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『宇宙兄弟』完結しましたね!

ずっと息子たちと一緒に読み続けていた『宇宙兄弟』が、46巻で完結いたしました。
あらすじなど、詳しい内容は過去に記事にしているので、👇こちらを読んで頂ければと思います。


私には二人の息子がいます。二人とももう立派?な大人で、気づけばアラサーとなっていた。
その分、私たち夫婦も年を取ったということなのだが、息子たちへ向ける感覚はあの頃と変わらず、息子達からしたら「ウザイな~」と、子ども扱いされているように思っているかもしれない。
息子たちが高校を卒業し、大学へ進学するとき、自宅を離れて生活面で自立してほしいと願っていた。もちろん、学費など経済的な支援は続けたけれど、自分のお小遣いくらいはアルバイトで稼ぎ、趣味や友人との時間を思いきり楽しんでほしいと思っていた。
ありがたいことに、その願いには二人とも応えてくれた。今では、親として願うことはただ一つ。健康で、幸せに暮らしていてくれることだけだ。

この『宇宙兄弟』の主人公である六太と日々人の両親も、息子たちの夢を応援したい気持ちと、どんな時も無事でいて欲しいと祈るような気持ちが交差してるのが分かる。
宇宙飛行士という職業は、常に死と隣り合わせだ。親からすれば、訓練の段階ですら心配の種は尽きない。できることなら波乱万丈の人生ではなく、順風満帆で幸せな人生を歩んでほしい。そして何より健康でいてほしい。そう願ってしまうのは、子どもが苦しめば、自分もまた苦しむことを知っているからだ。
愛する息子たちが幸せなら、自分も安心できる。苦労していれば、その痛みは親の胸にも重くのしかかる。
けれど、その願いが親のエゴとなり、子どもの夢や人生を縛ってしまうのなら、それは本意ではない。

六太と日々人の両親も、きっと同じ葛藤を抱えている。息子たちの夢や生きがいが、たとえ命を懸けるような険しい道だったとしても、その夢を奪うことはしたくない。ただ、無事を祈り続けながら応援するしかない。その覚悟と愛情が、作品の随所から伝わってくる。
そして私が何より心を打たれたのは、その思いを息子たちに悟らせないことだった。
本当は心配でたまらない。それでも、おどけて冗談を言い、のんびり趣味を楽しんでいるように振る舞う。夢を追いかける息子たちの足かせにならないよう、親自身が不安を飲み込み、笑顔で送り出す。
その姿を見るたびに、「親とは、ここまで強くなれるものなのか」と胸が熱くなる。
私はまだ、その境地には到底たどり着けそうにない。

完結した46巻を本屋で購入した際、長男に「宇宙兄弟、完結したね」と、画像と一緒にメッセージを送った。
「そうなんや!まだ読んでないわ。帰ったときの楽しみにしとく」と返信があった。
もうすぐお盆。長男は帰省してくる。
私は『宇宙兄弟』を親の立場で読み、六太と日々人の両親に何度も心を動かされた。一方で息子は、きっと子どもの立場でこの物語を読んでいるだろう。
同じ作品を読んでも、親と子では見える景色が違うはずだ。
お盆に会ったら、どんな感想を聞かせてくれるのだろう。その話ができる日を、今から楽しみにしている。






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