見出し画像

吉田健一(1912.4.1-1977.8.3) 福田恆存(1912.8.25-1994.11.20)  福田逸(1948.1.31- )『父・福田恆存』文藝春秋 2017年7月刊 307ページ  Duke Jordan (1922.4.1-2006.8.8) "Everything Happens to Me" (1973.11.25)  日記 2017年9月12日 木のもとのすみかも今はあれぬべし春しくれなばたれか訪ひこん 新古今和歌集 168

日記
2017年9月12日
午前3時30分起床

室温26.8度
湿度72%

体重53.1㎏ BMI 19.7
懸垂6回
62歳8か月

じゃがいも唐揚げ キムチ
讃岐うどん(鶏はんぺん椎茸玉子わかめ)
 

Duke Jordan (1922.4.1-2006.8.8)
"Everything Happens to Me" (1973.11.25)
https://www.youtube.com/watch?v=_jbpeqPEGF8

Flight to Denmark (1974)
https://en.wikipedia.org/wiki/Flight_to_Denmark
Duke Jordan - piano
Mads Vinding - bass
Ed Thigpen - drums
Copenhagen, Denmark, November 25, 1973


https://en.wikipedia.org/wiki/Duke_Jordan

デューク・ジョーダンのリーダーアルバムCDは、
この Flight to Denmark しか持っていませんけど、
パソコンのウィンドウズメディアプレイヤーには、
2004年11月うつ病発症休職以降に
福岡市総合図書館から借りたCD他、
Charlie Parker on Dial (1947.10.28)
 ~
Blue Duke (1983.6.8)
の演奏を74曲収納しています。

伊奈めぐみ(1980.8.2- )
『将棋の渡辺くん 3
 ワイドKC』
講談社 2018年3月刊
Charlie Parker (1920.8.29-1955.3.12)
Duke Jordan (1922.4.1-2006.8.8)
"How Deep Is The Ocean" (1947.12.17)
https://note.com/fe1955/n/na665f33d24ce

羽海野チカ(1965.8.30- )
『3月のライオン 9
 ヤングアニマルコミックス』
白泉社 2013年10月刊
Duke Jordan (1922.4.1-2006.8.8)
"How Deep Is The Ocean" (1973.12.2)
https://note.com/fe1955/n/ncf3f67ed8a9b



https://www.iwanami.co.jp/book/b259617.html

木(こ)のもとのすみかも今はあれぬべし春しくれなばたれか訪ひこん
 大僧正行尊
 修行し侍りけるころ、春の暮によみける
新古今和歌集 巻第二 春歌下 168
「木の下の住居ももうきっと荒れるであろう。
春が暮れてしまえば誰が訪ねて来ようか。」
『新日本古典文学大系 11』岩波書店 1992.1 p.64
本歌
「木のもとをすみかとすればおのづから花見る人になりぬべきかな」
(花山院 詞花 雑上)
木のもとのすみか いわゆる樹下石上の粗末な庵。
「春の暮つ方」の歌。

行尊
(ぎょうそん 1055-1135)
平安時代後期の天台宗の僧・歌人。
金葉集初出。
新古今十一首。
勅撰入集四十九首。
隠岐での後鳥羽院による
『時代不同歌合』では藤原道信と番えられている。
小倉百人一首 66
「もろともにあはれと思へ山ざくら花よりほかにしる人もなし」

http://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/sennin/gyouson.html

https://ja.wikipedia.org/wiki/行尊

2013年の立春、
2月4日から毎日一首づつ投稿し始めた
新古今和歌集の通読(つぶやき)が
四年かかって終わりました。
https://bookmeter.com/mutters/153791951
https://bookmeter.com/mutters/153744722
全二十巻
春夏秋冬賀哀傷離別羈旅恋雑神祇釈教
1978首
明日から再読
2017.3.26


https://www.amazon.co.jp/dp/4163906886

福田逸(1948.1.31- )
『父・福田恆存』
文藝春秋 2017年7月刊
307ページ
福岡市総合図書館蔵書
2017年9月12日読了

https://www.amazon.co.jp/dp/4163906886
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163906881

「〝父殺し〟
に至る親子の葛藤とは――
没後二十余年、初公開資料で
大岡・吉田・三島ら
「鉢木会」の交わりから
晩年の父子の軋轢までを
率直に描ききった追想録。」

https://www.amazon.co.jp/dp/4163906886

http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163906881

https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034210235&Action_id=121&Sza_id=C0

「父・福田恆存と「友達」のように仲が良かった著者は、
その影響で演劇の道に進む。やがて病に倒れ老いゆく父と
確執を抱え、悩み、父の名を穢すまいと引導を渡す…。
遺された手紙を紐解き、「鉢木會」での
大岡昇平、中村光夫、吉田健一、三島由紀夫らとの交友、
家族への情愛、長く苦しい父子の葛藤を、
懐古と悔恨を込めて描く追想記。

