社内ニート解説〜なぜ結婚記念日は思い出せないのか〜
どうも。万年係長です。
現在、金玉岩戸隠れ中につき、
真面目な心理学記事を書きます。
真面目に生きると決めました。
昨今のスベり具合から、そろそろ、
キンタマも飽きられてる気がするんだよね💦
今回は社内ニート心理学シリーズです。
みなさんは、
奥さんや旦那さんとの結婚記念日、
ちゃんと覚えてますか?
今日はその裏に潜む、
記憶心理学の裏側をみてみましょう。
エピソード記憶と意味記憶
記憶には、
長期記憶
短期記憶
上記の2つがあるのは、皆さんもご存知でしょう。
長期記憶は更に
宣言的記憶
手続き記憶
に分かれて、宣言的記憶は、
「エピソード記憶」と「意味記憶」に分かれます。
エピソード記憶は、
「平安貴族のボディガードだった武士が力をつけて、特に強かった源氏と平氏が戦って、勝った源氏が1185年に鎌倉幕府の基礎を築いた。」
のように、ストーリーを伴った記憶です。
特に、場所と時間を伴います。
一方意味記憶は、
「1185年、源頼朝が守護・地頭の設置を朝廷から認められた。」
「1192年、源頼朝が征夷大将軍に任命された。」
と言った、知識としての記憶で、
ストーリーを伴いません。
エピソード記憶は意味記憶に置き換わる?
皆さんは日頃の出来事を、
全てエピソード仕立てで覚えてますか?
いちいち覚えてません。
人の脳は、1日で大量の情報を処理します。
なので、脳は「会議ってのはこういうモノ」という知識のセットを作って、処理を簡素化します。
この知識セットを「スキーマ」と言います。
例えば、「二郎系ラーメン」を想像して下さい。
初めて行くとき、なんか緊張しません?
コールと言われる、
麺の硬さ、油、ニンニクの量の注文方法が独特です。
「どう注文しよう?」と脳のリソースを消費してしまうんです。
でも、常連になると、まるで呼吸をするようにラーメンの注文ができますよね。
すなわち、「ラーメン二郎での注文はこういうモノ」
という知識のセットが形成されるのです。
初めて「ラーメン二郎」に行って、見様見真似で注文して、野菜とチャーシューのピラミッドが現れて絶望した。という経験はエピソード記憶として焼き付きます。
しかし回を追うごとに、
日常の景色に変わっていく。
このように、
エピソード記憶がスキーマに取り込まれ、
意味記憶に変わっていくのです。
結婚記念日はスキーマに取り込まれる。
結婚に至るまでのストーリー、
既婚者の皆さんは覚えていますか?
パートナーがいる方は、付き合い始めるまでのエピソードでもよいでしょう。
「ラーメン二郎の例」と同じで、
初回こそ、結ばれるまでのストーリーを伴ったエピソード記憶としてしっかりと思い出せる。
だけど、結婚・付き合いだしてから何年もすると、
「記念日ってこういうモノ」っていうスキーマが形成され、意味記憶化すると考えられます。
意味記憶は「点」でしかありません。
鎌倉幕府の例で言えば、
「1185年」とか「源頼朝」みたいなもんです。
単体では思い出しづらいですよね。
例えば、仕事のメモを見て、
「田中さん」とだけメモってあって
「田中さんに電話するんだっけ?」
「田中さんが何!??」ってなりますよね🤭
意味記憶化を防ぐ大事なことは、
Every Little Thingが言っています。
My love is foever あなたと
出逢った頃のように
いつまでもいたいね。ときめき大事にして。
この「ときめき」が大事なのです。
エピソード記憶にあって意味記憶にないもの。
教科書的には、
「時間」と「場所」だと言われますが、
私は何より「ときめき」や「情動」だと考えます。
最後に、
「情動」が記憶に与える影響を見てみましょう。
記憶の状態依存
物事を「インプットした」状況と、
物事を「アウトプットする」状況が、
一致している方が成績がよいのを知っていますか?
面白い実験があります。
「陸上で単語を覚える」グループと
「水中で単語を覚える」グループに分けて、
どれだけ単語を覚えているかテストしてみたところ、
陸上で覚えた人は陸上でテストした結果が、
水中で覚えた人は水中でテストした結果が、
それぞれ逆の環境でテストした場合よりも、
好成績だったのです。
上の例は「環境」の一致性ですが、
「情動」の一致性ではこんな例があります。
自宅で勉強してた時は完璧に覚えてたはずなのに、
試験会場で問題に直面したら頭真っ白!
これは、
自宅での「快適」という情動と
試験会場での「緊張」という情動が違うからですね。
もちろん、家と会場という「環境」不一致もあります。
脱線しますが、そういった意味でも、
勉強の段階から本番を想定して
時間を計ってみたり、
会場模試で本番に近い形式で解くことは、
タイムマネジメントだけでなく心理学的にも意味がありますね。
上記のことから、
「ときめき」を大事にすることの意味がお分かりいただけたのではないでしょうか。
結婚した時、付き合い始めたときには、
「ときめき」があった。
時が経つと、それがなくなる。
この情動の不一致が、
記念日を忘れる要因になっているのかも知れません。
最後に
記念日を覚えていてくれたら、相手は嬉しいものですが、忘れてしまうのも人間です。
そこは心理学的背景をもとに、
許してあげるのもよいのではないでしょうか。
そして今一度、
出逢った頃のような、「ときめき」を思い出して、
その時のエピソード記憶に、
思いを馳せてみてはいかがでしょうか🤗

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これからは、心入れ替えて
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