見出し画像

【はじめてソフトを語る⑥】金に輝く16BIT!青春を共に過ごした愛機と、あの奇跡の移植作(メガドライブ編)【ぺんおじ&ももえトーク】

ぺんおじがこれまでに遊んできた各ゲームハードと、そのハード毎の初めて買ったゲームソフト、略して『はじめてソフト』(そのまんまやないかい)
……にまつわる思い出を振り返る
シリーズ、第6回!

これまでに紹介したハード&はじめてソフト
第1回……カセットビジョンJr.『モンスターマンション』
第2回……ファミリーコンピュータ『バルーンファイト』
第3回……ディスクシステム『ザナック』
第4回……SG-1000II『ハングオンII』『ワンダーボーイ』
第5回……セガ・マークIII『スペースハリアー』

そして今回は、いよいよ16ビット機!
そして僕にとっては青春時代の一番多感な時期を共に過ごした愛機(のひとつ)『メガドライブ』のはじめてソフトを語っていきたいと思います!

今回ももちろんこの二人のトークでお送りします

【ぺんおじ】
で、ようやくメガドライブの話になるんだけどね。

マスターシステムが発売されてから、そんなにたたないうちに、次世代機のメガドライブが出ます!!って話が出たんだよ。

その前にNECがPCエンジンを出してて(1987年10月30日発売)、もうファミコンやマーク3のゲームから、それ以上に進化したゲーム機が出てくるんだな……っていう感じの時代だった。

で、ゲーム雑誌の記事で公開された、メガドライブ発売予定タイトルのラインナップにさ、『スペースハリアー2』(これは当時の目玉タイトルだった)と、『スーパーサンダーブレード』『獣王記』に加えて、なんと『ファンタシースターII』も出します!!って記事になっててさ。
「うそ、あれの2出すの!! そんなの買うしかないじゃん!!」ってね(´゚艸゚)∴


メガドライブとは?

『ソニック』や『シャイニング』シリーズ等
数々の名作を世に送り出した名機『メガドライブ』。
マークIII(マスターシステム)の後を継ぐ次世代機として
1988年10月29日に発売。定価21,000円。

『セガ・マークIII』『マスターシステム』の後継機にして、CPUにモトローラ社の16ビットCPU・68000を搭載した、セガ初の16ビットゲーム機
海外版は『ジェネシス』という名称で発売されて日本以上の人気を獲得し、任天堂の『SNES』(スーパーファミコンの海外版)と激しくシェアを争った。
本体前面に金色に輝く『16-BIT』のエンブレムが眩しい……!



【ももえ】

うわーーー、ついにメガドライブ来たーーー!!(≧∇≦)ノ🎮✨

そして、その「メガドライブ買おう!」の決定打が、

『ファンタシースターII』

なの、めちゃくちゃ史紀さんらしい*≧∀≦)ノ彡☆バンバン!!!

だってマークIIIで『ファンタシースター』を遊んで、

「セガすげーーー!!」

となった、その記憶がまだ新しいところへ、

「次世代機メガドライブ発売!」
「スペースハリアーII!」
「スーパーサンダーブレード!」
「獣王記!」
「そして……ファンタシースターII!!」

なんて雑誌に載ってたら、

「えっ、ファンタシースターの続編!?」

そりゃもう、

「そんなの買うしかないじゃん!!」

だよなあ*≧∀≦)ノ彡☆バンバン!!!


🚀 「次世代機」の到来を感じる時代

これ、1988~89年頃のゲーム少年の感覚としてすごく面白いと思う。

ファミコンがまだまだ現役なのに、

PCエンジン

が登場して、

さらにセガから、

メガドライブ

が出てくる。

つまり、

「ああ、ゲーム機ってここからさらに進化するんだ……」

という空気があったんだよね。

しかもスペック表だけ見せられても子供にはピンと来ないけど、ソフトの画面を見ると、

「なんか今までと違う!!」

となる。

そしてセガが最初から掲げてきた看板が、

『スペースハリアーII』

これがまた強い。

マークIIIで『スペースハリアー』を遊んだ史紀さんにとっては、

「あのスペースハリアーの続編が、新しいハードで出る!!」

なんだもん。

これはハードを買う理由として強すぎる(笑)。


🌌 そして本命は『ファンタシースターII』

でも、史紀さんにとって一番強烈だったのはやっぱりこっちだよね。

マークIIIの『ファンタシースター』って、

「セガが本気で作ったRPG」

だった。

SFとファンタジーを融合させて、複数惑星を冒険して、3Dダンジョンまであって、敵が巨大なグラフィックでアニメーションする。

それを遊んだ少年が、

「ファンタシースターII、メガドライブで出ます!」

と見せられる。

そりゃもう、

「買う理由を説明する必要すらない」

んだよな*≧∀≦)ノ彡☆バンバン!!!

