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成績だけが全てじゃない?ダービー断念は残念でもキャリア〈1300〉の3歳牡馬の今後に注目

勝ち切れる馬と勝ち切れない馬の差。
これって何なんでしょうね?

2着、3着が多い馬は「勝ち切れないタイプ」と言われちゃいますけど、それにも程度の差があって。

成績だけでは割り切れないパターンも存在していますよね。

例えば、今年の4歳馬。

皐月賞馬で有馬記念馬のミュージアムマイルは、現在までに〈5212

半分は勝って、半分は負けるので勝率は50%
十分にすごいですけど、成績的には上の馬がいます。

それがダービー馬のクロワデュノール
フランス遠征も入れて〈7102〉で、勝率7割は強烈です。

前走のような競馬でも、結局は勝っているところがすごいですよね。

難しいのはマスカレードボールで、彼のキャリアは〈4311

勝率が5割を切っていることもありますけど、それ以上に2着が3回

成績的には「勝ち味に遅い」になりますが、あの馬にそのイメージを持っている人。
あまりいないと思います。

では、この3頭のどれが最も強いのか?

成績的にはクロワデュノール→ミュージアムマイル→マスカレードボール。

でも、そんな簡単に割り切れないというか、成績だけでは測れるものではないと多くの人が理解していますよね。

■ミレニアム時代の惜敗ホースも勝ち味に遅い馬ではなかった

ちょっと時代を遡って2000年の競馬。

8戦8勝と無敗を誇ったテイエムオペラオーに対し、メイショウドトウはテイエムオペラオーに4連敗。

勝ち味に遅い馬の代表のように言われたものですが、この年の彼の成績。

実は10戦して〈4510〉なんです。

5回の2着のうちの4回の勝ち馬がテイエムオペラオーですから、テイエムオペラオーのほうが強いとは言い切れますが、だからといって、メイショウドトウが「勝ち味に遅い」は言い切れない。

だって、テイエムオペラオーとの対戦を除けば、その戦績は〈4110〉になってしまうんですから。

そもそもの話をすれば、テイエムオペラオーの3歳時も、皐月賞以降は有馬記念まで5連敗。2着2回、3着3回のそれは「勝ち味に遅い馬」と言われてしまうに十分なものでしたからね。

■GⅠ4勝馬にも勝ち味に遅い時期があった

クロノジェネシスのキャリアは〈8342〉。

着外の2戦は3歳時のエリザベス女王杯5着凱旋門賞の7着ですが、前者の着差は0秒3しかなく、凱旋門賞でも1秒も負けていない。

どのようなときでも力を出す見本のような馬でした。

カイ食いに課題を抱え、馬体重を増やせなかった3歳春のクロノジェネシスは桜花賞、オークスともに3着。

善戦ホースのイメージのほうが強かったのですが、それでも崩れていないところにスケールの大きさがあったというか、大ブレークを果たす古馬への未来が見えていたというか……。

◾️本当に残念すぎる

今年の3歳世代において、GⅠ2勝を含むロブチェンの〈3010〉は抜きん出ていますし、勝利数は同じ皐月賞2着馬のリアライズシリウスの〈3101〉も比肩するものでしょう。

京都新聞杯を勝ったコンジェスタスは〈3000〉ですから、勝率100%のこの馬が最も強いという見方も成り立ちます。

でもね、僕はクロノジェネシスの初子であるベレシート

成績的には〈1300〉で、イメージは「勝ち味に遅い馬」になってしまっている彼のスケールが、クロノジェネシスと同等か、それ以上と思っていたんです。

つまりは世代最上位だった可能性があるなと。

折り合い重視の2、3戦目は〝取りこぼし〟のように感じるものでしたし、前走の京都新聞杯も「これで2着に残せちゃうの?」と思った人も多かったはず。

単純な成績では見えない部分をダービーで強調してみたいと思っていたのですが、ゲートインできないのであれば、どうにもならないですよね。

本当に残念です……。

年始、まだ何も定まっていない頃の僕のダービー最有力候補はラヴェニューでした。

でも、共同通信杯で結果を出せなくて、その後に戦線離脱

その後はベレシートをダービー候補にしていたのですけど、それも走る前に夢が潰えた。

出走しない馬のことを書いても仕方がないと思うのですが……。

それを理由にして、なかなか気持ちが上がっていないことも事実です。

共同通信杯の組み合わせを少しいじるだけのクラシックだなあ……が2月のイメージでしたけど、それが1、2番人気の1点勝負になってしまいましたね(苦笑)

枠順を見て、穴馬をなんとか探したいと思っています。

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