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「もう、どうしたらいいの……?」4歳息子の癇癪が落ち着いて気づいた、親が見るべき“本当のサイン”





「また癇癪……。私の関わり方が悪いのかな」


何を言っても届かない。
抱っこすれば暴れ、
そっとしておけばさらに泣き叫ぶ。


子どもの癇癪が続くと、
いつの間にか
「どうすれば泣かせずに済むか」
ばかり考えてしまいますよね。


でも、もしかしたら大切なのは、
癇癪を止める方法を探すことではなく、


“癇癪が起きる前の子どもの状態”
を見ることなのかもしれません。



わが家の4歳の息子も、
以前はかなり激しい癇癪を起こしていました。


夕方の忙しい時間。
床にひっくり返って泣き叫ぶ息子。

「もう、どうしたらいいの……?」


元保育士として、
たくさんの子どもたちと
関わってきた私でさえ、


わが子の癇癪を前にすると
途方に暮れていました。


何を言っても届かない。


「落ち着いて」
「どうしたの?」
「そんなに怒らなくても大丈夫だよ」

どんな言葉も火に油を注ぐようで、

「私の声かけが悪いのかな」
「もっと上手に
対応できるお母さんだったら……」


そんなふうに、
自分を責めてしまうこともありました。



でも、あるときふと思ったんです。

「癇癪そのもの」ばかり見ていて、
その前の息子をちゃんと見ていただろうか?



そこで、この夏は
「癇癪をどう止めるか」ではなく、

“爆発する前のサイン”を探すこと
を意識してみました。

すると、少しずつ
見えてきたことがありました。

息子の場合、特に分かりやすかったのが、

・眠そう
・疲れている
・お腹が空いている
・予定が続いている
・静かに過ごす時間が足りない

といった、小さな「限界サイン」。

大人からすると、

「まだ遊べるでしょ」
「これくらい普通にできるよね」


と思ってしまうことでも、
4歳の小さな体にとっては、
すでにキャパシティを超えていることがある。


だから私は、癇癪が
起きてから対応するのではなく、


「あ、今日はちょっと疲れてるな」

と感じたら、予定を減らしたり、
早めに休ませたりするようにしてみました。



そして、もうひとつ意識したのが、

「何もしない時間」をちゃんと作ること。


夏休みだからといって、
毎日どこかへ連れて行く必要はない。


家でゴロゴロして、
好きな遊びをして、ぼーっとする。


そんな時間も、息子にとっては大切な
「充電時間」だったのかもしれません。


実際、この夏休みを振り返ってみると、


「あれ? 最近、あんなに
激しい癇癪が減っているかも」

と気づいたんです。

もちろん、夏休みだから

生活リズムや環境が変わったことなど、
いろいろな要因があると思います。


「これをしたから癇癪が治った」
とは言えません。


でも、ひとつ確かに
感じたことがあります。


それは、

子どもの問題行動だけを見ていると、
その裏側にある「困っているサイン」を
見落としてしまうことがある

ということ。



たとえば、

「すぐ怒る」

実は、疲れている。


「何でもイヤと言う」

実は、もう余裕がない。


「突然泣き出す」

実は、刺激が多すぎた。


「ちょっとしたことで爆発する」

実は、眠気や空腹が重なっている。



もちろん、すべての癇癪に
理由があるわけではありません。


でも、「困った行動」と決めつける前に、


「この子、今どんな状態なんだろう?」


と一度立ち止まってみる。


それだけで、
親の見え方が少し変わることがあります。



そして、これは保育士として
働いていたときにも、
よく感じていたことでした。


子どもは、自分から

「今日は疲れています」
「刺激が多くてもう限界です」
「ちょっと休みたいです」

とは言ってくれません。

代わりに、

ぐずる。
怒る。
泣く。
乱暴になる。
何度も同じことを言う。


そんな「行動」で
教えてくれることがあります。

だから、親が見るべきなのは、

癇癪を起こしている子どもだけではなく、
癇癪が起きるまでの一日の流れ。



「その前に何があった?」
「眠れていた?」
「お腹は空いていない?」
「予定を詰め込みすぎていない?」
「ひとりでぼーっとする時間はあった?」


そんなふうに、少し引いて眺めてみる。

すると、今まで「突然始まった」
と思っていた癇癪にも、
実は小さな前兆が
あったことに気づけるかもしれません。



もちろん、親だって
毎回うまく見抜けるわけではありません。


私自身、今でも

「完全にキャパオーバーしてたのに
気づかなかった……」

という日があります。


そして、これから幼稚園や
学校が始まれば、
また癇癪が増えることだって
あると思います。


それでいいんです。

子育ては、
毎回正解を当てるゲームじゃないから。


昨日うまくいかなかったことに、
今日気づければいい。


「この子はこういうときに
疲れやすいんだな」

と、ひとつ知ることができれば、
それだけでも十分です。



もし今、子どもの癇癪に悩んでいるなら、

「どうやったら泣き止ませられる?」

と考える前に、


「この子は、泣くほど
何を伝えようとしているんだろう?」


と、少しだけ視点を変えてみてください。


そして同じくらい、

「私自身も、今かなり疲れていない?」

と自分にも問いかけてあげてくださいね。



子どもの心を整えるためには、
まず親の心にも余白が必要だから。



自分軸の子育てって、

「何が正しい対応なのか」を
必死に探し続けること
ではないと思っています。



子どもの様子を見て、
自分の心も見て、
その日のわが家に合う選択をする。


「今日は頑張らせる日」なのか、
「今日は休ませる日」なのか。

「今は声をかける」なのか、
「少し離れて見守る」なのか。

周りの正解ではなく、

「わが子と私にとって、
今いちばん必要なのは何?」


を考えて選んでいく。

それが、私が大切にしたい
「自分軸子育て」です。

自分軸子育てメソッドはこちらから▼



子どもの癇癪に悩む時間も、
「私の育て方が悪いのかな」と
自分を責める時間も、

少しずつ減らしていけるかもしれません。

今日も、

泣いて、怒って、笑って、

一日を終えた。

それだけで十分です。

まずは今日のあなたに、
「よく頑張ったね」と
声をかけてあげてくださいね。

そしてもしよかったら、

お子さんが癇癪を起こす前に
出している「小さなサイン」

を、ひとつ探してみてください。


それが、明日の子育てを
少しラクにするヒントになるかもしれません。

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