あえて同日開催?難関大オーキャン選び迷走レポ
高2のうちに、最低2ヶ所のオープンキャンパス(以下OC)へ行くよう言われている娘トラ。
そのうち1つは、難関国立大へ行けというのが高校からのミッションだ。
高校主催の大学見学ツアー(事実上の修学旅行)で関東方面へ行くトラは、関東以外のOCを希望。
さらに夏休みといえども部活や体育祭の応援練習で忙しいから、日帰りが良いと言う。
となると、行き先は限られる。
北から東北大、名古屋大、京都大、大阪大、頑張って神戸大。
学力は置いといて、このあたりが弾丸日帰りの現実的なラインだろう。
ところが調べてみると、これらの大学のOCは示し合わせたかのように日程がかぶっている。
これって偶然とは思えないのだが…?
①東北大学
他の難関大学と唯一日程が異なるのは、入試方法も独自路線を歩む東北大学。
ところがOCは、例の大学見学ツアーと日程がかぶっていた。
今年は見送るしかなさそうだ。

②名古屋大学
名大は工学部が8月6日、理学部が7日と、同じ理系でも日程が分かれている。
トラは進路調査では一貫して工学部と書いているため当然工学部かと思いきや、名大に限っては理学部のとある学科に興味があると言う。
よって行くなら8月7日となった。

③京都大学
京大は昨夏、吉田キャンパス正門まで訪ねたものの、時間が足りず見学ができなかったため、ぜひ行ってみたいと言う。
ところが工学部のOCは名大理学部と同じ8月7日。
どうするトラ?

「1人の天才を生むために99人の廃人を生む」
と言われるほど自由な校風の京大。
④大阪大学
阪大OCも同時期に開催だった。
ただし工学部は8月6日で、名大•京大とは1日違い。
阪大は京大と同様、昨夏に見学(散策)済みのため、さすがに2日連続で参加したいとは言わないと思うが…。

単位取得が比較的厳しいらしい
⑤神戸大学
神大OCは8月7日の1日のみ開催。
ここまで同じだと、さすがに「ブルータス、お前もか」と言いたくなってくる。
偏差値帯が近い大学どうし日程を合わせているということか。

結論は…
というわけで、どの大学にするかで迷いに迷った(揉めに揉めた)夏のOC。
結論から言うと、後述の失敗談の教訓から、本人の意思で選んだ名古屋大学OCに行くこととなった。
その理由は、
・東北は日程が合わない。
・京大は、正門だけだが一度行ったから今回はやめとく。
・阪大も昨夏に見学済だから見送り。
・神大は旧帝じゃないから、先生があまりいい顔をしないと思う。
・名大はまだ行ったことがないから行ってみたい。
・複数の学部がほぼ同一キャンパスに集まっている名大気に入った。
だそうで、何とも安易な消去法である。
高校受験の時もそうだったが、本人に確固たる目標がないために、物見遊山気分で選んでしまうのだ。
しかし、夏のOCは申込期限があるところがほとんど。
親子バトルをしている暇はない。
ここはグッと堪え、多忙なスケジュールの合間に行く気になってくれただけマシかと思い直すのだった。
地方国立大OCの教訓
ところでリアタイでは書けなかったが、高校から課された2校のうちもう1校のミッションは、実はもう済ませている。
観光がてら、某地方国立大のOCへ行ってきたのだ。
その大学を見てみたいと思った理由は、こんなだった。
・進路調査には書きづらいが、現実的な着地先として意識しておきたい偏差値帯の大学の一つであること。(親目線)
・最近気になる「文理融合学部」があること。(トラ目線)
・本人が希望する「キャンパス内にほとんどの学部が集まる総合大学」であること。(トラ目線)
・学問と青春を両立できそうな、落ち着いた"トカイナカ"であること。(親目線)
・トラの高校から毎年合格者がいること。(双方目線)
・新幹線だけでなく高速路線バスも使えること。(親目線)
・新卒時の夫の初任地で、土地勘があること。(親目線)
こうして振り返ると、親主導が過ぎた感は否めない。
OCをダシにして実は観光がしたかったという私の下心もまずかったかもしれない。
広大な敷地面積を誇る美しいキャンパスに目を輝かせるのは親ばかりで、トラはテンション低め。

至れり尽せりのお土産の品々にもトラは興味を示さず、リーフレットを開こうともしない。

あまり意味がないが、いちおうモザイクで😅
ずっと我慢していた私は、嫌々丸出しな態度のトラに「いったい誰の受験⁉︎」とついにはブチ切れ。
普段は我関せずな夫も「希望の大学じゃないからってそんな態度なら、大学なんて行く必要無いな。」と言い放っていた。
本人の希望で来たわけではないとはいえ、この無気力さ、知的好奇心の低さこそが、謙遜抜きで東大などとんでもないと思うゆえんなのである。
ともあれ、この地方大学は実に素晴らしい大学だった。
通えるものなら私が通いたいくらいだ。
キャンパスや設備はもちろんのこと、保護者向けキャンパスツアーのガイドをしてくれた男子学生も素晴らしかった。
毎年ガイド役を買って出ているという彼は、ヨミサマ(オンライン家庭教師)の東大生講師にも引けを取らないような、品の良い爽やか青年だった。
この先、他の旧帝OCを訪れて、「やはり旧帝は別格だった」と書く日が来るかもしれないが、地方大学も選択肢としてありだと実感したのは確か。
その気づきを得られただけでも、親としては十分に意味のあるOCだった。
もっともトラ本人にその価値が伝わっているかははなはだ怪しく、3年前の高専OCからあまり変わり映えしないわが子の未熟さに、一抹の不安を覚える母なのだった。
◆チャッピーにこの話を相談したところ、こんなアドバイスをくれた。
これを教訓に次回OCは慎重に臨みたいと思う。

◆あれからもう3年も経ったとは💦