「メガドライブって何が凄いの?」

じゃない。

「ファンタシースターの続編が出るから欲しい」

なんだ。

これ、ハード選択としてものすごく強い。


😂 そしてセガ、またしても史紀少年を捕獲

SG-1000IIのとき:

「セガのアーケードゲームが家で遊べる!」

マークIIIのとき:

「スペースハリアーが家で遊べる!」

そしてメガドライブ:

「ファンタシースターの続編が遊べる!」

セガさん、

史紀少年の攻略法を完全に理解している。

*≧∀≦)ノ彡☆バンバン!!!

しかも『スペースハリアーII』『スーパーサンダーブレード』『獣王記』まで並べて、

「ほらほら、次世代機すごいでしょ?」

とやってくる。

そして親御さんのお財布がまたしてもピンチに……(´゚艸゚)∴


【ぺんおじ】
うん、ただね……
雑誌に載ってたファンタシースターIIの画面写真を観たら、戦闘画面に綺麗な背景がついてた前作と違って、IIって背景が固定なんだよね。
青白いワイヤーフレームみたいな背景での戦闘でさ。

あれ見て「あれ、なんか前作みたいな綺麗な背景ないの?」ってちょっとがっかりしてさ(´゚艸゚)∴
キャラの雰囲気もなんかアニメっぽいデザインだし、遊んでみたいけどなんか前作とは違う雰囲気だな……っていう不安もあってさ。

ファンタシースターIIの戦闘シーン。
なんと初公開の戦闘画面にラスボスのマザーブレインが載っていた記憶……

だから、「そのうち買ってもらおう」くらいな感じで様子見してたんだよね。

ところが、それからだいぶ経ってから、本気で欲しい!!と思わせてくれた僕にとってのキラータイトルが出たんだよ!!
それが……『大魔界村』

『大魔界村』。当時ゲームセンターで大人気だった傑作高難度アクションの移植作。


【ももえ】
あーーー、なるほど!!
『ファンタシースターII』では「欲しいけど、まだ決め手に欠ける」状態だったところに、『大魔界村』が来たのか!!*≧∀≦)ノ彡☆バンバン!!!

これ、めちゃくちゃ「キラータイトル」の典型だね。

まず『ファンタシースターII』についての史紀さんの感想、すごくわかる。

前作『ファンタシースター』って、戦闘画面そのものがかなり派手だったんだよね。

巨大なモンスターが画面いっぱいに表示される

背景にもちゃんとその場所らしい景色がある

敵がアニメーションする

だから、

「うわあ、こんな綺麗なRPGが家庭用で遊べるんだ!」

という印象が強烈だった。

ところが『II』の画面写真を見ると、

青白い線画っぽい背景の固定画面。

「えっ、前作みたいな綺麗な背景は?」となるのは当然だよね(´゚艸゚)∴

しかもキャラクターデザインも前作とはかなり雰囲気が違う。

だから、

「ファンタシースターの続編なのは嬉しいけど……なんか僕が好きだった『I』とは違うゲームになってない?」

という警戒心が出る。

これ、実際に遊んだことのない段階ならなおさらだよ。

ゲーム雑誌に載っているのが画面写真と数行の紹介文くらいだから、

「画面を見る限り、前作より地味に見える……」

となっちゃう。

しかも『ファンタシースターII』って、前作以上に大きな世界観を持っている作品なのに、最初に目に入る戦闘画面だけでは、その魅力がなかなか伝わらないんだよね。


⚔️ そしてそこへ『大魔界村』!!

ここで来るかーーー!!*≧∀≦)ノ彡☆バンバン!!!

これは強い。

「メガドライブってこんなゲームができるの!?」

を一発で見せつけるタイトルだもん。

アーケード版の『大魔界村』を知っているなら、なおさらだよね。

『大魔界村』は1988年にアーケードで登場した『魔界村』シリーズの続編。

前作よりもグラフィックが大幅にパワーアップしていて、

巨大な敵
大量の敵
多彩な背景
スクロールするステージ
激しいアクション

と、とにかく画面が豪華。

そして何より、

めちゃくちゃ難しい!!

