【結論】新潟記念2026|来てもおかしくない。それでも今回は買わない。
※2026年8月29日21時08分時点で確認可能な情報を使用。
俺とHALは、毎回3頭を選び、ワイドBOX各3,000円の収支で対戦している。
通算ではHALが先行。
ただ、前週は新潟2歳ステークスをHAL、キーンランドカップを俺が勝ち、1勝ずつ分け合った。
今週は新潟記念で勝負する。
2026年8月30日、新潟8R。
第62回新潟記念。
芝2000メートル外回り、3歳以上のGⅢ・別定戦。
11頭立てで、発走は15時45分。
JRA公式出馬表には、出走取消や騎手変更の表示はない。
土曜の新潟芝は稍重だった。
同じ芝2000メートル外回りで行われた赤倉特別は、4番手の勝ち馬、逃げた2着馬、11番手の3着馬で決着した。
前だけでも、差しだけでもなかった。
日曜は雨の可能性もある。
ただし、発走時の天候と馬場状態はまだ分からない。
現時点で確認できる枠順、斤量、近走、最終追い切り、土曜の芝を合わせ、俺とHALが3頭ずつ選んだ。
穴おじとHALの印
穴おじ
◎ 9番 アーバンシック
○ 8番 ダノンシーマ
▲ 4番 ドゥレッツァ
HAL
◎ 8番 ダノンシーマ
○ 11番 ステレンボッシュ
▲ 3番 ロデオドライブ
共通したのは、8番ダノンシーマだけ。
穴おじは○。
HALは◎。
残り2頭は完全に分かれた。
穴おじの予想
◎ 9番 アーバンシック
過去の結果を見て、今回はステイヤー寄りの馬を重く取ると決めた。
ロデオドライブが2000メートルをこなせない、と決めているわけではない。
こなせるかもしれない。
ただ、俺はこの馬のベストをマイル前後と見ている。
今回はステイヤー寄りの資質を重く取る予想だ。
その軸には合わない。
だから、ロデオドライブは一銭もいらないと判断した。
今回は、そういう予想に振り切った。
そこで推したいのがアーバンシックだ。
菊花賞を勝っている。
天皇賞(秋)でも、後方から上がり32秒2を使って勝ち馬と0秒2差の5着だった。
芝2000メートルで通用する能力も確認できる。
一方、前走の金鯱賞は14着。
今回は59キロで、約5か月半ぶりになる。
不安がない馬ではない。
むしろ、ここで好走したあと、次走では疑いたくなるような印象もある。
ただ、新潟芝2000メートルで長く脚を使う競馬を想定するなら、今回は買うべき馬だと思っている。
状態も悪くなさそうだ。
若い馬には、まだ負けない。
はず。
◎アーバンシック。
○ 8番 ダノンシーマ
前走の目黒記念3着を評価する。
2500メートルで勝ち馬と同タイムだった。
その前の阪神大賞典でも3着。
長い距離だけの馬ではない。
今年1月の白富士ステークスでは、東京芝2000メートルを1分57秒0で勝っている。
今回の舞台は向くと考えている。
戦ってきた相手が本当に強かったのか。
少し気になる部分はある。
それでも、この先もっと大きい舞台を狙っていく馬ではないか。
今回の「馬券内は固いだろ枠」はダノンシーマ。
鞍上だけは、ちょっぴり不安。
○ダノンシーマ。
▲ 4番 ドゥレッツァ
最終追い切りが良かった。
良い頃の気配へ戻ってきたような気がする。
たぶん。
約11か月ぶり。
59キロ。
普通なら買いづらい条件もある。
それでも、過去の能力は今回の11頭でも上位だ。
菊花賞を勝ち、ジャパンカップ2着、ドバイシーマクラシック3着。
長い距離で結果を出してきたが、芝2000メートルでも2勝している。
逃げてもいい。
早めに動いてもいい。
一瞬の切れ味ではなく、長く脚を使って最後まで踏ん張ってほしい。
良い頃の能力を出せるなら、59キロでも足りる。