目次
第1部
父からの手紙
これはじゆうのめがみです
ロープは最後まで放してはいけません
會食頗る愉快の想ひに御座候

第2部
鉢木會・断章
晩年の和解―大岡昇平
恆存のボヤキ―中村光夫(1)
詩劇について少々抱負を―中村光夫(2)
チャタレイ裁判―吉田健一(1)
骨身に応へる話―吉田健一(2)
暗渠で西洋に通じてゐるのは―三島と福田
鈴木會の連歌帳―そして、神西清

第3部
父をめぐる旅路
近代日本をいとほしむ―L嬢の物語
恆存の晩年
生きることと死ぬことと―エピローグ」

試し読み
https://books.bunshun.jp/list/browsing/9784163906881?pn=1

https://books.bunshun.jp/list/browsing/9784163906881?pn=1
https://books.bunshun.jp/list/browsing/9784163906881?pn=1

挿画
ジョルジュ・ルオー
『「ジルベールの手帖」扉』

https://ja.wikipedia.org/wiki/福田恆存

https://ja.wikipedia.org/wiki/福田逸

福田恆存(1912.8.25-1994.11.20)
福田逸(1948.1.31- )

1948年生まれの
次男・福田逸(ふくだ はやる)が
父・福田恆存(1912-1994)の書簡を引用しながら
大岡昇平(1909-1988)
中村光夫(1911-1988)
吉田健一(1912-1977)
三島由紀夫(1925-1970)
神西清(1903-1957)
との交友を描く
第二部「鉢木會・断章」
は面白く読めましたが、
脳梗塞に襲われた
1981年5月5日から始まる追想、
第三部「恆存の晩年」
は読んでいて胸が苦しくなる文章でした。
なんとも気の毒な親子関係だなぁ。

2014年2月に読んだ、
吉田暁子
『父 吉田健一』
河出書房新社 2013.12
https://note.com/fe1955/n/na79b9bf79e4d
https://www.amazon.co.jp/dp/4309022502
とは、ずいぶん違います。

「私と二、三歳しか歳の変わらぬ
[吉田]暁子[1945- ]さんの病が
返す返すも残念といふほかないが、
恆存の[吉田健一宛]書簡全ての扱ひを
委ねて下さるとのことだつた。
(なほ、暁子さんが河出書房新社から出した
『父 吉田健一』は娘ならではの父親像が
実に率直に描かれた珠玉のエッセイである。)」
p.126
「チャタレイ裁判 吉田健一(一)」

「吉田健一と言へば、
英米文学の翻訳者であり、
文学者として
『シェイクスピア』
『英国の近代文学』
『ヨオロッパの世紀末』
などの名著をものし、
優れた評論と小説を書くかと思へば
名随筆家でもあつた。洒脱な――
言ひやうによつては酔払つたやうな――
名文の書き手でもある。
その著作の多くが今でも
文庫でたやすく入手できる。
酒や食べ物に関する随筆など、
せめて一冊は必読と言つておく。いや、
一読して嵌ると癖になるやうな
味はひ深い文章を堪能できる
と申し上げておかうか。」
p.132

「三島由紀夫と吉田健一が
不仲を越えて絶交状態だつた
といふ「噂」があるが、
あれはどうやら事実らしい。
病身の暁子さんに替つて
吉田家の整理をしてゐる
従兄K氏の話である。
三島から寄贈されたはずの本が、
署名のあるなしに拘はらず、
一冊も残されてゐない。
処分、つまり捨てた
としか考へられない、
つまり、二人の不和は事実で、
不快を感じた吉田は
総ての三島の本を
何らかの方法で
「葬つた」のだらう。
吉田が贈呈の署名がしてある箇所を一枚破いて
ゴミとして捨てたかもしれない――
時効だらうから書くが、実は、
父が贈呈を受けた本の多くをさうやつて破本にし、
その他の本と共に古書店に引き取つてもらつてゐた。」
p.180
「暗渠で西洋に通じてゐるのは 三島と福田

「父の訳でシェイクスピア戯曲の影響を
少なからず受けてゐた私は、
[上智]大学では勿論、英文学を専攻し、
シェイクスピアとチェスタトン
(そしてロレンスを少々)を主に学んだ。
保守思想家としての
チェスタトンを福田恆存に教へたのは、
実は上智でチェスタトンに出会ひ、
神田で何冊も彼のエッセイを買ひ込んで
読んでゐた私である。
世間では
『ブラウン神父』シリーズを
中村保男と共訳といふ形で出版してゐた父が、
当然、チェスタトンの著作を読んでゐる
と思ひ込んでゐるやうだが、
父の書斎には彼の著作は一冊もなく、
保守思想家としてのチェスタトンについて
父から話題が出たことも、
それ以前には一度もない。
私が父に、
「親父、あのチェスタトンて
親父と同じやうなことを言つてゐるぞ」
と教へたのであり、
上智大学の恩師
安西徹雄と父の共訳(名前のみ)で
『正統とは何か』
[Orthodoxy 1908
春秋社 1973.5]
が出たのもその後のことである。」
p.32
「ロープは最後まで放してはいけません」

