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ガンジス河でバタフライ

今日も走ってきた
前に私は、
走ることを「脳のゴミ出し」と呼んだ。

将来のこと、資産の寿命、再就職の現実、
そういう“考えなきゃいけない不安”を
いったん袋に詰めて、一時的に外に出す作業。
今日も捨てれている

そしたら脳内に
「ガンジス河でバタフライ」の記憶が出てきた
20代後半、僕を打ち砕いた一冊。
著者のたかのてるこさんは、
「自分探し」なんてクソ食らえと言わんばかりの、
むき出しの生命力を叩きつけ、聖なる河にバタフライで飛び込む
そんな話。
当時の私は、その「なりふり構わず行動する姿」に憧れ、感化され、
一人旅へ出るようになった。
今思えば、若さ(バカさ?)ゆえの無鉄砲さだったが
あれがいい経験だったことだけは確かだ。

ん?やばい。。。
過去を美化して現実の不安をコーティングするのは、
おっさんの悪い癖ではないのか。
ガンジス河でバタフライした著者は、たぶん今も前を向いて生きている。
それなのに、近所をジョギングした程度で「魂の再生」を語る自分を、
まずは全力で恥じたいと思う。

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