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「生理」が恥ずかしくてトイレに行かなかったことがある

生理で2度失敗したことがある。


オアフ島に語学留学していた30代。午前中のクラスに在籍していたわたしは、午後に参加できる【アートギャラリーツアー】に申し込んだ。

その日のわたしは生理真っ只中。2日目だというのにオアフ島という非日常感がわたしを狂わせたのか、結構ピチピチの半ズボンを履いてしまっていた。
ありえない。
そしてそれは、薄いベージュ色でね (ため息)。
白が200色あると言うなら、それは「白」だ。
もうアウト。

生理には個人差があるが、大抵2~3日目は何度もトイレに行くことになる。
だが、すっかりトイレに行くタイミングを逃してしまった。逃したというと自分を守ってしまっているけど、ほんとは恥ずかしくて言い出せなかった。クラシックコンサート中にトイレに行くことがはばかられ、「まだかまだか」と休憩を待つのとは違う。わたしには有り余るほどのタイミングがあった。

それが出来なかったのは、恥ずかしかったからだ。

少し前まで「生理」に対してどこか話題にしてはいけない気がしていて、タブーのような印象を持っていた。
それがどうだ、最近の人たちは平気で「生理」と口にする。男性がいようがお構いなし。

時代は容赦なくわたしを追いこしてしまった。

さて。
ツアーが終わり、「ここで解散ね。」とハワイアンの講師が全員に声をかける。アラモアナまでのバスに乗り込むと混雑していて立っている人も多い。いつもなら空いている席を探すけど、この日ばかりは入口付近で立ったまま。
恐ろしくて座れなかった。(わかるだろうか、この感覚)
部屋に帰りついて、もれていないことを確認し、ため息をついた。楽しいはずのアートツアーが生理のことで集中できなかった。「ちょっとトイレ」と言えばすんだはずなのに。



バスの中は小さなコミュニティみたいなものが存在しているようだった。わたしのように学校に通っていると乗客はだいたい同じ顔ぶれ。
Hi ! と (声にださず) 眉をあげて挨拶する人もいた。
席が空いていると手まねきする人もいて、(わぁ助かりますぅ)と座らせてもらうこともあった。しかし、この日ばかりは(立ちたいんです)と全身でアピールして誰とも目を合わさないまま降車した。


2度目の失敗はまた別の日にでも。

書き終わってみると「失敗」じゃない気がする。2度目はあきらかに失敗だけど…と、時代に追いこされたわたしは本日55歳になりました。最近は帰省ラッシュでnoteを開くことも減ってしまいましたが、まだまだ書きたい。みなさんのnoteも読みたい。
これからもどうぞよろしくお願いします🙌


不定期更新ですが、ぴろっさマガジン書いてます。


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