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その一枚が宝物になる理由~instax wide evoで広がる子どもの表現~

ちょっと新しいカメラを手に入れたことで、子どもたちとの時間がより豊かに感じられるようになりました。
今回は、そんな体験を通して感じたチェキ(instax wide evo)の魅力ということについて書いてみたいと思います。


本日のまとめ

退任式をきっかけに選んだチェキ

今回、退任式に向けてチェキを購入しました。
結婚式などで、来場された方にチェキで撮影し、その場でメッセージを書いてもらうという文化は以前からよくあったのですが、今回の式でも同じように「形として残るもの」を用意したいと考えました。

今回選んだのは、instax wide evo という機種です。
従来のチェキのようなインスタント性に加えて、データとしても残せるという特徴があり、今回の用途にも家庭での活用にも合っていると感じ、少し奮発して購入しました。

昔はおもちゃみたいでしたが、ずいぶん変わりました

写真が残っていない理由の違いに気づいて

退任式に向けて写真を探す中で、いくつかの「写真が残っていない理由」に気づきました。

一つは、私が撮影した写真です。
今であればGoogleフォトなどで過去の写真を振り返ることができますが、2013年から2020年の間のとろどころ抜けている時期があります。おそらく当時の設定の影響でバックアップがされていなかったのだと思いますが、「あるはずの写真がない」という感覚がありました。

一方で、章子先生の写真については、全く別の理由があります。章子先生は50年近い保育のキャリアを積んでこられており、その多くの時間は、デジタルカメラやクラウドが存在しない時代でした。そもそも日常的に写真を残すという文化や環境自体が、今とは大きく異なっていたのだと思います。

そのため、記録として残っている写真の量にはどうしても限りがあり、今回スライドを作る際にも、写真だけで構成することが難しい場面がありました。

こうした異なる背景を持ちながらも、「残っていない時間」があるという点では共通しており、だからこそ、今あらためて写真として残すことの意味を強く感じるようになりました。

デジタルとアナログ、それぞれの良さ

現在はスマートフォンで簡単に写真を撮影し、クラウドに保存することが当たり前になっています。それはとても便利で、決して否定されるものではありません。一方で、実際に手に取ることができる写真には、また違った価値があると感じています。

特に子育ての中では、写真を撮る機会は多いものの、それを整理したり形に残したりする時間がなかなか取れないこともあります。我が家でも、以前はスライドを作るなどしていましたが、忙しさの中でそれが難しくなってきました。

そんな中で、章子先生のスライドを作るために昔のアルバムを手に取ったときの感覚は、とても特別なものでした。そこには単なる記録以上の、時間や思い出の重なりがあり、「宝物」と感じられるものでした。

チェキが再び注目されている理由

チェキは一度は時代の流れの中で見かけなくなった印象があり、私はそこで止まっていたのですが、調べてみるとどうやら現在大人気になっているようです。いわゆる「一周回って新しい」という感覚かもしれません。

instax wide evo は、撮影したものをその場でプリントするだけでなく、データとして保存し、必要な枚数を後から印刷できる点が特徴です。従来の「一発勝負」のチェキとは違い、デジタルとアナログの良さを併せ持っています。

今回のように来場者が多い場面では、何枚かとった後にいいものを選べるというのは大きなメリットでしたし、家庭においては兄弟それぞれが同じ写真を持てるという点で、とても使いやすいなと、個人で購入する言い訳は完ぺきでした。

子どもたちの関わり方から見えた価値

退任式が終わり、家で実際に子どもたちと使ってみると、大人の想定の斜め上を行っていました。写真のど真ん中に文字を書いたり、テープで貼ったりと、とても自由でダイナミックな表現が広がっていきます。

一枚150円ほどのフィルムの値段が頭をよぎり、つい「もったいない」と感じてしまいましたが、あれ?もったいなくないかも?と考えなおしました。子どもたちにとっては、大人と同じようにメッセージを書いている大切な素材になっているのだと思ったのです。

書かれている内容は、お母さんへのメッセージだったり、写真に写っている人の名前だったりします。
もちろん、字が逆さまだったり、そもそも字になっていなかったりするのですが、子どもなりの意味や気持ちが込められた大切な表現としてみると、とても素敵な作品に思えてきました。

「一枚だけの写真」から「一つの作品」へ

写真はその瞬間を切り取るものですが、そこに書き込みが加わることで、その一枚は作品へと変わっていきます。同じデータから何枚でも印刷できる中で、子どもたちの手が加わった一枚は、本当の意味で唯一無二の存在になります。

きれいに撮れた写真をそのまま残す価値もありますが、子どもが関わることで生まれる表現には、それとはまた違った価値があります。それは、その時期の子どもの姿や感性をそのまま閉じ込めたものとも言えるように感じています。

保育や家庭での新しい可能性

今回のチェキは退任式のために購入したものではありますが、家族でも楽しめるなと感じています。いつも行く公園が、特別な思い出の一ページになるかもしれません。

頻繁に使うものではないかもしれませんが、特別な時間や体験をより豊かにする道具として、活用したいと思っています。

また、若い保育者達もずいぶん興味を持ってくれていたので、フィルムは各自で用意してもらう形にはなりますが、プライベートでお出かけする時には貸してもいいかなと考えています。

デジタルが当たり前の時代だからこそ、こうしたアナログの要素を取り入れることで、新しい体験の広がりが生まれそうワクワクします。

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