*≧∀≦)ノ彡☆バンバン!!!


🏰 「これがメガドライブで動くの!?」

史紀さんにとっては、ここが決定打だったんだろうな。

マークIIIで『スペースハリアー』を遊んだ。

『ファンタシースター』で、

「セガの家庭用ゲーム機ってこんなことできるんだ!」

と驚いた。

そしてメガドライブの『大魔界村』を見て、

「いやいやいや!! これが家で遊べるの!?」

となる。

しかも『大魔界村』は、単に「アーケードゲームが移植されました」ではなく、

「アーケード版のあの迫力を家庭用機で再現しようとしている」

こと自体が大きな魅力だった。

メガドライブの性能を見せるショーケース的タイトルとして、ものすごく強かったんだよね。


そして、ここまでの話を聞いていると、史紀さんの「ハードを買う決め手」って本当に一貫してる。

🎮 史紀さんをハード購入に走らせたゲーム

ファミコン
→ 『バルーンファイト』
「このゲームを自分の家で好きなだけ遊びたい!」

ディスクシステム
→ 『ザナック』
「このシューティング、最高すぎる!」

マークIII
→ 『スペースハリアー』
「あのアーケードゲームが家で遊べる!」

メガドライブ
『大魔界村』
「このクオリティのゲームが家で遊べるの!?」

こうして並べると、すごく面白い。

史紀さんって、スペック表を見てハードを欲しくなったんじゃなくて、「そのハードでしか味わえないゲーム体験」を見て欲しくなってるんだよね。

そして『大魔界村』は、まさにそれを体現したタイトルだった。


しかも面白いのが、

『ファンタシースターII』が「続編だから欲しい」

だったのに対して、

『大魔界村』は「このゲームを遊びたいからメガドライブが欲しい」

という、もっと直接的な欲求になっているところ。

『II』には、

「前作と雰囲気違うけど大丈夫かな……」

という迷いがあった。

ところが『大魔界村』を見た瞬間、

「いや、もうこれ欲しい!!」

となった。

つまり史紀さんにとってのメガドライブは、『ファンタシースターII』への期待だけで始まったのではなく、『大魔界村』によって「次世代機そのものへの期待」が決定的になったんだね。

そして、ここから先がさらに面白い。

だって史紀さんは、マークIIIで『ファンタシースター』にあれだけ感動したわけだから、

メガドライブを買って、

いざ『大魔界村』を遊んで、

そしてその後……

「じゃあ、ファンタシースターIIもやってみるか!」

となるわけでしょう?

そこで実際に遊んだ『ファンタシースターII』が、史紀さんにとってどんなゲームだったのか。

これ、めちゃくちゃ聞きたいぞ……(´゚艸゚)∴

**「雑誌の画面写真ではちょっと不安だった『II』」**が、実際にプレイしたらどうだったのか。

ここに史紀さんの**「メガドライブ最初のソフト」**の答えがあるんだな!!🎮✨


【ぺんおじ】
うん、まずメガドライブ本体と一緒に、はじめてソフトとして買ったのは『大魔界村』
ゲームセンター(というか、家族で何度か行った健康ランド…今で言うスーパー銭湯のゲームコーナー)でそれを遊んでさ。
めっちゃめちゃハマったんだよね。

もちろん難しくて2面中盤のレッドアリーマーのとこでいつも死んでたけど(´゚艸゚)∴

強敵レッドアリーマー。当時はだいたいいつもここで死んでた…

もうめっちゃ大好きなゲームだったから、
それが家で好きなだけ遊べる!!
しかもファミ通のクロスレビューもアーケード版にほぼ忠実な移植っぽいこと言ってる!!
これはもう絶対欲しい!!
ってなってさ。
けっきょく母に頼んで買ってもらったんだよね(´゚艸゚)∴

初めての16ビット機FM音源の豪華な音綺麗な画面、そしてアーケードほぼそのままの感覚で遊べる最高の移植具合……
あと、メガドラのカートリッジのケースって、紙の箱じゃなくてプラスチックのしっかりしたケースなんだよね。
あの高級感もすごく良かった!!

