雅なる邪-京都ウィスキーメッセの東国の沼育ち
経緯
盆明けの土日。
修学旅行ぶりに京都に行った。
今の場所なら、いつでも行ける。
だが、これまで気が向かなかった。
文化財や金閣寺などのイメージが強く、観光客がひしめいている印象があったから。
遡ること数か月前。
こっちの知人から京都でウイスキーの試飲会があると誘われた。
酒が弱い割にウイスキーが好みの私にとっては、二つ返事で了承していた。
そして、酔いつぶれたことを見越して安宿を確保する。
上洛
当日。
電車のダイヤが大きく乱れて、当初の友人の合流ポイントを変更し接触。
幸い新快速のボックス席に座ることができた。
コロナの一件か元々の性格からか車内はあまり話さず。
車窓を眺めるか読書をしていた。
京都駅より山科駅から行った方が効率的と判明し、山科駅で降り立った。
周囲を見渡すと山の麓。正直、岐阜県と変わりなさそうな印象だった。
地下鉄に乗り換え、洛中を目指す。

目的地のみやこめっせへ到着。
地下鉄から地上へ上がると途端に京らしさが出る。
アルコールを摂取する以上、道中のコンビニで水を購入。
ほどなくして、ベンチで午前部と思われる参加者が酒の余韻に浸っている。
それを横目に入場する。
入場用のバンドを貰い、各ブースのお酒の試飲をする。
事前知識が少ない状態できたため、ジャパニーズだけと思い込んでいた。
だが、違った。
アメリカンやスコッチなど、多彩のお酒とおつまみが並んでいた。
ツレと辺りの酒を試飲しながらウイスキーに触れる。
当然、いつもの酒も試飲対象も基準点として試飲する。
喫煙所も屋外に用意されていたので遠慮なく享受した。
程なくして私が限界を感じたので、ツレには一言伝えてベンチで余韻を楽しんでいた。
彼は彼でブースを再探索していた。終了時間になり、撤退する。
事前に予約していたホステルのチェックインだけ済ませた。
2段ベッドでツレは上、私は下。下の方が秘密基地のように落ち着く。
一度、仮眠を取ることにした。
内心では、どこかのブースや洛中も探索したい気持ちはあった。
だが、やめといた。
彼はどうやらシャワーを済ませて、さっぱりした格好になっていた。
行動する気がまた戻ってきたので、喫煙所で、ツレと晩御飯をどこにするか相談した。
サイゼリヤにした。無性にイタリアンの口になっている。
具体的にはエスカルゴのオーブン焼き。
天候の雲行きも怪しかったので直行。
腹の虫も収まり、シャワーを浴びて早めに就寝した。

翌朝
互いにのんびりと起床し、近くの銭湯へ向かう。
昔ながらの公衆浴場という佇まい。
早朝のお客さんが引いた頃合いだったためか混雑していなかった。
暑い日に容赦のないサウナに入り、水風呂。そして外気浴を済ます。
ツレと少しはぐれた。まぁ、いいか。
着替えを済まし、表の喫煙所で連絡を試みる。
先に一杯しているようだ。
後で向かうと伝えて定食屋へ行く。
ツレはご飯と一杯ひっかけて、こっちは朝ごはんだけを済ます。
当然だが、定食屋は禁煙なのでコーヒーはどうだとサテンへと誘い出す。
そのサテンは珍しく8割喫煙席2割禁煙席という店だった。
ありがたい。ツレとの雑談を再び交わし、京極をうろついて解散。
喫煙目的で大丸京都のレストラン街まで登る。
帰り際に無料の立ち読みコーナーで『美味しんぼ』70巻 スコッチウイスキー編があった。
ウイスキーについて復習して帰宅をする。
それでよろしいでしょうか、海原先生。

終
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