書籍『認知的複雑性の向上による職場の偏見・差別解消の実践』が出版されました
職場の差別やハラスメント問題を解決する鍵となる「認知的複雑性」に焦点を当てた書籍、『認知的複雑性の向上による職場の偏見・差別解消の実践』が、2026年2月に風間書房から刊行されました!

今日の職場で蔓延しているジェンダー・ハラスメントを始め、偏見・差別を軽減させるための施策を提案し、その効果を実証することを主旨とした「挑戦的」試みの書。
【執筆者】
〇田中堅一郎(日本大学大学院総合社会情報研究科 教授)
執筆担当……1章、3章3節、4章1節、8章
〇小林敦子(ジェンダー・ハラスメント研究家/博士(総合社会文化))
執筆担当……2章2節・3節、3章2節、4章2・3節、5章、6章、7章
〇津野香奈美(神奈川県立保健福祉大学大学院ヘルスイノベーション研究科 教授)
執筆担当……3章1節
〇山本真菜(日本大学商学部 准教授)
執筆担当……2章1節
そもそも「認知的複雑性」に着目した書籍がまだほとんどないのと、職場の差別・ハラスメント防止において、学術的根拠を基に体系的にまとめた書籍も少ないため、非常に貴重な文献だと思います。
認知的複雑性とは
認知的複雑性とは、物事や人をどれだけ多次元的・多角的に捉えられるかという、思考や認知に関する概念です。
下記のnoteで解説しました!
執筆陣
編著者の田中堅一郎先生は、かなり早くから職場のいじめ問題に着目されていた研究者です。
共同執筆者の小林敦子先生は、ジェンダーハラスメントに着目し、その予防対策に使える研修プログラムも開発されています。「アンコンシャス・バイアス」の専門家でもあります。
近年、「アンコンシャス・バイアス」という言葉が誤用されていることも多く、その傾向に対し警鐘を鳴らしています。
山本真菜先生は、ステレオタイプや偏見をテーマに取り組む研究者です。
私が執筆を担当した個所はnoteで読めます
本書籍用に私が執筆を担当した原稿(脱稿時のもの)は、下記の記事で読めます。
私以外の先生方が執筆した個所の方が断然多いので、ぜひ書籍をお手に取ってくださいね!
職場の暴力・差別・ハラスメント等に関する現状や理論だけでなく、その解消のための「実践」に焦点を当てているのが、何よりも本書の特徴です。
人権問題に関心がある方、人事労務担当者の方、職場のメンタルヘルス問題に関わる産業保健職や心理職の方におすすめです。
では!
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