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その会議、席順が固定されていませんか?

会議の席順を変えるだけで、職場の空気は動き出す

介護現場のリーダーに、ぜひ試してほしいことがあります。
それは、会議の席順を毎回変えることです

「えっ、それだけ?」と思うかもしれません。
でも、これが意外と大きな効果があるのです。

みなさんの職場では、会議や職場内研修の席がなんとなく固定されていないでしょうか
「この席はいつもあの人」「あの人とあの人はいつも隣同士」「仲の良い人同士が近くに集まる」こうした光景はよくあります。

もちろん、最初は何の問題もないように見えます。見慣れた光景は、安心感もありますし、心理的に楽でもあります。
しかし、この「いつも通り」が続きすぎると、少しずつ職場の空気が固まってくるのです。

同じ人とだけ話す。
同じ意見だけが出る。
同じ反応だけで終わる。
すると、会議はただの報告の場になり、職場を良くするための刺激が生まれにくくなります

昔から「流れる水は腐らない」と言います。
人・組織の関係も同じです。少し動かすだけで、新しい会話が生まれます。違う席に座るだけで、普段あまり話さない職員の表情が見えます。
1分間対話などのペアワークをやってみるといいでしょう。
「あれ、この人、こんな考えを持っていたんだ」と気づくこともあります。

逆に、何も変えないまま楽な状態を続けると、変化に対する反応が鈍くなります。新しい取り組みに対して「面倒くさい」「今まで通りでいい」と感じやすくなります。これは、身体を使わないと筋力が落ちるのと似ています。職場にも、使わなければ衰える“組織の筋肉”があるのです

さて、新鮮な会議のやり方は簡単です。
会議室の席に番号を振り、入口で番号カードを引いてもらうだけ。到着した職員からカードを取り、その番号の席に座ってもらいます。特別な準備はいりません。紙に番号を書くだけでも十分です。

たったこれだけで、会議の空気は変わります。
隣に座る人が変わる。見える景色が変わる。話す相手が変わる。
すると、いつもの会議や研修に小さな緊張感と新鮮さが生まれます。

リーダーの役割は、大きな改革を一人で背負うことだけではありません。
職場の空氣が止まらないように、小さく水を流し続けることです

席順を変える。
たったそれだけの工夫が、マンネリを破り、職場に新しい風を入れる第一歩になります。

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