【壮絶!雑草との関ヶ原!】
私の日常での任務は、老犬・八太郎殿のお世話だけではない。
このページに来てくださる方々は、きっとこう思っているはずだ。
「このジジイ、毎日アホなエッセイばかり書いて、他の人のnote記事を読み漁っている暇人変態ジジイに違いない」と。
ーーだが違う。
私には他にも、家庭内において重要な仕事が任されているのだ。
それは――雑草及び雑木との、血で血を洗う壮絶な合戦である。
ジジイになると夏の暑さをあまり感じなくなると、とあるテレビの情報番組で、アホな顔をしたコメンテーターがのたまわっていた。
だがクソジジイだって、暑い時は暑いのだ。
ときに気象庁に「おい! 暑いぞ、冷房を入れろ!」と電話したくなる時だってある。
まあ、それはいい。
問題は庭の雑草・雑木軍団との戦いの方である。
夏になると、雑草たちの勢いが俄然優勢となる。
自宅の裏、横、道路側――どこを見ても、雑草・雑木たちの勢力の強さが痛いほどわかる。
これは私がサボっているからではない。
すべては地球が23.4度ほど斜に構えているせいである。
つまり「あっちい!」ってことだ。
画像をよく見ていただきたい。

赤芽の木に巻き付いている朝顔の蔓がおわかりだろうか。
これはこのアホ新苦労が、十年ほど前に「よしゃあいいのに」と庭のあっちこっちに朝顔をじか植えしたせいである。
園芸の知識などなぁ~んにもなかった私は、「木に巻き付いて自然に花が咲けば綺麗だろう」などと、能天気な考えだけでやらかした不始末だ。
以来この朝顔たちは、雑草よりもたちの悪い存在と化し、雑草軍団の強力な即戦力として私の前に立ちはだかってくる。


玄関前に飾られている鉢植えの花たちは、それなりに綺麗に見える。
だがそれは玄関周りのみの話である。
そして以前エッセイで書いた東南角の守り神、せんだんの雑木は、いまや天下を取ったかの勢いで勢力を拡大し続けている。

このような大軍団に囲まれながら、この新苦労ジジイは毎日熱中症の恐怖に怯えつつ、来るべき秋に備えて英気を養っているわけだ。
「ふふふふふ……雑草たちよ、勢いがいいのは夏までよ。見ておれ、秋の風が吹くころには根絶やしにしてみせる」
そう思いながら、私は狭い範囲での局地戦を余儀なくされている状況なのである。
今日もわずかながら玄関近くの雑草どもを退治してやった。

歳は取ってもこの新苦労、六十七歳………………。
………………諸行無常。
もののあはれを感じつつ、秋の虫たちの鳴き声を待っている。
またその終わり方かよ!


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