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在宅ワークに必要なパソコンは?応募前に確認したいPC・ネット環境

「在宅ワークを始めるなら、パソコンって自分で用意するの?」

求人を見ていると、意外と気になるのが仕事道具のことです。

「PC貸与」
「私物PC使用」
「インターネット環境必須」
「Windows指定」
「有線LAN推奨」

など、求人によって書かれている条件はさまざま。

自宅にパソコンがあれば、とりあえず応募できるようにも思えます。

でも実際には、仕事によって必要なパソコンやインターネット環境は異なります。

さらに、

パソコンは会社から借りられるのか。
自分で用意する必要があるのか。
必要なスペックは決まっているのか。
通信環境に条件はあるのか。
Webカメラやヘッドセットは必要なのか。

といったところも確認しておきたいポイントです。

だから、

「パソコンを持っているか」だけではなく、「その仕事に必要な環境を用意できるか」を見る。

今回は、在宅ワークの求人に応募する前に確認しておきたい、パソコン・インターネット環境・仕事道具について下調べします。

パソコンは「持っていればOK」とは限らない

在宅ワークでは、パソコンを使う仕事が多くあります。

でも、自宅にパソコンが1台あれば、どんな在宅ワークにも使えるとは限りません。

仕事によって、

WindowsまたはMacの指定
OSのバージョン
メモリやCPUなどの必要スペック
使用するソフトやツール
セキュリティに関する条件

などが決められている場合があります。

たとえば、文章作成や簡単な事務作業と、画像・動画を扱う仕事では、パソコンに求められる性能も同じとは限りません。

また、会社が用意したパソコンを使う仕事もあれば、自分のパソコンを使用する仕事もあります。

そのため応募前に、

会社からPCは貸与されるのか
自分のPCを使う必要があるのか
対応するOSは何か
必要なスペックは指定されているか
使用するソフトやツールは何か

を確認しておきたいところです。

特に気をつけたいのが、

求人を見る前に「在宅ワーク用だから」とパソコンを買ってしまうこと。

必要な性能や環境は仕事によって違うため、先に高性能なパソコンを用意しても、その仕事では必要なかったり、反対に応募したい仕事の条件を満たしていなかったりする可能性があります。

先に買うのではなく、やりたい仕事の条件を確認してから必要なものを考える。

余計な出費を増やさないためにも、この順番で見ておきたいところです。

「PC貸与」と「私物PC使用」は何が違う?

在宅ワークの求人では、

「PC貸与あり」
「業務用PC支給」
「私物PC使用」
「PC持ち込み必須」

などの記載を見かけることがあります。

まず「PC貸与」の場合は、会社などが用意したパソコンを借りて仕事をする形です。

ただし、「貸与あり」と書かれていても、

いつ受け取るのか
自宅へ配送されるのか
受け取りのために出社が必要なのか
周辺機器も貸与されるのか
退職・契約終了時にどう返却するのか

など、実際の条件は求人や勤務先によって異なります。

一方、「私物PC使用」の場合は、自分が持っているパソコンを仕事に使います。

この場合は、

必要なOSやスペックを満たしているか
指定されたソフトを利用できるか
セキュリティソフトなどの条件はあるか
家族などと共用しているPCでも利用できるのか

といった点も確認しておきたいところです。

特に仕事では、顧客情報や社内情報などを扱うことがあります。

そのため、「自分のPCなら何でも使っていい」と自己判断せず、勤務先・発注者が定めている利用条件やセキュリティルールを確認することが大切です。

また、業務用として貸与されたパソコンについても、私的利用してよいとは限りません。

「PCがあるか」だけでなく、「誰が用意した、どんな環境のPCを使う仕事なのか」を確認する。

応募してから「自分のPCでは仕事ができなかった」とならないためにも、求人のPC条件は先に見ておきたいポイントです。

インターネット環境は「Wi-FiがあればOK」とは限らない

在宅ワークでは、パソコンと同じくらい重要なのがインターネット環境です。

メールやチャットだけでなく、

オンライン会議
クラウド上での作業
ファイルの送受信
電話・カスタマーサポート業務

など、仕事中ずっとインターネットを使うこともあります。

そのため求人によっては、

光回線など固定回線の利用
有線LANでの接続
一定以上の通信速度
モバイル回線やテザリングの利用不可

など、通信環境について条件が指定されている場合があります。

ここでも、

「家でWi-Fiが使えるから大丈夫」と自己判断しない

ことがポイントです。

確認したいのは、

利用できる回線の種類に指定はあるか
有線接続が必要か
通信速度の条件はあるか
モバイルWi-Fiやテザリングは利用できるか
オンライン会議などを安定して利用できる環境が必要か

