【読書感想文】ロスト・イン・ザ・ターフ
今回読んだのは、馬をこよなく愛する女性が夢を掴む話だ。
ところで、私は馬より犬。
ただひたすら犬にそばにいて欲しい人。
猫もいいけど、やっぱり犬の忠誠心が好きだ。
そんな私がどうして馬ストーリー?
それは、馬が大好きな娘が勧めたから。
最初は「えー、馬ぁぁぁ?」と難色をしめした。
だが、ここで嫌いだからイヤダ、なんて言ったらまた怒られて拗ねられて
後が面倒だ
なので、ひとまず手にしてみた。
作者は馳星周氏。
なんと、有名どころじゃないか。
無知な私でも、氏の名前は知っている。
ならば、読むに決まっている。
ということで読みだしたが、やっぱり馬が好きじゃないとなかなか理解できない
なにせ「牝馬」「牡馬」これが何と読むのか分からない。
私「ねぇ、これなんて読むの?」
娘「牡馬(ぼば)」
私の頭の中では「牡馬」→「母馬」と変換される。
だが、オスだという
ならば「父馬」ではないか!?
と思うが、これが馬社会の専門用語
その後、このワードが出てくるたびに
「牡馬」→「母馬」→「ちがう!」→「オス」
という具合に、一度止まって変換を繰り返すわけだ
その他にも、こんな言葉知らないというのがいくつか出てくる
しかし、そこは何となく理解した
文脈で多分、こういうことだな、と一般的な解釈に変換する
こうして、終盤に競馬場の場面があり
馬が走る
その描写は、競馬を知らない私でも、思わず手に汗握る
思わず「走れ!ウラリナ!」と心が躍る
ちなみに、ウラリナとは主人公の持ち馬の子供
主人公は馬主設定だ
こうして、馬主の愛する馬、ウララペツの子供ウラリナが走り
夢の中央競馬場で疾走する姿をみるのだが
そこに至るまでには、紆余曲折
ハングレが出てきたり、警察沙汰になったり
恋愛ともいえない恋愛があったり
馬が好きな人って、こういう感覚なのか~
と、つくづく思いましたねw
今までは、競馬=博打というイメージで
競馬で大負けするなんて、理解できないと思っていたけど
その裏には、馬への愛とロマンがあるんだなぁ~
でも、やっぱり犬の方が好きだけどw
馬にも競馬にも興味がなくても、後半あたりからは
しっかりのめり込んで読める作品だとおもいます
(私は、のめり込んだw)
タイトル:ロスト・イン・ザ・ターフ
作者:馳 星周
出版:文藝春秋
