「noteなら簡単に稼げる」は本当?307本以上投稿して分かった収益化の現実
noteを見ていると、
「3カ月で100万円」
「AIを使って月10万円」
「フォロワーが少なくても売れた」
という記事をよく見かけます。
こういう数字が何度も目に入ると、
「noteって、そんなに簡単に稼げるの?」
と思いますよね。
僕もnoteで収益化しています。
2026年から本格的に運用を始め、これまで307本以上の記事を投稿してきました。
現在は複数のアカウントを運営し、3アカウント合計で毎月約20万円になっています。
でも、実際にやってきた僕からすると、
「noteなら誰でも簡単に稼げます」
とは、とても言えません。
むしろ逆です。
知らない人が、自分の書いた記事にお金を払ってくれる。
これは思っている以上に難しいことです。
ただし、
「noteでは稼げない」
と言いたいわけでもありません。
僕は最近、noteを続けながら、
「これ、昔のYouTubeと少し似ているのでは?」
とも感じています。
今回は、307本以上投稿して収益化してきた僕なりに、
「noteは本当に簡単に稼げるのか」
「なぜ売れない人が多いのか」
「それでも、なぜ僕は今noteを続けているのか」
を書いてみます。
noteを見ていると、なぜみんな稼いでいるように見えるのか
noteで収益化について調べると、不思議な感覚になります。
周りの人が、みんな稼いでいるように見えるんです。
月10万円。
月30万円。
月100万円。
累計100万円。
こうした数字がタイトルに入っていると、やはり目に止まります。
僕だって気になります。
一方で、
「有料noteを出したけれど、1件も売れませんでした」
「半年続けたけれど、ほとんど収益になりませんでした」
という話は、それほど目立ちません。
当然ですよね。
人は成功したときは発信しますが、何も起きなかったことは、わざわざ記事にしないことが多いからです。
そのためnoteを見ていると、
成功している人だけが目に入りやすくなります。
ここで僕は、2つの話を分けたほうがいいと思っています。
「noteで大きく稼いでいる人がいる」
ということ。
そして、
「初心者でも簡単に稼げる」
ということ。
この2つは同じではありません。
noteには、本当に大きな売上を作っている人がいます。
これは事実です。
でも、その人の売上だけを見ても、自分が同じようにできるかどうかは分かりません。
見るべきなのは、
「その数字の後ろに何があるのか」
だと思っています。
noteは本当に簡単に稼げるのか?
僕の答えはシンプルです。
稼ぐことはできます。
でも、簡単ではありません。
note株式会社が2026年1月に公表した有料記事の分析では、年間売上トップ1,000クリエイターの平均売上は約1,515万円とされています。
月平均にすると100万円を超える規模です。
この数字を見ると、
「やっぱりnoteは稼げるんだ」
と思いますよね。
僕もそう思います。
少なくとも、note上にお金を払ってコンテンツを買う市場が存在していることは分かります。
ただ、ここで見落としてはいけないのが、
「トップ1,000」
という言葉です。
noteを始めた初心者1,000人の平均ではありません。
全クリエイターの平均でもありません。
上位のクリエイターです。
だから、
「トップ層が平均1,500万円以上売っている」
という話から、
「初心者でも簡単に月10万円稼げる」
とは言えません。
プロ野球選手の平均年俸を見て、
「野球を始めれば、このくらい稼げる」
とは考えませんよね。
noteも似ています。
市場はある。
成功者もいる。
でも、そこへ行くまでの過程は別の話です。
僕はここを飛ばして、
売上金額だけを見るのは危ないと思っています。
月100万円を売る人には、表面から見えない土台がある
noteで大きく収益化している人を見ると、
「自分も同じ記事を書けば売れるのでは?」
と思うことがあります。
でも、少し掘ってみると、その人にはその人の土台があります。
例えば、安斎響市さんは自身の記事で、noteの売上推移を公開しています。
1年目は月1万円。
2年目は月10万円。
3年目に月100万円。
その後、月100万円から200万円規模へ。
という流れを公開されています。
最初の記事を投稿した翌月から100万円になったわけではありません。
積み重ねがあります。
ほかにも、数千人規模のメンバーシップを運営しているクリエイターもいます。
こういう人たちの結果だけを見て、
「noteに記事を書けば100万円」
と考えてしまうと、かなり話が変わってしまいます。
大きく収益化している人を見たら、僕は売上だけではなく、
・何年続けているのか
・どのくらい記事を書いているのか
・SNSなど外部の入口があるのか
・本業や専門分野の実績があるのか
・本や商品、サービスを持っているのか
あたりを見るようにしています。
すると、
「普通の初心者が数記事書いただけ」
というケースは、そう多くありません。
その人が持っている背景を消して、
「この方法なら誰でもできます」