といったところ。

「○Mbpsあれば、どの在宅ワークでも大丈夫」という共通の数字があるわけではありません。

必要な通信環境は仕事内容や勤務先によって異なるため、求人に具体的な条件が書かれている場合は、その条件を確認するのが先です。

また、自宅の回線を変更したり新しく契約したりする必要がありそうなら、応募前に費用負担についても確認しておきたいところです。

先に回線を契約するのではなく、仕事に必要な通信環境を確認してから考える。

パソコンと同じく、ここでも「仕事が決まる前に、とりあえず買う・契約する」を避けるのがポイントです。

Webカメラ・ヘッドセットなどの周辺機器も確認する

在宅ワークで必要になるものは、パソコンとインターネット回線だけとは限りません。

仕事内容によっては、

Webカメラ
マイク
ヘッドセット
外付けモニター
マウス・キーボード

などの周辺機器が必要になることがあります。

たとえばオンライン会議がある仕事では、カメラやマイクを使用する場合があります。

電話対応やカスタマーサポートでは、ヘッドセットなどの利用条件が指定されていることもあります。

ここで確認したいのは、

何が必要なのかだけでなく、それを誰が用意するのか

ということです。

パソコンは貸与されても、ヘッドセットなどの周辺機器は自分で用意する場合もあります。

反対に、業務に必要な機器一式が貸与される仕事もあります。

そのため、

必要な周辺機器は何か
会社から貸与されるものは何か
自分で用意するものは何か
指定されている機種や性能はあるか
購入費用の扱いはどうなっているか

まで確認しておくと安心です。

特に、応募する前から「在宅ワークならこれも必要そう」と予想して、いろいろ買いそろえる必要はありません。

必要なものが分かってから、必要なものだけ準備する。

PCや通信環境と同じように、仕事道具についてもこの順番で考えておきたいところです。

仕事に必要なソフト・アカウントは誰が用意する?

在宅ワークでは、パソコンの中で使うソフトやオンラインサービスが指定されることもあります。

たとえば、

文書・表計算ソフト
チャットツール
オンライン会議ツール
クラウドストレージ
勤怠管理システム
業務専用のシステム

などです。

無料で利用できるものもあれば、有料プランやライセンスが必要なものもあります。

ここでも確認したいのは、

「何を使うのか」と「誰が用意・負担するのか」

ということです。

求人や仕事の条件を見るときは、

使用するソフトやサービスは何か
会社・発注者からアカウントが提供されるのか
自分で登録する必要があるのか
有料の場合、利用料金は誰が負担するのか
個人アカウントを仕事に使用する必要があるのか

などを確認しておきたいところです。

特に、応募前の段階で「この仕事なら必要そう」と考えて、有料ソフトを先に契約する必要はありません。

仕事によっては会社側から業務用アカウントが付与されたり、指定された環境を利用したりすることがあります。

また、個人で普段使っているアカウントと、仕事で使用するアカウントを分けるよう求められる場合もあります。

必要なソフトを予想して契約するのではなく、実際の利用条件を確認してから準備する。

毎月料金が発生するサービスもあるため、仕事を始める前に確認しておきたいポイントです。

セキュリティや作業場所にも条件がある?

在宅ワークなら、「自宅の好きな場所で仕事をすればいい」と思うかもしれません。

でも、仕事で会社や顧客の情報を扱う場合は、パソコンだけでなく、仕事をする環境にもルールが設けられていることがあります。

たとえば、

家族と共用しているパソコンは使用しない
公共のWi-Fiを使用しない
第三者から画面が見える場所では作業しない
仕事で使うデータを私物のUSBメモリなどに保存しない
会社が指定した方法でデータやアカウントを管理する

といったルールです。

オンライン会議や電話対応がある仕事では、周囲に会話を聞かれない環境が求められることもあります。

そのため、

仕事をする場所に指定はあるか
家族と共用のPCでも利用できるか
利用できるネットワークに条件はあるか
データの保存方法にルールはあるか
セキュリティソフトなどの指定はあるか

も確認しておきたいところです。

特に「在宅でできる仕事だから、カフェや外出先でも同じように働ける」とは限りません。

「自宅で働ける」と「どこでも働ける」は別の話。

仕事内容によって扱う情報も違うため、自分の判断だけで環境を決めず、勤務先や発注者が定めているルールを確認することが大切です。

結局、応募前に何を準備すればいい?

