揚げたて!チロルのおやつ
クンドル渓谷を歩いたあと、村に戻ってスーパーに寄った。
トマトピューレとパンだけを買って店を出ると、軒の下に屋台のようなスペースができていた。
おそらく地元の方であろう数人で何かを作っている様子だ。
覗いてみると、年配の男性が大きなフライヤーできつね色の物体をフォークとスプーンでひっくり返していた。揚げ菓子だろうか。
長女が訊いてみると、「中にチーズとじゃがいもを詰めて揚げてあります」とのことだ。これはおいしいに決まっている。
こちらはBrodakrapfen(ブローダクラプフェン)と呼ばれるヴィルトシェーナウの郷土の味。地元のチーズが使われている。


世界のいろいろな地方でも似たようなものが見られるが、これはライ麦粉も入る薄い生地。サクサクの食感と香ばしさ、そこにチーズとじゃがいもの風味が追いかけてくる。おいしい。あと5個ぐらい買えばよかった。
学校の近くで営業すればかなり売れそうな気がする。
いや、一期一会、この日に出会ったこの味がいいのかもしれない。
