「100,000円(税込)と書いていたら、実は税抜きで処理されていた」Nさんが、消費税申告でパニックになった
「税込」と書いても伝わらない。消費税の処理方法は確認しないと揃わないって話
「税込み金額を請求していたのに、取引先が税抜きで処理していた」ことが確定申告直前に発覚したNさんの話。
Nさんはフリーランスのイラストレーターです。
請求書には「100,000円(税込)」と書いて送っていました。
自分の中では「10万円もらえる」という認識でした。
課税事業者になって初めて消費税の申告を税理士に依頼した時のことです。
税:「Nさん、今年受け取った金額の消費税部分はいくらですか?」
N:「全部税込み価格で請求していたので、100,000円なら消費税は約9,091円です」
税:「取引先から送られてきた支払調書を見ると、支払金額100,000円・源泉徴収税額10,210円になっています。消費税は0円の処理です」
N:「え?税込み100,000円で請求したので消費税込みのはずなのに」
税:「Nさんの請求書に登録番号がなく、消費税の内訳も明記されていなかったため、取引先は100,000円が税抜き本体価格として処理したようです」
N:「つまり、消費税を取れていなかったということですか?」
税:「取引先の処理方法によって、そういう事態が起きています」
消費税の記載で起きやすいトラブルと防ぎ方
消費税の取り扱いはインボイス制度の導入以降、より明確な記載が求められています。
「税込」とだけ書いても、受け取った側が違う処理をすることがあります。
正しい請求書の書き方
・本体価格:90,909円
・消費税(10%):9,091円
・合計:100,000円(税込)
・登録番号:T〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
この形式で書くことで、取引先が消費税を正しく処理しやすくなります。
インボイス登録事業者であれば、登録番号の記載が必要です。
登録番号がない場合、取引先は消費税の仕入れ税額控除ができないため、消費税なしの取引として処理するケースがあります。
Nさんが整えた新しい請求書フォーマット
Nさんはその後、請求書フォーマットを完全に作り直しました。
本体価格・消費税額・税込合計を3行に分けて明示しました。
そして、インボイス登録番号を上部に記載しました。
「消費税はこちらで正しく申告します」という一文を取引先への説明として添付しました。
N:「フォーマットさえ整えれば、後は毎回コピーするだけ。なんでもっと早くやらなかったんだろう」
正しい請求書の作り方とインボイス対応を、下記の記事でまとめています。
「税込と書けば伝わるでしょ」と思う前に、参考にして下さい↓
→起業する前に絶対知っておくべきお金の話【個人事業主と法人の違いを初心者向けに解説】
→年商1000万円以下の個人事業主が今すぐやるべき3つのこと【経理・節税・消費税を初心者向けに解説】
→法人化すべきタイミングはいつか?判断基準を完全解説【2026年KSK2始動前に知っておくべきこと】
→ 経営初心者のための記事をマガジンにまとめました
最後に一つだけお願いがあります。
僕の記事を読んで、少しでも「参考になった」「自分も変われるかもしれない」と感じてもらえたなら、ぜひ「スキ」を押してください。
それが、僕が毎日記事を書き続ける一番の力になります。
借金1億円、半身麻痺、家族からの信頼ゼロ。
そこから這い上がってきた僕が、今もこうして発信を続けられているのは、読んでくれる読者さんがいるからです。
そして、「もっと続きが読みたい」と思ってくれた読者さんは、ぜひフォローをお願いします。
経営の基本知識や情報発信の具体的なノウハウ、AIツールの使い方、副業で稼ぐための考え方などを毎日発信していきます。
あなたの「スキ」と「フォロー」が、僕を動かす原動力になります!
では!
政宗(マサムネ)
