電車と徒歩で巡る長野ひとり旅③
3月末に長野へ一人旅をしたときの記録です。
前回はこちらから!
善光寺を見て回ったあとはすぐ近くの長野県立美術館に行くことに。すぐ近くなので歩いて向かう。


ほとんど隣にあるようなもので本堂から徒歩5分ほどで着いた。
長野県立美術館


長野県立美術館は一定時間に霧が現れる屋外のアートが見たくて行くことに決めたけど、なんと冬季はやっていないようで今回は見られなかった。
それでも企画展や美術館に併設されいてる東山魁夷館はとても見応えのある作品ばかりでとても興味深かった!
トーベとムーミン展
はじめに企画展から見ることに。
企画展「トーベとムーミン展」では有名なあのムーミンの生みの親であるトーベ・ヤンソンがこれまで残した作品について知ることができる。
撮影できるものも多かった。

ムーミンといえば、かわいいイラストはもちろんこと、読者も深く考えさせられるような哲学的な言葉が多いのも印象的だったので、なにか生きる上での気づきを得られないかな思っていたけれど、やっぱり、はっとさせられる作品が多かった。





最後にもらったスナフキンの言葉のカードは今のわたしにとって必要なことだなと思ってもらってきた。どんなことが起きたって自分が何がしたいか何が心地いいかをちゃんとわかっていられる大人でいたいなあ。簡単なようで難しいけれど、見失ってはいけないものをきちんと追いかけて、自分の手に収めていられる人でありたい。

でも、ムーミンママの「もうだいじょうぶよ。ほら、いってらっしゃい。ね、なにが起こったって、わたしにはちゃんとあなたがわかるのよ。」がいちばん好きな言葉だったかも。
自分の大事な人にわかってもらえるっていいなって改めて思えた言葉。
いろんなことを経験してきて自分を見つめ直すと、わたしは近しい人に「わかってほしい、自分をたすけてほしい。」みたいな気持ちが強すぎたんだと思うことがあった。
それが単なるわがままか、はたまた別のことが原因かはわからないけど、この自分のままでは良くないと思って矯正する努力をした結果、人に対して「言ってもきっと伝わらないし、傷つきたくないから言わないでおこう。」とか「人に理解してもらいたいけど、なんでわたしはこんなにわかってもらいたいんだろう。わかってもらって何になるの?」と思うことが増えた。
誰かに「わかってもらう」ことをやめたら、傷つかないけれどなにかがすり減る気がした。
だけど、この言葉をみて、この作品が多くの人から愛されているということは、この言葉が人のコミュニケーションの中で辛いときに言ってもらいたいこととして広く受け入れられることなんじゃないかと思うことができた。
広く世界に受け入れられなければ思ってはいけないことなんてないけれど、少なくともわたしは、自分以外から自分が言ってもらいたかった言葉が生まれているのがうれしかった。
人に「あなたの気持ちがわかるよ」と言われることに安心したい気持ちはきっと間違いじゃなかった。
間接的に誰かに受容してもらえたような気がして見に行ってよかったなあと思った。
自分ことを助けるのは基本的には間違いなく自分だと思って生きていたい(人に全てを投げたり寄りかかったりしないでいたい)けど、人を思いやった上で人と繋がることを諦めずになにかを共有することは、自分の人生にとってはやっぱり大事なことなのかもと思わされた。
見落としてしまった色々なことを再度見つめ直すきっかけをもらえた気がした。
お土産に可愛いポストカードを購入した。
お部屋に飾るポストカードを近々こちらに変更したい!
常設展と東山魁夷館

次は、常設展と東山魁夷館へ向かう。


ここで冬期でなければ霧の展示がやっていたのかな。

常設展と東山魁夷館は撮影禁止のため写真はないです。東山魁夷といえば、わたしの中では原田マハさんの小説の表紙になっていることで知っていた。
東山魁夷は長野ではなく、横浜生まれ神戸育ちらしい。しかし、彼は若い頃に訪れ自分の作品の故郷となった長野の地に作品を寄贈することに決めたそう。(下のリンクから詳しく見られます!)
旅をしてであった風景の美しさがずっと自分の人生を象徴するものに影響するって素敵だなあと感じた。今回見た彼の作品は自然を描いたものが印象的だった。きっと心象風景の中に長野の地があって、その静謐で美しい空気が作品の中に混ざっているんだなと感じながら鑑賞できておもしろかった。
こちらでもお土産にポストカードを購入。
夜明け前の空のような絵のものを購入した。中学生のときに夢で2度同じ場所に行ったことがあって、わたしの心象風景の中で大切な場所になっている。そこの空気感に似ていてうれしかったので買うことに。
文字にしてわかったけど、長野県立美術館では、わたしの心の中にあるものをたくさん引き出してもらえましたねという気がする、、。
お寺カフェへ

外に出ると雨が降りそうになっていた。
喉が渇いたのでどこかカフェにでも行ってお土産を買って駅に向かうことに。
帰り際に家族三人が写真を撮ろうとしていたので、声をかけて撮ってあげることに。
「ありがとうございました!」と言ってもらえ立ち去ろうとすると、帰り際に「スナフキンさんだね」と言われていてなんだかうれしかった。
たどり着いたのはお寺カフェ。
善光寺の敷地内にあり、窓から善光寺を見ながらくつろげる。行った時間は14時過ぎだったのでわたししかお客さんがいなく、すごくゆっくりできた。
靴を脱いで畳の部屋に入れるし、観光地で人がいない場所で休憩できるのがすごくありがたかった、、。



善光寺カステラと抹茶のセットを注文。
すぐ出してくれたし、接客も親切で疲れた足と心が一気に癒された。本当に良いカフェです、、。
しばらくぼーっとする。お堀に爆速の鴨がいてびっくりした。爆速すぎてカメラを向けたころにはほとんど撮れなかった。はや〜鴨。すご〜。
たくさん歩いて疲れすぎてIQが3くらいになっていたと思う。
そのあとお腹いっぱいだったけど、せっかくなので長野名物のお焼きを食べ、お土産を買って駅に向かった。
お昼に食べたお蕎麦屋さんと提携しているお土産屋さんでは、お蕎麦のレシートを見せるとお土産が5%引きになるらしい!
お土産を買いに行くと「朝一番に来てくれた人!」と覚えてくださっていてうれしかった。「とっても美味しかったです!」と少しお話もできた。お土産あのお店で買ってよかったなあ。

ちょんこづくんだ、、


次に続きます!