1955年1月生まれな私の
明治大学文学部文学科の卒論テーマが
Gilbert Keith Chesterton (1874.5.29-1936.6.14)
『正統とは何か』
でした。
原書は私の英語力では全く歯が立たず、
全面的に翻訳に依存でした。

読書メーター
吉田健一の本棚
登録冊数26冊
刊行年月順
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091236

https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091236
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091236

https://note.com/fe1955/n/nd01d3bca4a1d

角地幸男
『ケンブリッジ帰りの文士 吉田健一』
新潮社 2014年3月刊
Dave Brubeck (1920.12.6-2012.12.5)
"Everything Happens to Me" (1965.2.15)
https://note.com/fe1955/n/nca259d9ef32a

吉田暁子
『父 吉田健一』
河出書房新社 2013年12月刊
https://note.com/fe1955/n/na79b9bf79e4d

「『日本文学史早わかり』といふ本を書いたことがある。
何につけても異を立ててゐる本だ。まづ時代区分が違ふ。
文学そのものによる時代区分を案出した。

巻末につけた年表に
「指導的な批評家」といふ項目を設けた。
第二期のそれは紀貫之、
第三期と第四期は藤原定家、
第五期は正岡子規。

指導的な批評家といふ概念は、
わたしが王朝和歌と
さんざんつきあつたあげくの
お土産である。
定家卿の権威が長くつづいたし、
その前には貫之の支配力がすごかつた。
そして子規は、本当は
定家を倒したかつたのに、
江戸後期における彼の声望が高かつたから、
ちよつとはづして貫之を叩いたのかもしれない。
とにかく日本文学は
この三人の詩人=批評家に導かれてゐる。

第五期はやがて終る。ひょつとすると、
もうすでに終つてゐるのかもしれない。
そして、第六期の指導的な批評家はおそらく
吉田健一だらう。」
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
「指導的な批評家」
初出
『図書』
2003年11月号
『無地のネクタイ』
岩波書店 2013.2
p.23-27
https://note.com/fe1955/n/ncecbb5720ade
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『日本文学史早わかり』
講談社 1978.4
『無地のネクタイ』
岩波書店 2013.2
池澤夏樹(1945.7.7- )
「メイキング・オブ・文学全集」
『池澤夏樹、文学全集を編む』
河出書房新社 2017.9

「[吉田健一さん(1912.4.1-1977.8.3)は]
食堂車が大好きな人だった。
食堂車でハムを肴にビールを飲む楽しさを、
あんなに上手に書いた人はほかにゐない。

あの批評家は、卑俗な事柄を
たちまち高尚な文明論に転ずるのが得意だつた。
といふよりもむしろ、吉田さんの手にかかると、
世の中には卑俗な事柄なんかなくなつて、
すべて高雅な話題と化するのだつた。
あの脱俗の気風をわたしはなつかしむ。」
p.131
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
「犬だって散歩する 8
 残念な話 食堂車 漱石の句」
え・和田誠(1936.4.10-2019.10.7)
『小説現代』1986年6月号
講談社 1986年5月刊
p.126-134
https://note.com/fe1955/n/n9332757af295

丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『冗談そして閑談
 丸谷才一対談集』
青土社 1983年6月刊
山本健吉(1907-1988)
大久保房男(1921-2014)

ドナルド・キーン(1922-2019)
「食べない・食べる・食べるとき
日本酒のおいしさをはじめてほんとうに
よく知るようになったのは、
吉田健一さんと親しくなってからです」
『風景』1976年1月号

吉行淳之介(1924-1994)
藤沢周平(1927-1997)
野坂昭如(1930-2015)
常盤新平(1931-2013)
井上ひさし(1934-2010)
https://note.com/fe1955/n/n032186fb2e99

丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『文学ときどき酒
 丸谷才一対談集』
集英社 1985年9月刊
中公文庫 2011年6月刊
里見弴(1888-1983)
石川淳(1899-1987)
河上徹太郎(1902-1980)
河盛好蔵(1902-2000)
谷崎松子(1903-1991)
円地文子(1905-1986)
吉田健一(1912-1977)
ドナルド・キーン (1922-2019)
篠田一士(1927-1989)
大岡信(1931-2017)
清水徹(1931.3.31- )
高橋康也(1932-2002)
https://note.com/fe1955/n/ne794ce812fe8

『文芸誌「海」精選対談集
 中公文庫』
大岡玲編
中央公論新社 2006年10月刊
河上徹太郎(1902-1980)
丸谷才一(1925-2012)
「吉田健一の生き方
 アウトサイダーの文学と酒」
https://www.facebook.com/tetsujiro.yamamoto/posts/pfbid03622G53kLV9G8usaTRRrPrcWWu1wuYRAxZh5EubHCGDwYoYSaRcNMD3boubhY7chql


いいなと思ったら応援しよう!