背中を押してくれる人たち
前回「点と点が繋がって線になっていく」では
イラストで生活が出来るようになっていった話を書いたんだけど
文章にすると、まるでスムーズに仕事に繋がっていったように見えるかもしれないなぁと思って。
話を進める前に、今回は少しだけ回り道をしたい。
先日、友人と仕事がなかった頃の話をしていて思い出したことがある。
学生の頃から、絵を描く時はずっと床に座って描いていた。
その姿勢が腰に相当な負担をかけていたようで
常に腰が痛く、ギックリ腰になるのが癖になっていた。
だから家の近所に行きつけの整骨院があって
そこの先生には、本当によくしてもらった。
ギックリ腰で動けなくなった時には、休診日にもかかわらず急遽診てもらって動けるようにしてくれたり
展覧会をしたら来てくれて、作品を購入してくれたり。
それだけじゃなく、その先生は犬を飼っていたので
「お金に困ったらうちの犬の絵を描いてくれたら買うから、いつでも描いて持ってこいよ」
と言ってもらえた。
その言葉をそのまま受け取って、実際に何度も何度も絵を描いて持っていった。
自分のことながら、甘えるのが上手だなぁと思うw
体のケアだけじゃなく、生活面でもどれだけ助けてもらったことか。
しかも、ぼく1人じゃなく
当時の彼女(いまの奥さん)も一緒に可愛がってもらえて
家に呼んでもらってご飯を食べさせてもらったり
旅行に連れていってもらったりした。
その頃は本当にお金も仕事もなかったので、食べるものは当時2、30円で買えるもやしや、100グラム60円〜80円くらいの鶏肉
実家から送ってもらっていたお米や野菜でなんとかかんとか生きていた。
リアルに食費よりも画材代の方が高かったと思う。
そんな生活を送っていたので
本当に助かった。
専門学校に行くきっかけをくれたコンビニのオーナーや
この整骨院の先生のように
恩人と呼べる人が、ぼくにはたくさんいる。
専門学校の先生、バイト先のオーナー
初めて個展をしたギャラリーのオーナー
よく展覧会をしていたギャラリーのオーナー
東京に引っ越した時に住んだ家の大家さん…
それぞれのエピソードを書けば、いくつもnoteが書けてしまうくらい。
いつかその話もちゃんと書きたいと思っている。
そういう人たちに恵まれていたから
どれだけ大変な時でも、辞めないで続けてこられたんだろうなと思う。
続けることって、1番難しい。
でも思い返してみると、いつも周りには
応援してくれる人、見守ってくれる人、温かく迎えてくれる人がいた。
自分は運がいいなぁと、常々思っているんだけど
1番持っている運は、人と出会う運だと思っている。
