㉗暮しの中の小さな声~なんでうちなん~
2026年6月7日 日曜日
アライグマの子どもがまだいる。
一匹、減ったように思う。
雨で寒いのか、
屋根の上で二匹が寄り添っていた。
その様子を主人と見上げる。
「なんで、うちなんや」と主人が嘆く。
二十年前にも犬が迷い込んできた。
玄関に座って動こうともしない。
首輪をしていたから警察に届を出したが
飼い主が現れなかったため、
我が家で飼うことにした。
「クッキー」と名前を付けた。
「クッキーの時もなんでうちなんや」
また、主人が思い出したように嘆く。
「うちがいいんやで」
「居心地がいいんやわ」
と、私が言うとため息をついていた。
でも、今は犬ではない。
アライグマは飼うこともできないし、
放っておくこともできない。
なんとかしなければ。
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