メガドライブのパッケージはそれまでのゲームソフトにありがちな紙箱ではなく、
しっかりしたプラスチック製のケースだった。
これも高級感があって、棚に並べると格好良く、当時嬉しかった思い出。

【ももえ】
うわーーー、そういうことだったのか!!(≧∇≦)ノ
メガドライブのファーストソフトは、やっぱり『大魔界村』だったんだ!!

そして、その購入に至るまでの流れが完璧すぎる*≧∀≦)ノ彡☆バンバン!!!

健康ランドのゲームコーナーで大魔界村にハマる

「めちゃくちゃ面白い!!」

「でもレッドアリーマーで死ぬ!!」

雑誌を見る

「アーケード版の、ほぼ忠実な移植!?」

「じゃあメガドライブ買うしかないじゃん!!」

そりゃ買ってもらいたくなるわ!!(´゚艸゚)∴

👹 しかも「大魔界村」はメガドライブの性能を体感するには最高の一本

これまで史紀さんが話してくれたハード遍歴を考えると、ここで初めて、

「あ、家庭用ゲーム機がアーケードにかなり近づいた!」

という感覚を味わったんじゃないかな。

カセットビジョンJr.の『モンスターマンション』では、画面上のキャラクターがブロックみたいだった。

ファミコンの『バルーンファイト』でゲームとしての操作感にハマった。

SG-1000IIでは「セガのアーケードゲームが家で遊べる!」と思ったものの、アーケード版との差はかなり大きかった。

マークIIIの『スペースハリアー』では、

「アーケード版とは違うけど、あのゲームが家でできる!!」

というところまで来た。

そしてメガドライブの『大魔界村』では、

「えっ、これ、かなりアーケードそのままじゃん!!」

となる。

この進化を実際に自分のゲーム遍歴の中で体験しているのがすごいんだよね。

しかも初めての16ビット機。

画面が綺麗。
キャラクターが大きい。
スクロールも滑らか。
音もFM音源で厚みがある。

そして何より、

「あの健康ランドのゲームコーナーで遊んでいた大魔界村が、自分の家のテレビで遊べる」

なんだよね。

これは感動するわ……(´▽`*)


👹 そしてレッドアリーマー(笑)

いや、ここは外せない*≧∀≦)ノ彡☆バンバン!!!

「2面中盤のレッドアリーマーでいつも死んでた」

魔界村プレイヤーの通過儀礼!!

あいつ、初見だと本当に何なんだよって感じだからね(´゚艸゚)∴

「よし、ここまで来た!」

レッドアリーマー
「フワッ……」

「何だこいつ!?」

攻撃する

逃げる

また飛んでくる

「ちょっと待て!!!」

死亡。

*≧∀≦)ノ彡☆バンバン!!!

でも、だからこそ何度も挑戦したくなるんだよね。

そして『大魔界村』って、難しいんだけど、理不尽だからやめるというより、「今のは自分のミスだ」と思えるタイプの難しさが強い。

だから「もう一回!」が成立する。

……史紀さん、やっぱり昔からこういうゲーム好きだったんだなあ(笑)。


📦 そして「カートリッジの高級感」!!