ここまで見ると、

「在宅ワークを始めるには、いろいろ買わないといけないの?」

と思うかもしれません。

でも、応募する前からすべてをそろえる必要があるとは限りません。

まずは求人を見て、

① 自分がすでに持っているもの
② 会社・発注者から貸与・提供されるもの
③ 自分で用意する必要があるもの

の3つに分けて考えてみます。

たとえばパソコンひとつでも、

自分のPCが条件を満たしている
会社から業務用PCが貸与される
指定されたPCを自分で用意する必要がある

など、求人によって状況は違います。

インターネット回線やヘッドセット、ソフトなども同じです。

そのため、求人を見つけた段階では、

PC貸与の有無
必要なPCスペック
通信環境の条件
必要な周辺機器
使用するソフト・サービス
自分で負担する費用
セキュリティ・作業環境の条件

を確認します。

条件が書かれていなければ、必要に応じて応募先へ確認する。

そして、実際に自分で準備する必要があると分かってから、購入や契約を検討する。

「在宅ワークを始めたい → とりあえず買う」ではなく、「やりたい仕事を確認する → 必要なものだけ準備する」。

この順番なら、仕事が決まる前に必要のないものへお金を使ってしまうことも避けやすくなります。

在宅ワークの準備も、まずは買い物ではなく下調べから始めてみる。

それが今回いちばん覚えておきたいポイントです。

在宅ワークのPC・環境で確認したい7チェック

ここまで確認してきたことを、求人を見るときのチェックポイントにまとめます。

① PCの条件
貸与されるのか、自分で用意するのか。必要なOSやスペックは何か。

② インターネット環境
利用できる回線や接続方法、通信環境に指定はあるか。

③ 周辺機器
Webカメラやヘッドセットなど、仕事に必要な機器はあるか。

④ ソフト・アカウント
仕事で何を使うのか。会社・発注者から提供されるのか。

⑤ 費用負担
機器・通信・ソフトなど、自分で負担する費用はあるか。

⑥ セキュリティ・作業場所
PCやネットワーク、データ管理、仕事をする場所にルールはあるか。

⑦ 準備するタイミング
応募前から必要なのか、仕事が決まってから準備すればいいのか。

求人に「在宅ワーク」と書かれていても、必要な環境は仕事によって違います。

だから、

「在宅ワークには何が必要?」と先に買い物を始めるのではなく、「この仕事には何が必要?」と求人ごとに確認する。

そして、

持っているもの
貸与・提供されるもの
自分で用意するもの

に分けて考える。

先に買わない。条件を見てから、必要なものだけ準備する。

これを在宅ワークの環境づくりの基本にしておくと、不要な出費も避けやすくなります。

今回の下調べまとめ

在宅ワークを始めるとき、「まずパソコンを買わないと」と考える必要はありません。

必要なPCや通信環境、仕事道具は、仕事内容や求人によって異なります。

今回確認したのは、

PCの条件
インターネット環境
周辺機器
ソフト・アカウント
費用負担
セキュリティ・作業場所
準備するタイミング

の7つです。

パソコンひとつを見ても、

自分のPCを使うのか。
会社から貸与されるのか。
どんなOSやスペックが必要なのか。

求人によって条件は違います。

インターネット回線やヘッドセット、ソフトなども同じです。

だから、在宅ワークを始めたいと思ったら、

先に道具をそろえるのではなく、まず応募したい仕事の条件を確認する。

そのうえで、

持っているもの
貸与・提供されるもの
自分で用意するもの

を分けて考える。

必要なものが分かってから準備すれば、使うか分からないパソコンや有料サービスに先にお金をかける必要もなくなります。

「在宅ワークをするなら何を買えばいい?」

ではなく、

「この仕事をするには、何が必要?」

と考える。

今回の下調べが、在宅ワークを始める前の環境確認に役立てばうれしいです。

関連する下調べ

仕事内容・勤務時間・PCなど、在宅ワークの求人全体で確認したいポイントはこちら。


在宅ワークの勤務時間やシフトについて確認したい場合はこちら。


今回の下調べに使った主な情報

・厚生労働省「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」
テレワークで使用する情報通信機器や、費用負担、勤務環境などについて確認しました。

厚生労働省「テレワークガイドライン」

・厚生労働省「テレワーク実施の際に要した通信費用・水道光熱費などの費用は会社が負担すべきでしょうか」
パソコン・周辺機器、通信回線など、在宅勤務に伴う費用負担について確認しました。

厚生労働省「テレワークの費用負担に関するQ&A」

・総務省「テレワークセキュリティガイドライン」
テレワークで情報を扱う際のセキュリティ対策や、端末・ネットワークなどについて確認しました。

総務省のテレワークセキュリティ資料へ

※この記事は、公的機関が公開している情報をもとに、在宅ワークの求人でPC・通信環境・仕事道具などを確認するときのポイントを初心者向けに整理したものです。実際に必要なPCの性能、通信環境、周辺機器、ソフト、セキュリティなどの条件は求人や勤務先・発注者によって異なります。応募・契約する際は、各求人や事業者が提示する条件をご確認ください。

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