【2026年皐月賞】AIが全頭スコアリング!追い切り・調教から導く「最も速い馬」とは?
「AIで、競馬は勝てるのか?」
#001から#029まで、私はAIを「行使」して日常や仕事をアップデートする術を模索してきました。画像生成、プロンプト構築、業務の自動化……。AIは私たちの限界を次々と突破させてくれました。
しかし、次なるステージは「静止したデジタルデータ」の世界ではありません。
一瞬の判断が勝敗を分け、生き物たちの呼吸と汗が交錯する、究極のアナログ戦場——「競馬」です。
今回のターゲットは、日本競馬の最高峰・皐月賞(G1)。
目的は、AIを駆使して競走馬の「デキ(状態)」を客観的な数値へと変換し、勝利への最適解を導き出すことです。
なぜ「AI×競馬」なのか?
競馬予想において、最も重要でありながら、最も不透明な要素。それが「馬のデキ(調教状態)」です。
パドックでの気配、追い切りでの歩様、筋肉の張り、毛艶。
これらはこれまで、ベテランの「相馬眼」という経験値に頼り切った世界でした。「今日は活気がある」「脚さばきが硬い」。そうした言葉は、あくまで主観に過ぎません。
しかし、AIならどうでしょうか。
1. 画像解析による歩様の数値化: 追い切り映像をAIが解析し、過去の好走時との関節の可動域の差をミリ単位で検出する。
2. 多角的データの統合: 血統、タイム、馬場状態、そして「直近の調子」という非構造なデータを、プロンプトによって多層的に分析する。
3. バイアスの排除: 「人気馬だから良く見える」という人間の心理を完全に排除し、データのみが語る真実を抽出する。
私たちがこれまで磨いてきたAIスキルは、この「アナログな違和感」を「デジタルな数値」に変えるためにあったのではないか。そう思ったのが、このプロジェクトの始まりです。
過去10年の好走データ:良馬場の中山2000mを解剖する
AIに学習させた、過去10年の「三着以内にくる馬」の共通項を整理しました。良馬場想定の場合、以下のフラグが立つ馬が圧倒的に有利です。
• 好走ポジション: 4コーナー通過時に「5番手以内」にいる先行力。中山の短い直線と急坂では、追い込み一気は極めて困難です。
• 血統のトレンド: 父または母父にエピファネイア・キズナ・ドゥラメンテを持つ馬。持続力とパワーのバランスが鍵となります。
• 実績の壁: 芝1800m以上の重賞勝利、かつ上がり3Fで34秒台前半を記録した経験があること。
• 調教の物理的数値: 最終追い切りが「馬なり」で、ラスト1F 11.0s〜11.5sの高速ラップを記録していること。
📊 2026年 皐月賞 全頭AIスコアリング
AIが算出した、能力・枠順・状態を掛け合わせた100点満点の評価リストです。(上からスコア順)
• 【98点】ロブチェン(2枠4番)
調教評価:S
ポイント:2枠4番はホープフルS時と同じ。最高完成度で死角なし。
• 【94点】カヴァレリッツォ(1枠1番)
調教評価:A+
ポイント:最内枠を確保。2歳王者の末脚は中山の急坂でも脅威。
• 【89点】パントルナイーフ(6枠11番)
調教評価:A
ポイント:ルメール×木村厩舎の黄金コンビ。計算し尽くされた仕上がり。
• 【85点】バステール(8枠18番)
調教評価:A
ポイント:川田騎手騎乗。大外枠が試練も、地力は間違いなく上位。
• 【82点】リアライズシリウス(7枠15番)
調教評価:B+
ポイント:勢いあるが、外枠からのポジション取りが課題。
• 【82点】グリーンエナジー(6枠12番)
調教評価:B+
ポイント:逃げ・先行策で展開の鍵を握る存在。粘り込みに注意。
• 【75点】アクロフェイズ(5枠9番)
調教評価:B
ポイント:叩き2戦目での大幅な上積みが期待できる。
• 【72点】アスクエジンバラ(7枠13番)
