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「トーベとムーミン展」体験レポ|なんとなく行ってみたら想像以上に深かった【名古屋・松坂屋美術館】

トーベとムーミン展とは?(名古屋・松坂屋美術館で開催中)

名古屋・松坂屋美術館で開催中の『トーベとムーミン展』に行ってきました。

友人に「チケットあるよ」と誘われて、ぶっちゃけ「なんとなく」出かけたんですが……これがめちゃめちゃよかった!

ムーミンの原点やトーベ・ヤンソンの作品世界に触れられる展示で、思ってた以上に深い内容になってました。

今回は、実際に見て感じた見どころや、展示の魅力を写真多めで紹介します。

「トーベとムーミン展」でムーミンの世界を体感できる没入映像エリア
トーベとムーミン展|
『ムーミン』小説・挿絵没入映像エリア

ムーミンの“かわいいだけじゃない”原点を知る油彩画

ムーミンといえば昭和ムーミン世代。

子どもの頃よく見ていて、知ってるつもりだったんですが、会場に入ってまず「えっ!」と足が止まりました。

あのほのぼのとしたムーミン谷の物語が、「戦争の真っ只中」に書かれたものだった。

展示の見せ方が雑誌のコラージュ風でユニーク

作者のトーベ・ヤンソンさんについても、実は全然知らなかったことばかり。

展示を順に追っていくと、彼女がもともと画家を目指していたことがわかります。最初に現れるのは、1930年代から60年代までの「油彩画」。

ムーミンのイメージとはガラッと違う、鮮やかで力強い色彩が並んでいて、「えっ、これもトーベさんの作品なの?」と発見の連続。

1930年代から時系列に展示された油彩画

そのまま進むと、「トーベさんのアトリエ」をイメージしたスペースが現れます。アーチ型の窓からヘルシンキの風景(画像)が眺められるようになっていて、彼女も日々この景色を見ながら筆を動かしていたのかな……。

ムーミンのフィギュアも飾られた
アトリエをイメージした展示スペース

公共施設の壁画が印象を変えたポイントだった

今回いちばん目が釘付けになったのが、「公共施設の壁画」のコーナー!

壁いっぱいに描かれた壁画。花束やお菓子を持って階段を駆け上がるムーミンの仲間たち
小児病棟のために描かれた壁画

第二次世界大戦後の復興期に描かれたというフレスコ画(複製)は、やわらかく明るい色彩。それまでの重厚な油絵とは打って変わって、開放感があります。

映像で紹介される壁画。2面あわせて幅約7メートルの原寸大
動き出す映像で紹介される壁画
「フェアリーテイル・パノラマ」

病院や学校の食堂、保育園といった公共施設のために描かれたからなのか、ムーミンの仲間たちも登場し、動き出す映像演出まであって、カラフルでかわいらしい。

小学校の食堂のために描かれた壁画「青い鳥(複製)」
左端の草むらに潜んでいるムーミン!

没入映像エリアで体感するムーミンの世界

ムーミンの小説に使われた挿絵が四方の壁に映し出される空間。音響も相まって、約4分間の没入感がすごい。

「トーベとムーミン展」でムーミンたちの世界を体感できる没入空間
ムーミンたちの世界を体感できる没入空間

ムーミン原画と“言葉”の展示が一番心に残った

ここから先は、いよいよムーミンの仲間たちが大集合。大量の原画が展示されていました。

第2章は、ムーミンの仲間たちが大集合する
トーベ・ヤンソンの本の世界

ムーミンの原画を間近で見るのは初めて。ちいさな挿絵ひとつとっても、キャラクターの性格や感情、その場の空気感まで伝わってくるようで見入ってしまいます。

この歳になって、子どもの頃見ていたアニメの原画を見られるなんて。胸アツ。

絵本の原画を見る体験という意味では、以前見た「レオ・レオーニと仲間たち」展とも少し重なる部分があった。

コミックスの原画も多数展示

トーベさんが書いた「ムーミン」小説は全9作。

会場には物語ごとのスケッチが展示され、そこにはムーミンの仲間たちの言葉も添えられています。

どれもハッとさせられるものばかりで、つい足が止まってしまいます。

トーベとムーミン展会場にて、ムーミンや仲間たちが描かれた250点以上の作品たち
ムーミンや仲間たちが描かれた250点以上の作品

そして、展示の最後には嬉しいサプライズが用意されてました!

スナフキン「ムーミン谷の夏まつり」原画
スナフキンはトーベさんの恋人がモデルなんだとか!?

ムーミンの仲間たちの言葉が書かれたカードの中から、気に入ったものを一枚選んで持ち帰ることができるんです。

ムーミンの仲間たちの言葉が書かれたカード
お気に入りを1枚、持ち帰れます

壁に並ぶカードを前に「どれにしようか?」真剣に悩んだ結果、展示でも目に止まっていたスナフキンの言葉に決定。

「大切なのは、自分のしたいことがなにかを、
わかってるってことだよ」
スナフキン

トーベとムーミン展会場でもらえる「ムーミンの仲間たちの言葉」カード
最後にもらえる「ムーミンの仲間たちの言葉」

トーベとムーミン展は行く価値ある?正直な感想

誘われるがまま「なんとなく」足を運んだ展示会だったけど、見終わる頃にはムーミンの見え方が少し変わってました。

原点の油彩画から、繊細な原画、そして物語の世界に入り込んだような映像演出。

展示の工夫がどれも面白くて、トーベさんの歩んだ道を知ることで「かわいい」だけじゃないムーミンの深さに触れられた気がします。思いがけないきっかけをくれた友人には感謝。

トーベ・ヤンソンの自画像(油彩)トーベとムーミン展会場にて
トーベ・ヤンソンの自画像
「煙草を吸う娘」

トーベとムーミン展の開催情報・巡回予定(福岡ほか)

名古屋会場はまもなく終了ですが、その後も全国巡回が続きます。

展示構成は会場ごとに多少変わるかもしれませんが、今回見た限りでは、展覧会の大きな流れや見どころは巡回先でも楽しめるんじゃないかなと思います。

【福岡】福岡市美術館
2026年7月4日(土)~8月30日(日)

【兵庫】神戸市立博物館
2026年10月10日(土)~12月13日(日)

【岩手】岩手県立美術館
2026年12月26日(土)~2027年2月28日(日)

【神奈川】横須賀美術館
2027年3月13日(土)~5月9日(日)

トーベとムーミン展 展覧会情報

【トーベとムーミン展 〜とっておきのものを探しに〜】
会場:
松坂屋美術館(松坂屋名古屋店 南館7階)
会期: 2026年4月25日(土)〜2026年6月14日(日)
開館時間: 10:00〜18:00(入館は17:30まで)
料金: 一般 1800円 高校・大学生 1300円 小・中学生800円、未就学児無料
URL:公式ホームページ

「トーベとムーミン展 〜とっておきのものを探しに〜」展示風景

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。


それではまた次のnoteで!


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柴田誠@マックデザイン 最後まで読んでいただきありがとうございます! 「スキ」や「コメント」めっちゃんこ嬉しいです デザインのご相談も大歓迎! こちらのWEBからお気軽にどうぞ https://www.mcdesignbkk.com/

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