就園前のボタン練習|できない理由と、できるようになるまでの話
子どもの「できるようになること」って、
思っているよりも一つひとつにハードルがあるなと感じます。
今回の話は、就園前にぶつかった小さな壁。
“ボタンをとめる”という練習についてです。
■きっかけは「お昼寝のパジャマ」
子どもが通う幼保園は、いわゆる制服や園児服がなく、私服登園でした。
ただ、お昼寝のときにパジャマへ着替え、
その中でボタンの練習をしていくという話を聞きました。
つまり、
ボタン付きのパジャマは必須。
そのときの正直な気持ちは、
「これ、やばい。うちの子できない…」
でした。
■とにかく探した「大きいボタンのパジャマ」
我が子は、いわゆる“超絶不器用”。
少しでもやりやすいものをと思って、
西松屋
ベビーザらス
イオン
しまむら
バースデー
など、子ども用パジャマが売っているお店を回って、
ボタンが大きいものを探しました。
でも実際は、
そもそも被りタイプが多い
ボタンがあっても小さい
「親がやる前提なのかな?」と感じるサイズ感
なかなか思うようなものは見つかりませんでした。
■できるわけがない、がスタート

なんとか自宅用にボタン付きパジャマを用意して、練習スタート。
…できるわけがありません。
ボタンを持つことはできるけど、
指でつまむ
穴に入れる
少しひねる
この一連の動きが、当時3歳の我が子にはかなり難しかったようです。
■苦肉の策:「ボタンを大きくする」
そこで思いついたのが、
ボタンを大きいものに付け替えることでした。
手芸屋さんで大きめのボタンを購入して、
それに合わせてボタンホールも広げる。
今思えばなかなか力技ですが、当時は必死でした。
ただ、結果としては…
「大きくすればできる」わけでもなかったようです。
ただ今はネット検索してみると、割と大き目のボタンのパジャマも販売されているので、その時欲しかった・・・(^^;
■見えてきた“できない理由”
あとから振り返ると、ここにも理由があったのかもしれません。
当時の写真を見ると、3歳後半の頃は
カメラに向かって1本指でポーズしているものが多いんです。

本人はピースのつもりだったのかもしれませんが、
まだ指の分化(指を別々に使う力)が十分ではなかった時期。
翌年、4歳になる頃にはきちんとピースができていたので、
この時期はまだその発達段階だったのだと思います。
そう考えると、
ボタンをつまんで操作すること自体が、かなり難しい課題だったのかもしれません。
(前回のSTで言われた“手と目のつながり”の話とも、少し重なる部分がありました。)
■それでも続けた理由
正直、かなり根気のいる練習でした。
親としては、
できないことがあるのは当然
でも園の先生の負担が増えすぎるのも申し訳ない
ゆっくりだからこそ、お友達との時間も大切にしてほしい
そんな思いもあって、
朝晩の着替えのたびに、1ヶ月以上続けました。
■実際にやった関わり方
最初はもちろん、やりたがりません。
なので段階的に、
最初は全部一緒に手を添える
できそうなところは見守る
難しいところだけ手を添える
最後までできたら「できたね」と声をかける
少しずつ、“できた感覚”を積み重ねていきました。
本人も自信がついてくると、
「ちょっとやってみようかな」という気持ちが出てくるようでした。
■少しだけ工夫したこと
パジャマでの練習だけだと、
どうしても「やらされている感じ」が強くなってしまうこともありました。
なので途中から、遊びの中でも少しだけボタンに触れるようにしてみました。
洋服と違って布が動かない分、
ボタンの動きに集中しやすくて、取り組みやすくなる子もいるのかなと感じました。
■一番難しかったところ
特に時間がかかっていたのは、
ボタンを穴に入れたあと、少し傾けて通す動き。
この“ほんの少しの角度”が、
思っている以上に難しかったようです。
■結果:就園前にクリア
最終的には、
他の子よりゆっくりかもしれませんが、
就園前にボタンかけはできるようになりました。
■まとめ
今回のボタン練習を通して感じたのは、
「できない=やる気がない」ではなく、
“まだその動きが難しい段階”なだけということでした。
手先の動き、指の発達、目との連携。
いろんな要素が重なって、やっとできるようになるものなんだなと感じます。
同じように悩んでいる方がいたら、
少しでも参考になれば嬉しいです。
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