調教評価:B
ポイント:豊富なスタミナに定評。タフな展開になれば浮上。
• 【68点】マテンロウゲイル(4枠8番)
調教評価:B
ポイント:若葉S勝馬。立ち回りは上手いが、時計の短縮が鍵。
• 【68点】サウンドムーブ(8枠16番)
調教評価:C+
ポイント:滑り込み出走。追い切りは及第点も相手強化。
• 【65点】ゾロアストロ(3枠5番)
調教評価:B
ポイント:成長途上だがポテンシャルは高い。将来性に期待。
• 【63点】フォルテアンジェロ(3枠6番)
調教評価:B-
ポイント:スプリングS上位組だが、決め手比べでは一歩譲る。
• 【61点】アドマイヤクワッズ(8枠17番)
調教評価:B
ポイント:朝日杯3着の実績。近走の勢い不足をどう補うか。
• 【58点】サノノグレーター(2枠3番)
調教評価:C
ポイント:抽選突破。相手関係は一気に強化される。
• 【55点】ロードフィレール(4枠7番)
調教評価:C+
ポイント:武豊騎手。一発を狙うが、現状は格上が相手。
• 【48点】ラージアンサンブル(5枠10番)
調教評価:C
ポイント:持ち時計、実績ともにここでは見劣りする。
• 【42点】アルトラムス(8枠16番)
調教評価:C-
ポイント:横山武騎手だが、近走の負け方が大きい。
• 【40点】ライヒスアドラー(1枠2番)
調教評価:C-
ポイント:厳しい戦いが予想される。
🧠 【AI × 所長診断】デジタルと相馬眼の融合
ここからは、AIの数値化に加え、私自身の目と細かいAI分析を元に、追い切り映像を精査した「AI×私の診断」を公開します。計算機には映らない、馬の「躍動感」と「意志」を読み解きます。
■ ロブチェン:AI 1位 × 所長 抜群診断
AIスコア98点が示す通り、現時点での完成度は他を圧倒している。
特筆すべきは、1週前追いで見せた四肢の連動性だ。肩の出が非常にスムーズで、前肢が力強く地面を叩き、その反動をロスなく後肢の推進力へと変換できている。
最終追い切りでは、馬なりながらもクビを低く保ち、集中力は研ぎ澄まされていた。重心が微塵もブレない体幹の強さは、中山の急坂を平坦のように駆け上がることを予感させる。ホープフルS時と比較しても、トモ(後肢)の厚みが一段増しており、まさに「王者の風格」を纏った至高の仕上がりと言える。
■ アスクエジンバラ:AI 中位 × 所長 抜群診断
AIスコアは72点と控えめだが、今回の追い切りで「最も変貌を遂げた」のがこの一頭だ。
これまではスタミナに寄った重厚な走りが特徴だったが、今走の最終追い切りでは、これまでにない「軽快なピッチ」と「鋭い加速」を披露。四肢の回転スピードが格段に上がっており、芝2000mの高速決着に対応できる「キレ」を完全に手に入れている。
特筆すべきは、併せ馬で並びかけられた際の反応だ。耳を絞り、自らハミを取って加速する仕草には、闘争心が溢れている。皮膚が薄く見えるほど研ぎ澄まされた馬体は、正にメイチの勝負気配。数値上の実績を、現在の驚異的なデキが凌駕する——「爆発的な激走」の準備は整っている。
最後に
AIという客観的な物差しと、人間が感じる熱量。
この二つが重なったとき、私たちは競馬という名の迷宮の出口を見つけることができるのでしょうか。
明日の午後、中山競馬場の直線で、その答えが明かされます。
AI行使らぼの「Season 2」、いよいよ開幕です。
【最後まで読んでいただきありがとうございます!】
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また、今後もG1レースを中心にAI×ロジックによるガチ検証を続けていきますので、ぜひフォローをして、歴史的(?)な実験の目撃者になってください(笑)
共に、芝の上のドラマを読み解いていきましょう。
