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乳がんサバイバー 鳥海山BCへ行く 〜②可能性を切り開く東洋医学

ゴールデンウィークに鳥海山に行った話。
のんびり書いていきます。
(長くなりそうな予感)

前回はこちら↓

(前回のあらすじ)
鳥海山に誘われた私。
乳がん手術、抗がん剤、ホルモン治療、そしてまた再発して手術。
不安要素はいろいろある。
悪心や体調不良も続く中、東洋医学に出会いました。
今回はその東洋医学のお話。


SNSの漢方の告知から辿り着いた先

乳がん再発の手術後、慢性的に感じていた悪心のせいで
日常生活も運動も、楽しく継続出来ない日々が続いていた。

どげんかせねばいかん。。
少し前の地方の知事選挙で、ひっきりなしに耳にしていたようなこの言葉が、いつの間にか呪文か念仏のように、頭の中で湧き出るようになった。

SNSで流れてきた悪心に効くとされる漢方を試してみようと考えた私は、
自宅から通える地域で、漢方外来のあるクリニックを探した。
いくつかのホームページを入念に見ていく。

そのうちの一つに、針やアーユルベーダなどを掲載しているクリニックを見つけた。

アーユルベーダは、
以前アロマや東洋医学に詳しい親戚から話を聞いたことがあった、インドの治療方法らしい。
少し調べたくらいでは、よくわからなかったけれど。

他の一般的なクリニックとは一線を画す内容のように思えた。
よく言うと神秘的、悪く言うと胡散臭い。
ものは試しだ、予約をとって行ってみることにした。

本来は心療内科の不思議なクリニック

初診問診票には、
悲しくなるか、死にたいと思う時があるか、などの言葉が並んでいた。
心療内科の問診表なのだろう。

問診票を書き終え、少し薄暗い、冷え込んだ待合室で待つ。

順番がきて引き戸のドアを開けると、
「ドアは開けっぱなしでも、閉めても、どちらでも良いですよ」と言われた。
先生は少ししゃがれた声で、ゆっくりした口調で話した。
白髪で細身の先生は、タートルネックセータの上に白衣を羽織っていた。
口調も雰囲気も悟りを開き切った仙人のように見えた。

今までの乳がんの経緯を説明すると、ゴソゴソと色々なチラシやDVDを出してきて、いくつもの治療法を教えてくれた。

飲尿療法、水素吸引、サプリ、食事療法・・

先生から「今が勝負どきなんだね」と言われて、
「そうか、今が勝負どきなのか・・」と自覚した。

勝負時か転換期か、どちらにせよ、
自分の体との向き合い方を変えていかなければならなかった時期だったのは確かだった。

しかし、飲尿療法は衝撃的だった。
「ええええええ」と驚いていると
「子供のおしっこは臭くないから、娘さんから朝イチ貰えば良いんだよ」
と、明朗快活に助言くださる。
いやいやいやいや・・それはかなりの心の準備が必要だ。
「本当に死ぬかもしれない・・・」と思ったらやってみようと気持ちを立て直す。

取り入れやすいものから、まずはやってみる

病院で2種類の漢方を処方してもらった。

水素吸引ができる施設を紹介してもらい、通うことにした。
ビタミンCのサプリも探して、効果がありそうと思うものを購入した。

食事も砂糖、牛乳、小麦粉などを避けて、添加物の少ない調味料や玄米を買ってみたり、できるだけ自分で色々な種類のおかずを作るようにした。
でも、パンは好きなので週末だけにするなど、ゆるく頑張りすぎないように心がけた。

漢方飲み始め、出来ることを始めて1ヶ月、
気がついたら体調が良い日が増えた。
本当に信じられないくらい、気持ち悪さも無くなっていった。

そのクリニックに通い始めたのは、鳥海山の話が出る3ヶ月前のことだ。
調子が良くなったとはいえ、突然に体調が悪化するのでは、という不安はぬぐいきれない。
「無理が効くような状態ではない」ことに変わりない。

血流などの内面からの要素が整いつつある。
外側の体力や筋力などの調整をしていけば、きっと鳥海山には行けるだろう。
だから、行くという決断をして、体の準備をちゃんとしよう、と思った。

山行中(登山中)に具合が悪くなれば、降りてこなければいけない。
多少の無理もできる体力と筋力が必要不可欠だ。

子供が習い事としてキッズスクールに行き始めてから、
親の私もやるようになったボルダリング。
これがとても大きな効用があった。

つづく・・・
次回は、ボルダリングや体力作りの話。


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