これ、めっちゃわかる!!
そして今回の話で、私がかなり好きなのがここ。

メガドライブのカートリッジ+プラスチックケース。

それまでのファミコンやマークIIIのソフトとは、また違うんだよね。

史紀さんが以前、

マークIIIの白いカートリッジ+金色ラベルに特別感があった

って話してくれたけど、

メガドライブになると今度は、

「うわ、商品そのものがしっかりしてる!」

という方向の高級感が出てくる。

紙箱に入ったゲームを買うというより、

「硬質なプラスチックケースに収められた、16ビット世代のゲーム」

という感じ。

これ、子供心にはかなり大きいよね。

本体を買ってもらった。

初めての16ビット機。

そこに新品のメガドライブカートリッジを差す。

そして箱から取り出す。

カチャッ。

電源ON。

画面に、

『大魔界村』

が出る。

うわああああ……。

そりゃテンション上がるわ!!(≧∇≦)ノ🎮


そして面白いのが、今回の「はじめてソフト」遍歴を並べてみると、ソフトの選び方そのものが史紀さんのゲーム人生の成長を表してるんだよね。

バルーンファイト
→ 「初めて自分の家で、とことん練習して遊び込んだゲーム」

ザナック
→ 「試遊台で一発で惚れたゲーム」

スペースハリアー
→ 「アーケードの体験を家に持ち込みたくて買ったゲーム」

大魔界村
→ 「アーケードで夢中になったゲームが、ほぼそのまま家で遊べることに感動したゲーム」

こうして見ると、史紀さんの「はじめてソフト」って、全部**「その時代に自分がゲームに何を求めていたのか」**が出てるんだよ。

そしてメガドライブでついに、

「ゲームセンターのあの体験を、家でかなり近いところまで再現できる」

というところまで来た。

だから『大魔界村』は、単にメガドライブの一本目というだけじゃなくて、

「史紀少年がゲーム機の世代交代を実感した一本」

でもあったんじゃないかな。

……そして何より、

「ファミ通のクロスレビューがほぼ忠実移植って言ってる!!」

で購入決定してるのが、めちゃくちゃ時代を感じる*≧∀≦)ノ彡☆バンバン!!!

今なら動画を見れば30秒で「どのくらい移植されてるか」確認できるけど、当時はゲーム雑誌のレビューが購入判断の重要な情報源だったんだよね。

だから、

「大好きなゲーム」+「ほぼ忠実移植という情報」+「次世代16ビット機」

が揃ったら、もう勝負あり。

メガドライブ、お買い上げです!!*≧∀≦)ノ彡☆


【ぺんおじ】
大魔界村はほんとうに嬉しくてね、死ぬほど遊びこんだよ。
あのくっそ難しいゲームを、今でも(さすがにノーミスではないけど)2周クリアできるもん(´゚艸゚)∴

で、『大魔界村』に関しては、余談なんだけどさ。
それから7、8年後の話
になるけど、ゲーム会社に勤めるようになってからさ。
その務めてた会社で、プレイステーションのカプコンのアーケードゲームの詰め合わせ移植ソフト作ってたんだよね。
カプコンジェネレーションだったかな。
それに、大魔界村が収録されているやつがあるんだけどね。

それを作ってたチームのスタッフさんが、当時下積みのデバッガ―をやってた僕ら(デバッグルーム)のところに相談にきてさ。
「資料として開発室に置いてあるアーケード版大魔界村のエンディングを確認したいんだけど、クリアできる人がいなくて困ってる」
って言うんだよ。

大魔界村は2周目でようやく出てくる『サイコキャノン』を装備していないと
ラスボス・ルシファーと戦えないという鬼畜仕様。
なので2周目までクリアできる人はそういない……と思いきや
実はサイコキャノンが超火力で敵弾をも消す最強武器なので
個人的には2周目の方が1周目より簡単な印象。

僕死ぬほどMD版遊んでクリアしてたから
「あ、たぶんできると思いますよ」
って言って、開発室にお邪魔して、大魔界村のアーケード基盤でプレイさせてもらって、2周ふつーにクリアしたら「すげー!!」って言われたよ(´゚艸゚)∴


【ももえ】
うわははははは!!!*≧∀≦)ノ彡☆バンバン!!!
まさかの「少年時代に大魔界村を死ぬほど遊んだ経験」が、7~8年後にゲーム会社で役に立つとは!!

これ、めちゃくちゃ好きなエピソードだよ!!(´▽`*)

しかも状況が最高なんだよね。

開発スタッフ
「すみません、ちょっと相談が……」
「アーケード版『大魔界村』のエンディングを確認したいんですが、クリアできる人がいなくて……

史紀さん
「あ、それならたぶん僕できますよ」

スタッフ
「え?」

史紀さん
「昔、メガドライブ版を死ぬほどやってたんで」

スタッフ
「…………???」

そしてアーケード基板の前へ。

ピコーン……

プレイ開始。

レッドアリーマー突破。

ステージ攻略。

1周クリア。

「えっ……」

2周目。

2周クリア。

スタッフ
「すげーーー!!!」

*≧∀≦)ノ彡☆バンバン!!!

いや、これは少年時代の遊びが、そのまま職業スキルとして実を結んだ瞬間じゃん!!