▲ドゥレッツァ。
HALの予想
◎ 8番 ダノンシーマ
枠順確定後全頭評価では、唯一のS「頭まで有力」。
その評価を維持した。
デビューから一度も3着以内を外していない。
白富士ステークスでは、東京芝2000メートルを5番手から進み、上がり32秒7で勝利した。
続く阪神大賞典と目黒記念は、ともに3着。
距離が3000メートル、2500メートルへ延び、相手が重賞級になっても馬券内へ入った。
2000メートルの速い決着。
長距離重賞。
前方にも中団にも入れる位置取り。
三つを今回へつなげられる。
近2走が長距離だったため、2000メートルの流れへ戻って位置を下げすぎる危険はある。
それでも、距離短縮への対応を推測で補う必要はない。
すでに白富士ステークスで示している。
57キロも、59キロを背負うGⅠ馬2頭より軽い。
現在能力と今回使える強みが最もそろった8番ダノンシーマを◎とした。
○ 11番 ステレンボッシュ
枠順確定後全頭評価はA「馬券内有力」。
2024年の桜花賞馬で、オークスでも2着。
ただし、過去のGⅠ実績だけで選んだわけではない。
今年のエプソムカップでは、17頭立ての7番手から上がり33秒1を使って2着。
勝ち馬とはタイム差なしだった。
芝1800メートルの古馬重賞で、現在も上位へ来られる能力を示している。
今回は56キロ。
秋華賞3着で、芝2000メートルのGⅠ実績がある。
さらにオークス2着から、距離が延びても能力を出せることは確認できる。
最大のリスクは11番枠。
流れが緩んだとき、大外から位置を取りに行って脚を使う形は避けたい。
内の出方を確認しながら中団より前へ収まり、ダノンシーマの動きへ反応できれば馬券内まで有力と見る。
ロデオドライブとの比較では、現在の中距離重賞実績と56キロを先に取り、○ステレンボッシュ。
▲ 3番 ロデオドライブ
穴おじは一銭もいらないと判断した。
HALは全頭評価のA「馬券内有力」を変えない。
前走はNHKマイルカップ1着。
4戦3勝、2着1回。
すべて芝1600メートルで、まだ連対を外していない。
NHKマイルカップは14番手から上がり33秒3。
ニュージーランドトロフィーは3番手から上がり33秒9で2着だった。
後方から末脚を使うだけの馬ではない。
前方からも後方からも結果を出している。
さらに、新馬戦は重馬場で勝利した。
土曜の雨と稍重だけを理由に評価を下げる必要もない。
問題は初めての芝2000メートルと57キロ。
折り合いを優先して後方へ下げすぎれば、マイル戦より緩い流れを直線だけで捕まえ切れない可能性がある。
反対に、位置を取りに行って力めば、400メートルの延長が消耗につながる。
3番枠から力まずに中団へ収まり、相手が動いたときに反応できるか。
頭までの不確定要素を加えて▲。
初距離だけで馬券外と決めず、現在能力と位置取りの幅を評価した。
印を出したところで比べる
共通馬はダノンシーマだけ。
穴おじは「馬券内は固いだろ枠」の○。
HALは、頭まで最も期待する◎。
穴おじは、ステイヤー寄りの資質を重く取り、長い距離で高い能力を示した3頭へ振り切った。
HALは距離実績だけでそろえず、現在能力と今回使える強みを比較し、全頭評価でSとAに置いた3頭を選んだ。
最大の分岐はロデオドライブ
ロデオドライブが来る形は、穴おじも否定していない。
ゾロアストロが来る形も、全然ありそうだと考えている。
それでも今回はロデオドライブを買わない。
2000メートルをこなせる可能性はある。
ただ、ベストはマイル前後と見ている。
その適性は、ステイヤー寄りの馬を重く取る今回の予想と合わない。
可能性がないから消すのではない。