と言ってしまうと、かなり再現性が変わります。
そしてこれは、僕自身についても同じです。
僕も毎月約20万円になっている。でもnoteだけで突然できた数字ではない
僕は2026年からnoteを本格的に始めました。
現在55歳。
会社では営業部長として働いています。
これまで307本以上の記事を書き、複数アカウントを運営しています。
3アカウントを合わせると、毎月約20万円になっています。
ここだけ切り取れば、
「55歳会社員がnoteで月20万円」
という記事も作れます。
確かに嘘ではありません。
でも、それだけでは僕自身が読者をだますことになると思っています。
僕はnoteを始める前から、副業を15年以上続けています。
本業では製造業や営業の仕事をしてきました。
自分のWebサイトも運営しています。
SNSも使っています。
自分の商品も作っています。
専門分野では100ページを超えるPDFレポートも作っています。
そういう状態でnoteを始めました。
つまり、
「何もない55歳会社員がAIで記事を書いたら、数カ月で月20万円になった」
という話ではないんです。
ここはかなり重要だと思っています。
僕はChatGPTもよく使います。
noteを書くときにもAIを使っています。
でも、
AIが僕の15年以上の副業経験を作ってくれたわけではありません。
営業経験を作ってくれたわけでもありません。
失敗した経験も、商品を作った経験も、売れなかった経験も僕自身のものです。
AIには、それを整理してもらっています。
逆に、自分の材料が何もない状態で、
「noteで稼ぐ方法を3,000文字で書いて」
とAIに頼んでも、どこかで読んだような記事になりやすい。
僕はAIが悪いとは思いません。
材料が一般論しかないから、出てくる文章も一般論になるんです。
だから収益を公開している人を見るときは、
「いくら稼いだのか」
だけではなく、
「その人は何を持った状態でnoteを始めたのか」
まで見たほうがいいと思っています。
初心者の有料noteが売れにくいのは、ある意味当然だと思う
少し考えてみてください。
noteを昨日始めた人がいるとします。
プロフィールもほとんど書いていません。
フォロワーもいません。
過去の記事も3本だけです。
その人が、
「副業で成功する方法 1,980円」
という有料記事を出した。
あなたなら買いますか?
僕なら、かなり迷います。
内容が悪いからではありません。
判断材料がないからです。
書いている人は誰なのか。
本当に経験しているのか。
無料で読める情報と何が違うのか。
1,980円払うと何ができるようになるのか。
それが分かりません。
つまり初心者が売れない理由は、
文章力だけではないんです。
商品として見ると、
買う理由がまだ足りないことがあります。
僕なら、最初に次のような部分を確認します。
・誰の悩みを解決する商品なのか
・自分の経験や具体例が入っているか
・無料情報との違いが見えるか
・検索やSNSなど読者が来る入口があるか
・読後に何を持ち帰れるのか
例えば、
「副業で稼ぐ方法」
では広すぎます。
でも、
「50代会社員が、本業経験から最初の有料noteテーマを見つける方法」
なら、かなり対象が見えてきます。
20代の学生には必要ないかもしれません。
でも50代で副業を考えている会社員なら、
「これは自分の話かもしれない」
と思います。
売れる文章を書く前に、
誰に売るのか。
何を解決するのか。
ここを決めるほうが先だと僕は思っています。
最初から月10万円を目標にしなくていい
noteを始めると、
どうしても月10万円、月30万円という数字が気になります。
でも僕は、初心者なら最初からそこを見なくてもいいと思います。
まず1件です。
知らない人が、自分の有料noteに500円でも1,000円でも払ってくれた。
この1件には、ものすごく情報があります。
なぜ買ったのか。
どの記事から来たのか。
どんな悩みを持っていたのか。
なぜ無料記事ではなく有料記事まで読んだのか。
ここが分かれば、2つ目の商品を考えられます。
例えば、
あるテーマの記事だけ反応がいい。
だったら、そのテーマをもう少し深掘りしてみる。
詳しい手順が必要ならPDFにする。
入力して使えるものが必要ならExcelにする。
継続的に情報が必要ならメンバーシップを考える。
こうやって、
無料記事から需要を見つけて、商品を育てていく。
僕はこのやり方のほうが現実的だと思っています。
いきなり月10万円を作ろうとすると、
「何を売れば10万円になるか」
から考えてしまいます。
でも最初は、
「なぜ1人が買ってくれたのか」
を見るほうが大事です。
高額なnote収益化教材を見るときに、僕が確認すること
僕は、
「noteで100万円稼ぎました」
という人を否定するつもりはありません。
本当に稼いでいる人はいます。
ノウハウにも価値があると思います。
ただ、僕だったら購入前に少し確認します。
例えば、
「100万円」
と書いてあっても、
1カ月なのか。
1年間なのか。
累計なのか。
かなり意味が違います。
売上100万円でも、広告費や外注費が大きければ利益は変わります。
