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緑をからだに取り込むカフェ時間

東京大学本郷キャンパスに、建築家・隈研吾氏が設計した「ダイワユビキタス学術研究館」がある

緑の中にさり気なく馴染む、隈研吾らしいデザイン
杉板のパネルによる有機的なファサードが、心地よいリズムを刻んでいる

この建物の1階にある猿田彦珈琲で、カフェ時間を過ごした

抹茶ラテには、純白のかわいいハートが、点じた抹茶の上にぽっかりと浮かぶ

いつもは頼まない抹茶ラテを選んだのも、開放的な緑に囲まれた空間に惹かれ、自分の中にも緑色を取り込んでみたくなったから

不規則に重なる板材は、自然光を木漏れ日のような陰影に変える
土と木の素材感が、古いレンガ造りの建物と直線的な近代建築との間をつなぐように、柔らかく存在している

小さな木製パネルがどこまでも連なっていく姿は、建物の名前にある「ユビキタス(どこにでも存在する)」という言葉とも重なって見える

友人との語らいの途中、突然のスコール
地面に激しく叩きつける雨粒を、二人で見つめる

二杯目はデカフェ、コーヒー味のアイスもトッピング

雨がやむまでの思いがけない時間も、この空間にいれば悪くない

またひとつ、心地よく過ごせる場所を見つけた


自然の緑と抹茶ラテの緑 両方おいしかったです
店内からみたテラス席
店内のカウンター席

■ 東京大学ダイワユビキタス学術研究館
・2014年4月完成/大和ハウス工業の寄贈
・意匠設計:隈研吾(当時 東大教授)
・コンセプト:木と土でできたやわらかな建築
・自然素材(木・土)のウロコ状パネルがうねる
・杉板は多摩産材。外壁5500枚、軒天2300枚
一枚ずつ角度を変え、隙間もランダム
それを可能にしたのがコンピュータ技術
(ユビキタスコンピューティングの研究棟)
・裏側は挟土秀平の土壁
懐徳館庭園に面する建物中心に孔
前の路地と裏の庭をつなぐ

■ 猿田彦珈琲 Special Edition
・2025年4月27日オープン。以前は廚菓子くろぎの区画
・店内12席、テラス32席/11:00-18:00


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