昨日のタオル
2026年最初の記事です!今年もよろしくお願いします
去年、少々衝撃を受けたことを書きます。
1. 昨日のタオルは?
時間は未来のみの一方通行で
過去は存在しません。
現在もほんの一瞬で
常に過去に切り替わります。
未来も同じく
数秒数分数時間ごとに過去に切り替えです。
カレンダーや予定表の未来日、
これは時期がくれば必ず訪れて
現実になるのに、たった数分後の過去は、
「もうどこにも存在しない」となった時に、
ふと考えました。
あれ?昨日のタオルは、まだあるよ、な。
というか、私の生活も昨日のままだよね???
2. 「???」
じゃあ、いま私の目が映している
ものは、なに?
いつのもの??・・という疑問が生まれます。
となると今これを書いてる私は、
いつの時間軸にいるの?
ほんのわずかな未来と現在のはざま??
すきま?
昨日のタオルは、洗面所にあるよね、、
日常生活もここに今あるし、
昨日もあったし、
たぶん明日も当たり前のようにある。
でも実は昨日のものと、
今、目に映し出されているものは
同じものではないのです。
例えば、昨日の花が今日しおれていたら、
それは昨日の花の変化?
時間経過による劣化?
昨日の花と今日のしおれた花は、
同じ花だけど全く同じではない。
ここで補足すると、
「物理的には同じではない」
水分が抜けて細胞は壊れる
分子が変わってる。
花の状態変化には気が付く。
では、タオルは?
昨日のタオルと今日のタオルには
殆ど状態の変化はない、、
見ための変化が緩慢なものに対しては、
何の違和感もなく「同じだ」と判断している
ということは、
物を見ているのではなく、
変化量を見て、
世界を同じだと思うように
生きている
つまり世界は常に更新されていて、
実は「同一性」は
脳の「認知」が作っている、
としたら?
3. 「!!!!!」
ここで今までの認識(脳内OS)が移動・変換します。
▶ before(旧OS)
世界は「そこにある」
物は「同じまま存在する」
時間は「外側を流れている」
▶ After(新OS)
世界は「更新され続けている」
同一性は「脳がまとめている」
時間は「更新順序として経験される」
でも、これはこれで大変!
なので脳は
変化が連続しているけど
「全部別物」とは扱わずに、
「同じ花が変化した」とまとめます!
ファジーです。
ちなみに、このシーンの知的BGMには
ホルスト「惑星」火星がおすすめです。
5拍子で「同じだ」「同じだ」「同じだ」って
無理やり揃える、
畳みかけてくる感じが超笑えます。
さて、もう一度整理すると
「同じものが状態変化した」
→ 日常・認知の言い方「状態が連続して更新されている」
→ 物理・プロセスの言い方
4. この説明をしている偉人
① 現象学:エトムント・フッサール
世界は「そのままある」のではない
意識に現れたものとして構成される
物が「同じに見える」のは
意識が時間の中で統合(保持)しているから

② 時間論:アンリ・ベルクソン
時間は物理的な点列ではない
持続(durée)=流れとしての経験
世界は常に変化しているのに「同じ」と感じるのは
人間が便宜的に切り分けているから

なんだか、世界が今までとは全く違って見えてきますね・・・

最後までお読みいただき、ありがとうございます!
ではまた!
