私、暇かもしれない

ずっと神経を張り詰めて、警戒態勢で生きてきた。

職場でも常に、

怒られるかもしれない
貶されるかもしれない
もっと稼働を上げなければ
もっと良い仕事をしなければ

そんなふうに、クビになるリスクを常に胸に抱えながら生きてきた

(リーマンショック時、外資証券で「明日は我が身」をたっぷり堪能したの)

やらされている感で押し潰されそうだし、成果にも自信がない

だって、もっと賢い人なんていくらでもいる。

心はどこか廃人みたいで、身体もいつも疲れていた


私にとっては、
「ただ息を吸って存在する」

それ自体が、辛くて苦しくて、そして恐怖設定だった

若い頃は、エネルギーで何とか押し切れた
けれど歳を重ねるにつれて、段々と心身の不調として現れるようになった

そんな自分を辞めたくて、本当に色々学んできたと思う

・・・・

最近やっていて、地味だけど少しずつ効果を感じているのは、
「ここにいてよい」

を毎朝、目が覚めた瞬間に呟くこと

会社でも思い出したら、
「何もしなくてもここにいてよい」

をこっそり呟く
(上司に聞かれたら流石に白い目で見られそうだけどw)

最初に襲ってきたのは、手が空いた時のどうしようもない不安感と恐怖感だった

それを消そうとせず、ただ感じることを許す
(怖すぎたらトイレに駆け込む)

そして、これまでのように焦って仕事を探しに行ったり、
問題を騒ぎ立てたり、
「ちゃんとやっている人」を演じたりしない

ただ、
「ここにいてよい」
を呟く


すると不安は出てくるのだけれど、以前ほど長続きしなくなった
そして不安が去った後の空間に、

「あ、これやろう〜」

が自然と現れるようになった
とても小さなことだったりするのだけれど


すると、

「やらねば死する」
のマインドで動いていた頃よりずっと軽い

臨戦態勢を維持するために使っていたエネルギーも余るようになった

そして今日、遂に思った

「私、暇かも」


演技もしている

乗馬もしている

会社員もしている

なのに、まだ何かやりたい

この私のままで生きながら、自分で商品を作って売ってみたい

でも、提供できるものなんて私にあるのだろうか
そんな話を今日していたら、

「商品を作ったら?」

と言われた

なるほど
確かにそうなのだ

でも、
何を売ればいいのか分からない

作り方も分からない

それに、よくよく考えてみたら、

「そもそも私に、人に提供できるものなんてあるのだろうか・・・」



ひとつだけ分かるのは

少し前の私は、
恐怖から走り続けていた

今の私には
少しずつ余白と余裕が生まれている

そして、その中で、

次に創りたいものと、

次に生きてみたい体感を探し始めている



もしかしたら私は、

首を傾げながら

時々後ろを振り返りながら

「本当にこっちで合ってる?」

とか、独り言をブツブツ言いながら


気づけば、次の扉を少し開け始めているのかもしれない


いいなと思ったら応援しよう!