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行ったよ持ち込み!結果報告(前編)

昨日、ついに母の漫画を出版社に持ち込みに行きました!!
これまで応援コメントをしてくれた方やスレッズからnoteに飛んできてくれた方など、きっと結果を気にかけてくれているんじゃないかと思うので、今回の記事でお話ししていきます。(ちょっと長くなります…)

今まで持ち込みに行く出版社の名前は特に理由なく伏せてきたのですが、後の説明に支障が出るのでもう言っちゃいます。

行ってきたのは小学館、週刊少年サンデーです!

予約した時間の20分前くらいに着きました。
受付で朗らかなお姉さんたちに迎えられ、机と椅子のあるフリースペースに通されました。行ったことのある人はわかると思いますが、小学館の色々な刊行物がずらりと並ぶ、あのフリースペースです。
そこに編集者が来てくれるとのことだったので、作品を準備して待ちます。

色々な持ち込みレビューを見ていると、基本待ち合わせには編集者は遅刻してくると書いてあったので、母とは気長に待とうねと話していました。この待ってる時間がやだなーと思いつつも、小学館の書籍や雑誌をパラパラとめくりながら気を紛らわします。すると背後から人影が!
振り向くと、メガネをかけた小柄な若い男性がこんにちは〜と頭を下げながらやって来ました。
えええ時間ぴったり!!
雰囲気も、几帳面で真面目そうな感じ。

挨拶もそこそこに、すぐに作品を見てもらいました。
ページ数は全27ページ。読み切りではなく、連載形式。
最初の冒頭(プロローグ)のみデジタルで、続きは手書き原稿を見ていただきました。デジタル部分はiPadを持参し、書き出したPDFを見てもらった形です。

下にそのデジタル部分の7ページを貼っておきます!
編集者に指摘されたことをこれから書いていくので、興味ある方はぜひその内容と照らし合わせてご覧ください。

話を戻します。
作品を見てもらっている間は紙とペンを渡され、名前やペンネーム、好きな漫画家や趣味、メールアドレスなどを記入していきました。母がそれを書いている間、私はさりげなく横目で編集者さんを観察。持ち込みレビューでは大して読んでもらえず、パラパラ流し見されて終わったという感想が散見されるので、そこの部分が気になっていましたが!
かなりちゃんとセリフも含めて読んでいただきました。手書き原稿の方はデジタルに比べて完成度が低かったのですが、そちらもしっかり読んでもらったという印象です。

そして読後の第一声。思わずゴクリ、緊張が走ります。

「絵が非常に繊細で、話も壮大だなと思いました」

おおお絵とプロットは褒められた?

「少し気になった部分が、セリフの配置です。どっちを先に読むのか迷ってしまうところがいくつかありました」

ここから、「セリフの吹き出しを置く位置」というかなり具体的な説明をしてもらいました。

・吹き出しは基本、右から左、上から下に追っていく
・コマとコマをまたいで吹き出しを置くことは避ける
→やるとしても高度なテクニックが必要

たしかに、母の作品を見ると吹き出しがコマの線を突き破っているところが多く、誰のセリフなのかが文脈から理解しなくてはいけなかったり、そもそも読む順番がわかりにくところがありました。私も今まで読みづらいなと思ったところは母にその都度言って修正してもらってはいたのですが、なるほど、右上から左下という明確なルールがあったのかと納得です。改めて色々な漫画作品を読んでみるとたしかにそうなっているし、吹き出しはコマをぶち破らずにちゃんと枠線の中に収まっています。

さらに吹き出しのことで編集者さんに教えてもらったのが、
「セリフの文章と吹き出しのヒゲ(話者の口元に向かって伸びる尖った部分)を除いて丸い枠だけになっても、誰がしゃべっているのかがわかるかどうか」。これ、業界で言われている1つの目安らしいのです。

なるほどなるほどとありがたく拝聴しつつ、そろそろ別の指摘がくるかなと思っていたら、その後もしばらくセリフの位置のお話しが続きました。

「読者にとって、一目でセリフの順番や発話者がわからなければ、読むときに大きな負荷になってしまいます。限られた脳のリソースを作品そのもの以外のところで使わせてしまうのは避けなければならないので…云々かんぬん」

指摘を受けたのはほとんどが吹き出しのことでした。同じことを色々な切り口から説明を受けているといった感じで、ようやく次に言われたのが
セリフが説明口調になりすぎている」ということでした。

プロットが地球脱出計画に携わる隊員たちの訓練、というかなり特殊な内容なのですが、その状況をセリフで喋らせすぎてしまったようです。代わりに、もっとキャラクターの感情や性格がわかるようなセリフにした方がいいとのことでした。冒頭ページで読者の心を掴むには、感情移入をさせる必要があるとのことですね。この件の指摘は一瞬で終わり、

「何か質問はありますか?」

えええもう感想終わり?!というのが私の率直な感覚でした。
もっとなんかこう、この後のストーリーの展開のこととか聞いてもらえるんじゃないかと期待していたので、Wordにまとめたプロット構成やキャラデザなんかも用意していたのですが、うーんあまり興味を持ってもらえなかったのかな?
ほとんど吹き出しの指摘だけで他は特に何も言われず、良かった部分も、前置きの「作画は繊細で話は壮大」という第一声に全て集約されてしまい、褒められたのかも正直定かではない。
レビューにあったような散々ボロクソに酷評されて、しまいにはデッサンの勉強してこいと追い返されてしまうパターンでもなく、かと言ってそれ以上のこともそれ以下のことも言われない。

何か宙に浮いている気がして、私はずばり質問してみました。

「来月末締め切りのサンデー10周年記念の新人コンテストがあると思うんですけど、この今見ていただいた作品を応募してみようかと考えていたのですが…」
編集者「応募されるのはもちろん自由ですが、はっきりと申し上げるとウチで受賞することはないと思います」

ガーン…

ここですでに2000字超えと長くなっちゃったので、一旦区切ります。
続きは下から!


北風アリア


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