あとがき 【詩・曲】夏のウィズドロー
ウィズドロー(withdraw)は、幕引きという意味で使っています。撤退とか、取り下げみたいな意味もありますね。
夏の、幕引き。
ならば「夏のカーテンコール(curtain call)」で良かったのでは?という気もしないではないですが、
それだとあまりにぴったりで、普通に分かりすぎて、読み手の記憶に残りにくいかなと思ったのです。
・青春のリグレット
・星空のディスタンス
・さよならのオーシャン
なじみ深い日本語と、パッと意味が思い浮かばない英単語で
引っかかりを作った(と思われる)例です。
全体的に古いのは、この手法自体が昭和的なアプローチだからかな。
AKB48の『真夏のSounds good !』、乃木坂46『制服のMannequin』
などは、意図的に昭和っぽさを取り入れた例かも。
カタカナではなく英語表記にしたあたりは、
昭和カタカナ主義(?)との差別化かもしれないです。
表現についての狙いや工夫については
アーティストで文藝の素養も深いKeiさまが
コメント欄でとても分かりやすく解きほぐしてくださいました。
「夏の中に / 耳かき一杯の / 知らない季節」
ほんのわずかな秋の気配を「耳かき一杯」と表現する比喩のセンス、素晴らしい!
「鳴くのをやめる / しん、 / として / 世界が急に / 大きくなる」
蝉時雨が止んだ一瞬の静寂を、空間が広がった感覚として捉える視点
「あんなに / あんなに / まぶしかったことまで」
言葉の反復によって、失われていく夏への愛おしさと切なさが強く胸に迫ります。
「ねえ、夏。 / またね」
別れの「さようなら」の後に置かれた「またね」に、巡る季節への愛着と温かさを感じます。
Keiさん、優しい目線で味わってくださり
あらためて、ありがとうございました😊
彼女の絵画、詩、あらゆるいのちのすばらしさを表現する鮮烈かつ繊細な世界観をぜひ味わってみてくださいね。
もう、おひとかた。
なかよしの蒼あおさんにもコメントいただきました。
しんとして、まぶしかった夏が舞台を降りて、冷たい空気が部屋に残るんですね……
オフコースの「秋の気配」というタイトルがふと、浮かびました。
詩も曲も本当に素敵です✨
季節の移ろいをせつなく描く詩世界と、
いつまでも変わらぬ透き通る声が魅力のオフコースになぞらえてくださいました。
人と人との心の移ろい、あたたかな感情の光をていねいに綴る蒼あおさんの筆致。いつも素晴らしい作品を生み出しつづけていて、尊敬するnoterさんのひとりです。
僕、最初
小田和正さんのことを
間違えてさだまさしさんって言ってしまい
大変失礼いたしました🤣
sunoによる楽曲制作は、
とても簡単に出来てしまう一方で
なかなか、思い通りにいかない面もあって。
それでも、自分が作った言葉が
思いもつかない素敵なメロディーや、リズムにのって
画面の向こうから流れてきたときは、
おーーーー!!って
震えるぐらいワクワクして、感情が大きく波打ちました。
あの感覚は、ぜひ多くのnoterさんに味わってみていただきたいです。
※はじめて楽曲生成AIを使って曲を作ったときの驚きと感動を綴った記事です。
僕は、自分の詩すべてにメロディーをつけようとまでは思わないのですが、
たまに、ああ、この詩はメロディーを呼んでる。
声に出して、歌われたがっている。
と感じることがあります。
「夏のウィズドロー」は、
まさにそんな一編でした。
また、メロディーを呼んでいる詩ができたら
曲にしてご紹介させていただきますね。
(おしまい)
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