【姿勢道】「肩の力を抜け」は無理ゲー。背骨を「流体」にせよ。
押忍!空手家パパです。
「肩の力を抜け」
空手をやっていると、それこそ100万回くらい言われるし、言います。
よろしくお願いします。ありがとうございました。肩の力抜け。
くらいの順番で道場でよく言われます。
でも、抜けねぇっす。
肩だけを見て「抜け、抜け」と念じても、次の動作に入ったらガチガチです。
基本稽古でも形でも組み手でも同じ。
と、言うわけで、今回は、私が見つけた「肩の力の本当の犯人」と、それを解決するちょっと変わった実験のお話させてください。
真実はいつも一つ!
(この話は真実ではないかもしれない😰)
では本編どうぞー
◾️なぜ「肩の力」は抜けないのか?
緊張してる時、初めてのことをやる時、危ないもの(包丁)とか握る時、肩カッチンになりやすいですよね?
これって「腕と体との連携」が途切れている状態とも言えると思います。
肩が支点になり、腕だけ動かそうとするから、肩を固定してしまいます。
だから、心で「力を抜け!」と言われても抜けないんですよねー。
手を動かすためには肩の固定が必要だから。
体と繋がって初めて、肩は、ふーやれやれとゆったり出来るんですね。
じゃあ、どこが繋がっていないのか?
肩甲骨?鎖骨?腰?
本当の犯人は、もっと体の奥に潜んでいました。
それはーー
背骨です。
(なんだってーー!)
◾️犯人は「体の真ん中」にいた
今まで私は、体を自然体(連動する状態)にするには「足首から下(足裏)」の柔らかさが一番大事だと思っていました。
※このやべえアイキャッチの記事に書いてます。よかったらどうぞ💁
まあ、それも間違いではない。重要なパーツだと思いますが、最近、ヤバい重要拠点を他に見つけちゃったんです。
それが、背中の真ん中あたり。胸の後ろ。
解剖学的には「胸椎(きょうつい)」と呼ばれる部分です。
ここが旋回してないんです。
動かないんです。
すると腕の動作は肩から始めるしかなくなる。
順番が逆だったんです。
肩の力を抜きたければ、まずは背骨を「液体」のように柔らかくする必要がありました。
◾️背骨が動くと、すんげぇよ
以下、私の私見です🙇♂️
全て頭が引っ張られる姿勢を維持しての話です。
(※姿勢道の基本姿勢)
胸の辺りが液体のイメージになると、空手の動きは変わります。
【突きが変わる】
よく「腰から回せ!」と言われます。それは大事です。
腰からの動きが連動して、背骨(胸椎)がちゃんと旋回するようになると、引き手のスピードも合わさって背骨がぐるんと回り、肩ではなく背中から拳が発射される感覚になります。
すんげえスムーズです。
私のよく使う言葉としては体の中の音がしなくなる感覚があります(逆に分かりにくい😰)
左右の連撃も、本当に驚くほどスムーズに打てます。
突く前の力みがまったくいらなくなる感じです🤔おすすめ!
【受けが変わる】
空手の受けは、ガチッと硬く弾くのではなく、柔らかく相手を逸らして崩すのが理想です。
これを手先だけでやろうとすると難しいんです。力入っちゃうんですよねー。
これを背骨の回転を始点として、手をふわりと動かしてみる。
力みなくスムーズに動かせますよー。
よかったらちょっとやってみましょう!
一回力をふーっと抜いて、ただ手を動かす場合と背骨の回転から連動するイメージ(イメージだけで動き変わります)で動かす場合、どっちが力感なかったですか?
受けは丸く、と幼き頃から指導されていた意味がようやくわかってきました。
【足さばきも変わる】
はい、嘘だーと思った人、手を挙げて。
いや、背骨と足関係ないやん。
そうなんです。そう思いますよね。
嘘っぽいんですけど、背骨周りの柔らかさがなくなると全身の力みが取れます。
力みが取れると何故か足まで自由になります。
自由になると足さばきがよくなる。
緊張してガチガチの時、足が重くならないですか?それの逆のリラックスしてる状態になってるんだと思います。
うんとこしょっと力を入れて動かさなくてもスッと足が動くようになる、
こう言う経験をすると、才能ある、ないって、小さな違いなんじゃないかなーって思います。
若い時知りたかったぜ!
その時には理解できなかったと思うけど🤪
パワーこそ全て!で解決してきてたから難しいよね😅
◾️常識を壊す「パパ流・背骨開発」
じゃあ、どうやって背骨を液体にするのか?
私が最近やっている、中国拳法の「スワイショウ(手をブラブラさせる動き)」を魔改造した稽古法を紹介します。
稽古1:前後のブラブラ
まずは何も考えず、腕を前後にブラブラ振って手の力を完全に抜きます。「あー、だりぃな」と思ったらストップ。
次に、無理に腕を上げようとせず、胸のあたりを柔らかく使って、そこの動きを波及させて腕を振る感じでやってみてください。
腕が動かなくていいです。背骨、胸が楽ーに気持ちよーく動き出したら成功です。
交互に振ってもいいし、一緒に振ってもいいですよー
稽古2:左右の回転(ここがキモ!)
手を腰の周りに振りながら体を左右に回すんですが、ここで普通の指導と「真逆」のことをやります。
普通の指導はこうです。
足から回す → 腰が回る → 肩が回る → 腕が振られる
でも、今回のパパ流稽古はこれ。
【足から回すのは、あえてバツ!❌】
足からの能動的な力は捨ててください。
背骨の回転だけを意識してゆっくり手を回します。
背骨から回す → 勝手に肩が回る・腰が回る → 勝手に腕が振られる・膝が動く
胸と背骨をゆっくり回していくと、だんだん胸周りが「液体」のような感覚になってきます。
力みやすい上腕骨と肩の付け根も、意識してください。上腕の骨がしっかり回るイメージで、背骨と一緒に連動させて脱力していく。
この「背骨が液体になった状態」から拳を前に出してみてください。
今までにない、長くて鋭い突きが出るはずです。
出るよね?🤔
出ない場合は、姿勢、背骨、上腕骨の動き、脱力にまだ詰まりがあるかもしれません。
ちなみに顔は正面向いた方がいいですが、維持するのに力むくらいなら自然に動かしてください。
脱力する方がだいじでーす!
◾️終わりに
「腰を回せ」「肩の力を抜け」
指導でよく聞く言葉、できないのは意識が足りないとか練習不足だ!ってなりやすいんですが、、
不思議と最初からできる人はできるんですよね🤔
これってセンスとか意識とかじゃなくて、直す場所を間違ってるんじゃないのかな?
第一容疑者は背骨
いろんな要因はあると思うけど、みんなで自分の身体を探索して、自分で整え直していったらいいと思う。
言い方を変えると無理に頑張るんじゃなくて、楽な姿勢を追求して同じ結果(もしくはそれ以上)を求めていくのが大事かなって。
皆さんも、ちょっと立ち上がって背骨をブラブラさせてみませんか?
新しい自分に出会えるかもしれません。
姿勢道1発目こんな感じです。
マニアック!!押忍!
こちら記事に出てきた受けについてです。
詳しく知りたい方はこちら💁
スワイショウの前に姿勢を整えよう💁
押忍!