noteだけで100万円なのか、コンサルや別の商品まで含んでいるのかでも違います。
SNSに10万人のフォロワーがいる人が、
「noteならフォロワーが少なくても売れます」
と言っていたら、その背景も見たほうがいいですよね。
さらに僕が気になるのは、
その方法を買った人が、どのくらい同じ結果を出しているのか
です。
本人ができることと、誰でも再現できることは別です。
僕自身がnoteで毎月約20万円になっているからといって、
「僕と同じことをすれば、あなたも月20万円になります」
とは言えません。
仕事内容も違います。
経験も違います。
使える時間も違います。
持っているSNSやWebサイトも違います。
だから僕は、
成功者の数字は参考にする。
でも、その数字だけを自分の未来だと思わない。
くらいがちょうどいいと思っています。
それでも僕は、noteが初期のYouTubeと少し似ていると思っている
ここまで、
「noteは簡単には稼げない」
という話を書いてきました。
では、
「これからnoteを始めても遅いのか?」
というと、僕はそうは思っていません。
むしろ最近、
「今のnoteは、昔のYouTubeと少し似ているのでは?」
と感じることがあります。
もちろん、noteとYouTubeはまったく同じサービスではありません。
YouTubeは動画です。
noteは文章が中心です。
YouTubeは広告収益が大きな柱になりました。
noteは有料記事やメンバーシップなど、読者から直接お金を受け取る仕組みが中心です。
それでも、
プラットフォームが成長していく途中
という点には、少し似たものを感じます。
YouTubeのパートナープログラムが始まったのは2007年です。
当時から今のように、
「YouTuber」
という仕事が当たり前だったわけではありません。
その後、利用者が増えました。
投稿者が増えました。
広告収益を得る人が増えました。
企業も参入しました。
メンバーシップなど収益方法も増えていきました。
今では、YouTubeを使って個人が収益を作ること自体は珍しい話ではありません。
でも最初から、今の市場が完成していたわけではありません。
僕はnoteにも、この「途中」という感じがあります。
最初は文章を投稿する場所という印象が強かったと思います。
今は有料記事があります。
有料マガジンがあります。
メンバーシップがあります。
記事から自社商品やサービスにつなげる使い方もできます。
PDFなど、自分で作った商品と組み合わせることもできます。
アフィリエイトもできます。
noteが2025年に発表した数字でも、メンバーシップで収入を得るクリエイターは増えています。
2025年6月から8月の流通総額は55億円を超え、月間購読者数も過去最高になったとされています。
さらに2026年には、note内で記事を届けるレコメンドの仕組みも変わっています。
2026年1月の検証では、カテゴリページの記事表示数が前年同月比4.3倍、PVが2.2倍になったとnoteが公表しています。
僕が注目しているのは、
「今すぐ簡単に稼げるか」
だけではありません。
noteそのものが、まだ変わっていることです。
クリエイターが増える。
買う人が増える。
収益化方法が増える。
記事を読者に届ける方法も変わる。
この流れを見ると、
すでに完成して動かない市場というより、
まだ成長途中の市場
に僕には見えます。
ここが、昔のYouTubeを少し思い出すところなんです。
ただし「初期YouTubeに似ている=今始めれば勝てる」ではない
ここは間違えないほうがいいと思います。
昔からYouTubeをやっていた人が、全員YouTuberとして成功したわけではありません。
何百本動画を投稿しても伸びなかった人はいるでしょう。
途中でやめた人もたくさんいるはずです。
noteも同じだと思います。
今から始めれば、
数年後に必ず大きく稼げる。
そんな保証はありません。
僕が言いたいのは、
「だから今が最後のチャンスです」
という話ではないんです。
そういう煽り方は、今回の記事で書いてきたことと矛盾します。
僕が面白いと思っているのは、
今のうちから自分の経験を記事として積み上げられることです。
例えば2026年から、
ある専門分野について100本の記事を書いた人がいる。
もう1人は、その分野が注目されてから2029年に書き始めた。
どちらが絶対に成功するとは言えません。
でも、前者には3年間の蓄積があります。
記事があります。
読者があります。
売れたテーマ、売れなかったテーマのデータがあります。
自分が何を書く人なのかも分かっています。
これは大きいと思っています。
だから僕は、
「早く始めれば勝てる」
ではなく、
「早く始めれば試せる回数が増える」
と考えています。
noteの記事は「その場で売る商品」だけではない
YouTubeでは、昔投稿した動画が数年後に検索やおすすめから見られることがあります。
僕はnoteの記事も、似た役割を持つ可能性があると思っています。
今日書いた記事が、今日売れない。