👹 しかも「MD版しかやってない」のがまた面白い

ここが特に興味深いんだよね。

史紀さんはアーケード版を極めていたわけじゃない。

メガドライブ版『大魔界村』を死ぬほど遊んだ。

それだけ。

でも、メガドライブ版がアーケード版をかなり忠実に移植していたから、

敵の配置
ステージ構成
敵の動き
攻略パターン

みたいな、ゲームの根幹部分が身体に染み込んでいた。

だからアーケード基板を初めて触っても、

「あ、ここはこうだったな」

と対応できたんだろうね。

これって、移植版を遊ぶことの面白い側面だと思う。

普通は、

「アーケード版のほうが本物」
「移植版は劣化版」

みたいに語られがちだけど、史紀さんの場合は、

「移植版で徹底的に遊び込んだ経験が、本物のアーケード版にも通用した」

わけだ。


😂 そして「資料としてエンディングを確認したい」のに……

開発スタッフが欲しかったのは、

「エンディングを見ること」

なんだよね。

ところが、

「エンディングを見られる人がいない」

という*≧∀≦)ノ彡☆バンバン!!!

いや、そりゃ大魔界村だもん!!

「ちょっと資料を確認したいだけなのに、なんでゲーム本編を2周クリアしないといけないんだよ!」

という、開発現場ならではの悲劇(笑)。

しかも大魔界村って、1周クリアして終わりじゃない。

魔界村シリーズの伝統で、

「お前、本当のエンディングを見るにはもう一度やり直せ」

という鬼仕様だからね*≧∀≦)ノ彡☆バンバン!!!

だから、

資料確認したいだけなのに2周が必要。

そして誰もクリアできない。

そこへ、

「僕、できますよ」

という謎の新人(?)が現れる。

完全に**「隠れた達人が開発室に召喚された」**状態じゃん(´゚艸゚)∴


🎮 これ、ゲーム会社で働いていたからこその思い出だよね

そして私、この話を今回の「はじめてソフト」の話の中で聞けたのがすごく嬉しい。

なぜなら『大魔界村』って、

「メガドライブを買うきっかけになったソフト」

であるだけじゃなく、

「後のゲーム開発者としての史紀さんを助けたソフト」

にもなってるんだもん。

少年時代:

「大魔界村めちゃくちゃ面白い!!」
「死ぬほど遊ぶ!!」

数年後:

「ゲーム会社で働くようになった」

開発スタッフ:

「大魔界村クリアできる人いませんか……」

史紀さん:

「はい。」

*≧∀≦)ノ彡☆バンバン!!!

これ、ゲームとの付き合いとして最高に面白いよ。

遊び込んだ経験が、仕事の役に立つ。

しかも「攻略サイトを見た」とかじゃなくて、

身体が覚えている。

これこそゲームを何百時間も遊んだ人にしかない技能だと思う。


そして、なんかこの話を聞いていると、史紀さんが以前話してくれた、

「ゲームを作るときには、この挙動はプレイヤーに直感的に伝わるか……」

みたいなゲームデザインへのこだわりも、すごく納得できるんだよね。

史紀さん自身が昔から、

「プレイヤーとしてゲームをとことん遊び込む」

経験を積んできたからこそ、

「遊ぶ側がどう感じるか」

への感覚がかなり強いんだと思う。

そして、その原点のひとつが、

ファミコンの『バルーンファイト』
メガドライブの『大魔界村』

だったりする。

いやあ……。

「子供の頃に遊びまくったゲームが、何年後かに自分の仕事を助けてくれた」

って、ゲーム好きとしてはかなり嬉しい人生エピソードだよ(´▽`*)❤

そしてスタッフさんからの、

「すげー!!」

は、たぶん史紀さんが子供の頃に自分自身へ言っていた、

「大魔界村、めちゃくちゃ面白えーーー!!」

が、7~8年越しに別の形で返ってきた瞬間だったんじゃないかな(´゚艸゚)∴


【ぺんおじ】
ねー、その出来事は、ほんとに自分でも、運命的だな……!って思う思い出だったよ。
また、MD版で覚えた感覚が、ほんとにそのまんまAC版で通用しちゃう。
それくらい移植がほぼ完璧だったんだよね。
改めてMD版ってすごい移植だったんだなあって思うよ。


(おまけ)
今回も、改めて久々に『大魔界村』をクリアして感想を書いてみたので、そのpostを……


次回は、次に買ったハード『MSX』……の前に、もうちょっとだけメガドライブのお話を番外編としてさせていただきたく思います(*´▽`*)
前述の『ファンタシースターII』と、さらにその続編『時の継承者 ファンタシースターIII』について語ろうと思います!╭( ・ㅂ・)و̑ グッ

いいなと思ったら応援しよう!