子どもたちから教えてもらったこと
noteを始めて5日。
ここまで自己紹介もしないまま、思いつくままに投稿してきました。
「スパイクの紐を結んであげているママへ」
「『別に』は愛情だった」
「朝2時半に起きた子供の話」
「頼られる存在に変わった日」
そんな記事を書いているうちに、
少しずつ読んでくださる方が増えてきました。
フォローしてくださった皆さん、
本当にありがとうございます。
ふと気づきました。
「そういえば、私は何者なのか、
一度もお伝えしていませんでした。」
今日は少しだけ、自己紹介をさせてください。
私は20年間、小学生の子供たちにラグビーを教えてきました。
でも、本当の意味で子どもたち一人ひとりと
向き合うようになったのは、
10年ほど前からです。
きっかけは、私の娘でした。
娘は小学生6年間、
女子一人でラグビーを続けました。
仲間にも恵まれ、コーチにも恵まれ、
小学校最後の一年間は、
それまでで一番努力していたと思います。
あと一勝で全国大会。
試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、
娘はその場に崩れ落ち、
大号泣しました。
子どもが本気で泣く姿を見たことがありますか。
私はその姿を、一人の父親として見て涙を流していました。
娘がかわいそうだったから泣いたのではありません。
あの涙の意味が分かったからです。
高校からラグビーを始めた私も、
厳しい練習を乗り越え、
最後の試合で負けた日の
悔しさを今でも覚えています。
娘の涙が、自分の青春と重なりました。
本気で努力した子どもの涙は、人の心を動かす。
あの日、動かされた一人が、
私でした。
その日から、子どもたちと本気で向き合おうと決めました。
高学年のヘッドコーチを引き受けました。
でも、何をすればいいのか分かりませんでした。
試行錯誤を繰り返しながら、
子どもたちと向き合う毎日が始まりました。
週末になると、子どもたちを家へ連れて帰り、
一緒にご飯を食べ、一緒に過ごすようになりました。
私は妻にこう話しました。
「これから、たくさんの子どもたちを家に連れて帰ると思う。
でも、できることは全部子どもたちにやらせる。
見守るつもりでいてほしい。」
妻は笑いながら言いました。
「ダメって言っても、どうせやるんでしょ。」
その一言で、我が家の週末が変わりました。
今では泊まりに来る子どもたちを
自分の子どものように迎え入れ、
毎回、練習や試合にも足を運んでくれています。
一番近くで支えてくれたのは、いつも妻でした。
この10年間、私はたくさんの子どもたちと向き合ってきました。
朝2時半に起きて走り始めた子。
「別に」としか言わなかったのに、
卒業の日、お母さんへ感謝の手紙を書いた子。
支えられる側だった子が、
誰かを支える側へ変わっていった子。
私はラグビーを教えていたのではありません。
子どもたちに、生きる力を身につけてほしかったんです。
ラグビーは、そのための手段でした。
でも、それに気づいたのは、
子どもたちを教え始めてからではありません。
子どもたちに教えてもらってからでした。
このnoteに書くのは、子育ての正解ではありません。
20年間、子どもたちと向き合う中で、
子どもたちから教えてもらったことです。
子どもたちの成長を通して、お母さんが少し安心できる。
そんなnoteに育てていけたらと思っています。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