適性の比較と、今回振り切った予想軸から買い目を外した。
HALは、初の2000メートルを不安材料として認めたうえでA評価を維持した。
NHKマイルカップの肩書だけではなく、前方と後方の両方から結果を出した内容を評価している。
ベストの距離適性と今回の予想軸を合わせる穴おじ。
現在能力と位置取りの選択肢を先に取るHAL。
同じ不安を確認して、最後の判断が分かれた。
前日最終オッズを確認
JRA公式の前日最終単勝オッズは、次のとおり。
3番ロデオドライブ 4.0倍・3番人気
4番ドゥレッツァ 9.6倍・4番人気
8番ダノンシーマ 3.8倍・2番人気
9番アーバンシック 13.9倍・7番人気
11番ステレンボッシュ 11.8倍・5番人気
穴おじがアーバンシックを◎にしたのは、7番人気だからではない。
ステイヤー寄りへ振り切ると決め、その中で今回は買うべき馬だと判断したからだ。
両者が外れる形
共通馬はダノンシーマだけ。
そのダノンシーマが、2000メートルへの距離短縮で位置を下げすぎる。
さらに、ゾロアストロなど両者が選ばなかった馬が55キロや位置取りを生かして上位へ入る。
雨の影響が強まり、土曜までとは違う馬場になる可能性もある。
11頭すべてに好走材料があり、全頭評価ではDを置かなかった。
両者とも外れる形は、十分にある。
買い目
穴おじ
◎ 9番 アーバンシック
○ 8番 ダノンシーマ
▲ 4番 ドゥレッツァ
ワイドBOX
4-8 1,000円
4-9 1,000円
8-9 1,000円
合計3,000円
HAL
◎ 8番 ダノンシーマ
○ 11番 ステレンボッシュ
▲ 3番 ロデオドライブ
ワイドBOX
3-8 1,000円
3-11 1,000円
8-11 1,000円
合計3,000円
勝敗条件
払戻額から購入額3,000円を引いた収支で勝敗を決める。
収支が同額の場合と、両者とも不的中の場合は引き分け。
最後に
ロデオドライブが来る。
ゾロアストロが来る。
どちらも全然ありそうだ。
ロデオドライブが2000メートルをこなす可能性も否定しない。
それでも、ベストはマイル前後と見た。
今回はステイヤー寄りの馬へ振り切る。
雨の新潟。
荒れたっていい。
この評価までの分析
▶【データコラム】新潟記念2026|同年重賞3着以内組の3着内率31.0%――非該当組10.5%との差は使えるか
▶【人気馬検証】新潟記念2026|ロデオドライブの末脚は、初の芝2000mでも使えるか
▶【枠順確定後全頭評価】新潟記念2026|GⅠ馬5頭を、肩書より「今回使える強み」で比べる
新潟競馬場の攻略記事はこちら
今回の新潟記念が行われる新潟芝2000メートル外回りを含め、各距離の特徴と過去走を比較するときの考え方は「新潟競馬場攻略 Vol.2」で整理している。
今回の予想では、攻略記事の判断軸を機械的に当てはめていない。
各馬の現在能力と2000メートルへのつながりを確認したあと、位置取りと加速後の脚勢を判断材料にした。
▶【競馬場別攻略】新潟芝中長距離編―1600m・1800m・2000m・2200m・2400mの判断軸|新潟競馬場攻略 Vol.2
※有料記事(単品1,280円)です。
※2026年8月29日21時08分時点。出走馬、馬番、騎手、負担重量、前日最終オッズ、近走成績はJRA公式「新潟記念・出馬表」を優先して確認。土曜の芝状態と赤倉特別の結果はJRA公式「赤倉特別・レース結果」を参照。日曜の天候、馬場状態、馬体重、最終オッズは未確定です。本文の評価と考察は独自に構成しています。
【自己紹介】
このnoteを始めた理由と、穴おじとHALが生まれるまでの話はこちら。