だから失敗。
ではないんです。
半年後に検索から読まれるかもしれません。
別の記事から回遊してくるかもしれません。
AI検索の回答から見つけてもらえる可能性もあります。
その記事を読んだ人が、プロフィールを見る。
ほかの記事を読む。
商品を見る。
そこで初めて購入することもあります。
そう考えると、
無料記事も無駄ではありません。
僕は無料記事を、
市場調査でもあり、営業資料でもあり、自分の経験を残す場所
だと思っています。
このテーマは読まれる。
このタイトルは反応が悪い。
この記事から商品が売れた。
この悩みにはコメントが来る。
そういうことが少しずつ分かってきます。
僕が307本以上投稿してきて感じるのは、
記事数が多いから偉い
ということではありません。
307回以上、
「これは読まれるのか」
「これは必要とされるのか」
を試せたということです。
その結果が、次の商品作りにもつながります。
だから僕は、今すぐ売れなくてもnoteを続けている
僕はnoteを、
簡単にお金を稼ぐ場所
とは思っていません。
でも、
自分の経験を記事にして、需要を確認し、商品へ育てる場所
としてはかなり面白いと思っています。
無料記事を書く。
反応を見る。
悩みを見つける。
深掘りする。
有料記事にする。
PDFにする。
Excelにする。
自社商品につなげる。
メンバーシップにする。
こうやって一つの記事から、別の商品へ広げることができます。
YouTubeも最初は、
「動画を投稿する場所」
だったものが、今では広告、メンバーシップ、商品販売、企業案件など、いろいろなビジネスにつながる場所になりました。
noteも今、
「文章を書く場所」
から、
「個人の経験や知識を商品にする場所」
へ変わっている途中なのかもしれません。
もちろん、本当にYouTubeのような巨大市場になるかは分かりません。
僕にも未来は予測できません。
でも、
今起きている変化には、もう少し付き合ってみたい。
それが、僕がnoteを続けている理由の一つです。
まず月10万円ではなく「最初の1人」を考えてみる
noteで月100万円を売る人は実在します。
大きな市場もあります。
僕自身も収益化しています。
だから、
「noteでは稼げない」
とは思いません。
でも、
「AIで記事を書けば初心者でも簡単に月10万円」
というほど単純でもありません。
本当に見るべきなのは、
読者がお金を払う理由があるかどうかです。
誰の悩みを解決するのか。
自分だから書ける何があるのか。
無料情報と何が違うのか。
どこから読者に来てもらうのか。
これを一つずつ作っていくしかないと思っています。
だから今、有料noteを出したのに売れていない人も、
いきなり月10万円を目指さなくていいと思います。
まず最初の1人です。
自分を知らない人が、
「これならお金を払っても読みたい」
と思うものを1つ作ってみる。
その1件から、
なぜ買ってもらえたのかを考える。
僕なら、そこから始めます。
そして、
「自分には売るような経験がない」
と思っている人もいるかもしれません。
実は、必ずしも自分の成功体験だけを売る必要はありません。
調べて、整理して、分かりやすくまとめる。
それ自体を商品にする方法もあります。
僕自身が実際にPDFレポートを作って販売している方法をもとに、できるだけ具体的にまとめます。
note初心者向けの記事は、こちらのマガジンに順番にまとめています。
AIを使ってnoteを書くと、どうしても一般論ばかりになってしまう。
そんな人向けに、僕が使っている考え方をまとめた記事作成プロンプトも用意しています。
自分の経験や数字を先にAIへ渡し、「その人だから書ける記事」にすることを重視したものです。
自然に商品(有料note・アフィリエイト)に誘導してくれる文章も生成してくれます。
この記事を読んで、
「自分だけ売れていないわけではないんだ」
「まず1件を考えてみよう」
と思ってもらえたら、僕はそれで十分です。
僕自身もnoteでは、まだ試している途中です。
成功したことだけではなく、
売れなかったことや、やってみて違ったことも書いていきます。
同じようにnoteを続けている方は、スキやフォローをしてもらえるとうれしいです。
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note初心者向けに、最初の記事の作り方、自己紹介、記事ネタの見つけ方、AI活用、継続のコツ、副業・収益化の考え方まで順番にまとめます。
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X・Instagram・Threadsの発信をラクにする無料ツール一覧
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https://tech.hb449.com/
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今の自分に必要そうなものだけ、使ったり読んだりしてもらえたらうれしいです。
