です。(まああのシーンの智子は浅いなんてもんじゃなかったですけどね)文化祭と体育祭が隔年なので混乱しますが、やはり対比的に涌井さんは智子と同学年そうな気がしますね。
また涌井さん目線での今江会長はすごく気合が入った描かれ方ですが、このあたりは雫からみた黒木先輩も想起させます。雫も今のところまだ自己愛と表層的な憧れとイマイチ深化しない理解を持つ未熟性をもつ子なので、この二人はにてるところがありますね。
さて回想会話の内容ですが、某死神漫画で「憧れは理解からもっとも遠い」という名言?がありましたが。それを思い起こさせます。
卒業式などを通して涌井さんの「たくさんの人に向けた博愛」に気づいた智子はそのバトンを引き継いで雫に渡していく。一方で今回も自身モノローグで言う通りただ憧れるだけでここまで来てしまったらしき涌井さんは、表層的な「大きなイベントをやる」をなぞるだけで、そこに博愛精神はない、というかむしろ切り捨てる志向。今江さんの言葉もちゃんと聞いていなくて、「楽しく思ってくれる人が『増える』」を汲み取れておらず、おなじ”みんな”でも、その指す範囲はかなり差があり、「ちゃんとやってる」人しかターゲットしていないようです。結果、涌井さんのイベントは”陽キャがより楽しむためのイベント”の様相を呈しています。もちろんそれはそれで悪いことではないんですが、陽キャはほっておいても盛り上がるので、おそらく今江さんの考え方であれば重点施策にはならないであろう形式でしょう。
ともあれそんなことを思い出しながら脳内で今江さんに自慢する涌井さんですが……そんな涌井さんへ向ける今江さんの目はだいぶ冷たい…というかもはや眼中になし。……いっそ哀れになってきてしまいました。
うん て。 マクゾー見る今江さん目線コマでは全身にトーンがかかってるし。どうにも見透かされていそうです。
まあもっとも今江さんも今江さんで描写が少ないながら智子ちゃんへの想いが妙に強い感じがあって私的には結構謎です。智子が昔考えたように、数ある救うべき子の一人、というポジションだけではない気にし方という印象で……。やっぱり蠱惑に落ちてるんだろうか……?
それはそれとして物語上の位置づけを考慮すると女装コンテスト発案者が涌井さんの可能性がそこそこありそうですが、ひょっとしてそっちの方?身近なナマモノはやめたほうがいいですよ。(アドバイス)
女装者たち
さすが決勝ともなるとレベル高いですね。最初の大コマで和田くーん!と叫んでるのは茜ちゃんあたりでしょうか?下段、押しウチワまで用意してる猛者がいたりして盛り上がりはたしかなようです。
野球部?くん、つめものしすぎでものすごい虚巨乳。女装コンテストの特技にバッティングもってくるのは逆にいいセンスしてる。美人さんな感じで割と好き。
ついで西川くん、メイクがうまいんでしょうけど和田くんとはベクトルの違う、いわゆるメスガキっぽさがあるかわいさですね。女声も特技みたいですし、どうも普段からそういうキャラでやってそうな気配があります。さすがマンモス校だけあってすごいのが隠れてる。シロイハルか?すっぴんが見たい。2年生ということで智貴たちと顔見知りの可能性もありますが果たして?
で和田くん。
どうやら内心では相当自信があった様子。見た所女装自体の作り込みでは他のメンツに一段負けてしまってる感じがありますね。ガチに対して素材で勝負的な。で何か仕込みをしてるそうですが……。順当に行くとなんだかやたらキリッとしている鈴木くんと前にやっていたボディタッチの延長かなとも思いますが、キヨ・茜・ひっさびさ登場の男子も含めて4人を見てる様子なのでもっと大きく何かありそう。キヨ茜も前回なにかやるようなことを言ってましたしね。
和田くんの特技は涌井さん回想に隠されて描かれませんでしたが、予選でやってた柔軟技の繰り返しでしょうか。
それにしても、和田くんが盛り上げるモチベを思い返すときに想うのはやっぱり黒木さんなんですね。文化祭カフェでのおしりが痛いやら、1年の頃からひっそり見てた疑惑とか、謹慎のときとかもそうでしたが、かなり意識している様子です。ミステリアスな子だし恋愛的感情かどうかは微妙そうにも思われますが、キバ子に続いて智子が直接間接に周りに与える影響はイツメンだけに限らないというのがじんわりきますね。
・キバ子グループ
西川くんに興味津々なのか腕くんで目が白抜きになっている四季ちゃん。バカッコイイの撮影時も和田くんのパンツ動画保存してたあたり、そっちの気があるのか?小陽ちゃんの方はあまり興味ない様子。むしろ後ろにいるサチのほうが気になるようです。
想像上だけど特装版とはまた違った智貴女装姿を提示したサチはGJ。
女豚は草。いや音聞いただけでよくわかったね小陽ちゃん。
ところで女性陣を見る柿沼くん、眼鏡で目線が隠れていますが見つめるは四季ちゃんか小陽ちゃんか。ウエスト小陽ちゃんより細そう。
てなところで、全体的に今話は誤解(理解)とすれ違いがテーマの回といった雰囲気ですね。想いを込めて見る相手はこちらを見ていない。半分くらいきーちゃんの故意によるものですが。
この一つの舞台で糸車のように紡がれたそれらが何か恐ろしい事故に帰結しそうで気が気ではありません。死ぬ……。
キャラ的には偶然にも智貴に気がある子を中心に3-5教室にいないレギュラーキャラはほぼ全員こちらの舞台に集まっている様子でしたかね。いや凪たちがいないか。3-4で仕事中だから仕方ないし、これ以上増えると話が発散してしまいそうなのでちょうどいい塩梅ですが。
凪は女装コンテスト好きそうなキャラ造形をしている気がしますが、男子自体にはあまり興味がない?それとも恋愛が絡むかどうかが重要なのか?来てたらどうなったのか地味に気になっております。
そして次回は……なんと1週間後! 中一週は逆にすでにほぼ脱稿してそうで延期の確率は低そう?GW進行を忘れていたとのツイートでしたが、GW前は締切が早まったせいで本来予定通り先週更新されるペースで描けてたのが今週に後ろ倒しになり、GW中は普通に仕事して予定通り本来の中2週のタイミング……という形?
このまま男コンを続けるか、また視点が揺り戻すか気になるところですが、上で触れた通りタイトル的にもこのままいく可能性が高いかな?いずれにしても前回今回の強烈な展開の引きがどちらかしか回収されないのであればどっちにしてもこのひどい焦らしは継続確定そうです。読者が、読者が死んじゃう。
しかし改めてタイトルが気になります。2度目の……なんなんだ?
2度目ということは劇中で一度だけやってることなので……うーん?イマイチ思い当たる節がない……全巻読み直して来ますかね……。
ではまた次回!!

